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どうする?日本経済

2017/10/16

NICeなビジネスプランコンテストの勝ち抜き方

今年で5回目を迎える「NICeなビジネスプランコンテスト」。 すでにエントリーの受け付けが始まっており、 全国各地から次々とビジネスプランが事務局に届いている。 プランは、事務局による一次審査を経て、最大15件が二次審査に進む。 二次審査は5名の審査員が採点を行い、合計点数の高い順に5件が、 12月9日(土)に開催されるファイナルステージに進出する。 ここで、このコンテストを「勝ち抜くためのコツ」を披露してみたい。
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2017/09/18

衰退産業に、ビジネスチャンスあり!

【笑い話の昔話。米国に『デニーズ』があった!】 バブル経済の余韻が強かった1990年代前半、 アメリカに出張した私は、胸を熱くする光景に出くわした。 町の中心部で『デニーズ』を見かけたのだ。 戦後45年強、日本の外食産業は、ついにここまで成長したか……。
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2017/08/16

新幹線整備は、災害対策と経済成長を両立させる

今年度の出張スケジュールを確かめてみたら、 福島県いわき市に計25日、茨城県水戸市に計10日ほど出掛けることになっていた。 この2地域と東京は、いずれもJR常磐線で結ばれている。 「ひたち」という特急も走っているし、乗り換えもないので助かりはするが、 そうは言っても、所詮は在来線、けっこうな移動時間を要する。
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2017/07/14

伝統工芸は、古くて新しいキラーコンテンツ

知人から、鶴柄の蒔絵が施された輪島塗のお碗を二客頂戴した。 「こんな高価なものを……」と驚くと、知人は高価じゃないと笑った。 「知り合いの職人さんが、もう売れないからと、安く譲ってくれた」と言う。 傷物でも何でもない。要するに需要がないという意味だ。
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2017/06/19

「脱デフレ」は、本当に幻想だったのか?

流通大手のイオンは、2018年2月期の営業利益が1847億円に達し、 連結純利益は前期比33%増の150億円になるだろうと発表した。すごい勢いだ。 数年前、和歌山市に出張した際、イオンモール和歌山のオープンと重なり、 大渋滞に巻き込まれて、ひどい目にあったことを思い出した。
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2017/05/14

熊本をショック・ドクトリンから守りたい

今年の2月中旬、熊本市の中心地にあるホテルに宿泊した。 客室の眼下には熊本交通センター(バス総合発着所)が見える……、 はずだったが、そこは巨大クレーンがひしめく更地になっていた。 私はてっきり、復旧工事を進めているのかと思ったが、 聞けば、もともとその土地を再開発する計画があったのだそうだ。 計画の正式名称は「熊本都市計画 桜町地区第一種市街地再開発事業」。
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2017/04/18

小規模事業者に、構造改革の恩恵はない

先日、所用があって大阪府内のとある市役所を訪れた。 必要な文書を発行してもらい、帰途、その領収書を眺めて驚いた。 「○○市役所市民課 収納業務受託者 (株)○○○」。 そこには有名な民間企業の社名が印字されていた。 自治体業務の外部委託はそこまで進んでいたのか……。
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2017/03/20

増田紀彦という名に隠された産業競争力向上の秘密

私の氏名に、日本の産業競争力強化のカギが潜んでいる、という話。
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2017/02/21

反グローバリズム時代が始まった!

半世紀ほど前のエピソード。 1969年1月、ロンドンのとあるビルの屋上から、突如、大音響が鳴り響いた。 あのビートルズの最後のライブとなった、ルーフトップ・コンサートだ。 このコンサートにおいて、3回も演奏されたのが、 後期ビートルズのヒットナンバー、『ゲット・バック』である。 実はこの曲、当初は『Don’t Dig No Pakistanis』というタイトルだった。
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2017/01/21

NICeなビジネスプランコンテストは、未来を照らす

今年で4回目を迎えたNICeなビジネスプランコンテストのグランプリは、 イベント参加者全員の投票の結果、群馬県の萩原涼平さんによる、 『孤独な高齢者を救う! Zoomを活用した会話型見守りサービス』に決定した。
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2016/11/04

災害対策こそ、デフレ脱却の突破口

台風が猛威を振るっている。 従来、台風上陸など無縁と思われていた北海道や東北の被害も大きい。 地震列島ニッポンは、同時に台風列島ニッポンでもある。 日本国民の生命と財産は、常に自然の脅威にさらされている。
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2016/06/20

財政破綻論に負けるな被災地、負けるな日本!

「今の借金を孫たちに背負わせていいのか?」 「このままでは、日本は破綻するぞ!」 ギリシャ危機が勃発した当時、それに「あやかる」ように、 当時の日本政府は、「ウチだって苦しいんだ」と騒ぎ出した。 その際に利用されたのが、日本国債の発行残高だ。
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2016/05/15

本当の女性活躍推進とは?

待機児童問題がホットだ。 今回は「保育園落ちた日本死ね」のネット投稿が火をつけた格好だが、 言うまでもなく、保育園不足は今に始まったことではない。
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2016/04/20

TPP廃案!? 政治は水物。真の武器は知恵と仲間

3月16日に首相官邸で開かれた国際金融経済分析会議で、 コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授が、 「消費税率10%の引き上げに反対意見を述べた」と大々的に報道された。 私は景気回復のためには、消費税増税は見送るべきと主張してきた。 そういう意味では、教授の意見は「我が意を得たり」の感もあるが、 このタイミングでのこの発言と報道は、 いかにも5月のサミット対策、7月の参院選対策との印象をぬぐえない。
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2016/03/21

太陽光発電よりも大切なこと

九州の宮崎県を列車で移動していると、 線路と並行してコンクリート製の高架が延々続く様子が目に入ってきた。 リニアモーターカーの実験場跡である。遺物となってしまった高架だが、 今、そこにはおびただしい数の太陽光発電パネルが設置されている。 九州といえば、「太陽光発電の接続を保留する」と発表した、 2014年の「九電ショック」を思い出す。
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2016/02/09

全国津々浦々に、屋台村を!

私は1年の半分近くを出張先で過ごす。 重い荷物を抱えての移動はこたえるが、 それでも、ご当地の料理や地酒を堪能できる悦びは大きい。 今年の出張の皮切りは、福島県のいわき市だった。 いわき市には毎月足を運んでおり、お気に入りの店も少なくないが、 必ず「2軒目」にお邪魔するのが、 いわき駅前の「夜明け市場」にある「じゃじゃ馬」だ。
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2015/12/29

NICeなビジネスプランコンテストは、日本を救う

第3回NICeなビジネスプランコンテストのグランプリは、 22歳の野口智瑛さんと24歳の大塚眞さんとが取り組む、 ビジネスプラン名『千年ジャケット』に決定した。 同プランは新潟県の魚沼地方で培われてきた、 十日町絣や十日町紬、十日町友禅などの染織技術を活用して、 和服ではなく、洋服(男性用ジャケット)を製造する取り組みであり、 すでにいくつもの製品が世に送り出されている。 私も実物に袖を通させていただいたが、風合いのなせるわざか、 緊張感と解放感とが同時に伝わるような心地好さを感じた。
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2015/11/17

まずは爆買い集団を我が町へ!

和歌山県民や関西圏の方々はご存じのことと思うが、 和歌山市中心部に古くからある大商店街「ぶらくり丁」は、 いまや「衰退した商店街」の代名詞のように語られる存在だ。 実際、私の子供の頃の記憶では、 ぶらくり丁は大阪の商店街に引けをとらない活況を呈していた。
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2015/09/23

日本のキラーコンテンツを支える「二次創作」を護れ

「あれは名声欲と金儲けのために描いている」。 ――手塚治虫のこの言葉を目にしたときは驚いた。『鉄腕アトム』のことだ。 今になれば、手塚の葛藤が言わせた皮肉であるとわかる。 アニメ化された『アトム』は、それこそマッハ5の高速で手塚の手を離れ、 原作とはほど遠いストーリーのもと、絶大な人気を博した。
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2015/08/18

何のためにSNSを使うのか?

私のこの1年間は、まさに「福島県漬け」だった。 365日のうち151日を福島県内で過ごしていた。 福島県庁が推進する「地域産業6次化戦略」のお手伝いをしているためだ。 もっとも福島県は日本で3番目の面積を有し、 浜通り、中通り、会津と、大きく3つのエリアに分かれ、 東京からの交通手段もそれぞれ異なるため、 「いつも同じところにいた」という感覚はない。 ところが最近、福島県全域を結ぶ共通点に気づいた。 この1年間で会話をした福島県民は500人を超えるはずだが、 誰一人、私に「Facebookをやっているか?」と尋ねてこなかったことである。 たったの一度もない。
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2015/07/28

外国人旅行客を地方へ!

通い詰めると言ってもいいほど、90年代、よく香港を訪ねた。 「食在香港」「購物天国」の惹句どおり、 私は、朝から晩まで食べまくり、市街の北から南まで買い物に歩いた。 やがて友人もでき、今度はその友人に会うためにまた出かけた。 しかし最近、香港の友人と会うのはもっぱら日本だ。 私と友人の交流の変遷は、日本の国際収支の変遷と重なる。 かつて香港でよくお金を使っていた私だが、 今は反対に友人が日本でよくお金を使う。
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2015/07/01

あきらめるな! 大阪経済再興

「大阪都構想」の是非を問う住民投票が5月17日に行われ、 賛成69万4844、反対70万5585と、僅差で反対が賛成を上回った。 同日夜のニュース番組のインタビューに応じた大阪市民はこう言った。 「橋下市長の独善的なやり方が嫌いだから、反対」と。 なるほど。「都構想」の是非を問う住民投票だったが、 実際には、橋下市長の是非を問う色彩も強かったようだ。 ひっくり返せば、橋下市長が好きだから賛成した人もいるということだ。 いるどころか、むしろ橋下嫌いより橋下好きのほうが多かったと私は思う。
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2015/06/20

エンゲル係数上昇に潜むチャンス

「高い低い」と、会話の中によく登場するエンゲル係数。 ご存じのとおり、エンゲル係数は、家計支出に占める飲食費の割合であり、 収入が増加するほど飲食費率が低減するというエンゲル法則の基準となる数字だ。 ところで日本のエンゲル係数はどのように変遷してきたのだろう。 終戦直後には、2人以上世帯でおよそ66%に達していた係数も、 戦後復興→高度経済成長とともに下げ続け、 1980年には、ついに30%を下回った。
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2015/05/19

「上野」を地方創成推進の拠点に!

北陸新幹線開通のニュースで賑わう3月14日、時同じくして 前日までJR上野駅を起点にしていた宇都宮線、高崎線、上越線、 常磐線などが、東京駅まで延伸された。 「北の玄関口」と言われた上野駅も、ほぼその使命を終えた印象がある。 「うえの~~ うえの~~~~~~~。終点、上野です」。 1958年(昭和33年)の東京を描いた映画『三丁目の夕日』の冒頭で、 このアナウンスが流れる。
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2015/04/02

「農協改革」は、誰のためのものか?

まずは以下の文章をご覧いただきたい。 「これまで、JAグループの金融事業を金融庁規制下に置かない理由として、 金融庁規制下の金融機関と異なり、不特定多数に事業を行わないことが挙げ られてきた。しかし、JAグループの金融事業は実質的に不特定多数に事業を 行っている状況が長く続いている。もし平等な競争環境が確立されなければ、 次の規制などを見直し、JAグループの金融事業を制約するべきである」。
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2015/03/08

「合成の誤謬」から「合成の飛躍」へ!

ある人は自動車が好きだ。ならば、その人は、 自動車の「部分」であるハンドルやタイヤも好きだ……、 ということには決してならない。 全体が好きだから、部分まで好きだと考えるのは過ちである。 これを「分割の誤謬」という。 一方、ある人はハンドルが好きでタイヤが好きだから、 その人は自動車が好きだ……。 そう考えてしまうのは、「合成の誤謬」である。 経済学では、「合成の誤謬」はよく知られた言葉だ。
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2015/01/20

少額資金は、日本政策金融公庫の融資で!

あの日のことは、鮮明に覚えている。1987年の秋だった。 生まれて初めて、銀行に融資を申し込みに行った日のことだ。 その年の2月、私は広告業を営む会社を設立した。 業務には自信があったが、会社経営など無知もいいところ。 そのツケがスタートからわずか半年でまわってきた。 運転資金に窮してしまったのだ。 年間の収支計画を綿密に立てていれば、そうなることは予測できたはず。 それをせず、実務に没頭していて気付いたら、お金が消えていた。 万事休す。華々しくデビューした会社も半年で倒産なのか……。
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2014/11/19

ヘルスケアは地域産業が担う!

「地域ヘルスケア」の文字が入るファンドが今年、相次いで組成された。一つ目は『地域ヘルスケア成長ファンド』(以下、『成長ファンド』)。日本政策投資銀行と三菱UFJリースが5月に組成した投資組合である。 「健康・医療産業の中核的存在である医療機関等においては、老朽化した病院の建替や医療機器の更新等による医療機能の高度化、今後の地域環境に対応した医療体制の構築に向けた取り組みが進められている」 として、医療機関を対象に資金を供給する。二つ目は『地域ヘルスケア産業支援ファンド』(以下、『支援ファンド』)。こちらは地域経済活性化支援機構が旗振り役となり、同機構の子会社や都銀、地銀などが9月に組成した投資組合である。どちらのファンドの総額も100億円。 両ファンドは名称こそ似ているが、投資対象が異なっている。
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2014/10/19

国内新車販売台数を伸ばそう!

若い時分、「なぜ働いているのか?」と問われれば、 表向きの答えは別として、本音は「いいクルマが欲しいから」だった。 そんな私も東京への転居を契機に自家用車の保有をやめた。 東京の道路事情はあまりに窮屈。半面、公共交通網は充実している。 有形無形のコスト負担を考えれば、マイカーは必要ないと考えた。 とはいえ、自動車産業には大いにエールを送る私である。
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2014/09/22

”観光立県”沖縄の課題解決のための一案

台風8号が沖縄県の本島地方と宮古地方を襲った7月8日、私は東京の自宅のテレビで、現地からの中継をジッと見つめていた。同県の宜野湾市に広がるタイモの水田が気になっていたからだ。 実は台風が来る前日の7日まで、私は那覇市に滞在していてその間に、沖縄特産のタイモの栽培地見学に出かけていた。タイモはサトイモの変種で、高温・多湿・多日照を好むため、国内では沖縄県や奄美地方だけで生産される貴重な品種である。
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2014/08/21

列島改造論の根底に流れていた理想

田中角栄元首相が他界してすでに20年。 今では、元首相が提唱した「日本列島改造論」を知る人も少ないだろう。 もっとも、政府が高速道路や新幹線による高速交通網の整備を、 熱心に推し進めてきたことは、多くの人が知るところだ。 その政策の根拠になっていたのが、列島改造論である。 当時、国を挙げて取り組んだこのプランは、 地価の上昇を引き起し、ついにはインフレを発生させてしまう。 また、結局「儲かるのは土建屋だけ」という批判を招き、 それが、後々の「公共工事は悪」というイメージの元にもなってしまった。なぜ、列島改造だったのか。
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2014/07/04

小規模支援法をテコに、頑張れ商工会!

経済産業省は、現在開会中の通常国会に、「小規模基本法案」と「小規模支援法案」を提出した。我が国385万の中小企業の内、約9割が小規模企業であるにも関わらず、そこに特化した支援施策は極めて乏しい現実がある。それもそのはず。支援策を講じるための根拠法が存在しないのである。そういう意味では、ようやく日本経済の裾野を支える「根拠」が出来る。それはそれで喜ばしいことだが、それにしても……である。
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2014/05/18

配偶者控除見直しには、起業で応えよう!

配偶者控除の見直しが取り沙汰されている。 配偶者控除とは、納税者の配偶者に収入がなかったり、少なかったりする場合、納税者の所得から一定額を控除する制度のことであり、現行では、配偶者の年収が103万円以下、もしくはゼロなら、納税者の年間所得から38万円が控除される。もっとも103万円が絶対的な限度というわけではなく、最大141万円まで、9段階に分けて納税者の所得が控除になる。 現在、配偶者控除の適用を受けている人は全国で1400万人。また103万〜141万円枠の配偶者特別控除を受けている人も100万人に達し、両方を足した減税額は6300億円になっている。
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2014/04/16

女性の起業支援を手厚くすべき理由

【問われる「斯業経験」の有無】  「斯業(しぎょう)経験」という言葉がある。「現在の事業に関連する事業の経験」といった意味合いで、 資金融資などにからみ、「斯業経験があるか」のように用いられる。つまり融資する側は、融資を望む人が、「その仕事(それに近い仕事)をしたことがあるのかどうか」を、融資判断の目安にしているということだ。実際、日本政策金融公庫論集12号に掲載された、『開業者の斯業経験と開業直後の業績』に、 「開業者にとって斯業経験は極めて重要である。斯業経験は事業機会を発見する場であるとともに、事業を営むために必要となる様々な経営資源を獲得する場でもあるからだ」と公庫総研研究員が記し、その論を調査分析によって裏付けている。
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2014/03/16

カジノは経済成長の特効薬か、劇薬か?

沢木耕太郎の『深夜特急』を読んだのは1987年頃だった。この長編ルポの冒頭で描かれていたのが、マカオでの日々である。単身での海外放浪自体がある意味ギャンブルなのに、そのうえカジノに出入りする著者の「自由闊達」ぶりに、まだ山っ気がたっぷりだった年頃の私は、大層興奮したものだ。 ページを繰りつつ、私もマカオのカジノに行ってみようと思った。そして実際に行った。今振り返ると、数えきれないほど出かけている。
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2014/02/03

創業支援フルコース時代到来に備えよ

12月初旬、宮城県石巻市にお邪魔し、女性向けの起業セミナーを開催した。「被災地こそ起業という選択肢が必要」という当方の考えを理解され、主催を引き受けてくれた石巻市役所の方々に深く御礼申し上げたい。しかし当初は、「起業というテーマで、市民が、しかも女性が集まるのだろうか」と、石巻市の担当の方も不安だったそうだ。だが、ふたを開けてみれば、20名以上の女性が会場に詰めかけた。そのセミナーの最後に登壇したのが、日本政策金融公庫の担当者だった。 同地で起業セミナーが開催されることを知った公庫が、「創業者のための融資制度の説明をしたい」と申し出てきたのだ。
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2013/12/05

地方が伸びる国家戦略特区であれ

安倍政権の成長戦略の柱である、国家戦略特区法案が国会審議に入った。 成立すれば、年明け以降、全国に3〜5カ所の特区が誕生する見通しだ。 過去の特区(構造改革特区や総合特区)は、 自治体などからの提案を受けて省庁が対応するボトムアップ型制度だったが、 国家戦略特区は、案件当初から国が積極的にコミットしていくものだ。 厳密には、国と自治体と民間事業者が当初から参加する。 つまり、実現力を高め、成果の大きさを求めるのが新制度の狙い。 というが、本当に日本経済全体を浮揚させる引き金となるのだろうか。
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2013/11/06

年金不透明時代を、起業で生き抜け!

9月末、独立・開業情報誌の『アントレ』(リクルート社)が、 先輩起業家と起業希望者との懇談会を開催した。 独立や開業にまつわる本音のぶつけ合いは、価値ある取り組みだ。 その日の先輩起業家の中に、人材紹介業を経営する50代前半の男性がいた。 聞けば、まだ開業1年という。なぜ、その年代で開業を?
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2013/10/15

2020年東京(+全国)五輪」を開催しよう!

2020年オリンピックとパラリンピックの東京開催決定は、 何とも晴れがましい気分にさせてくれるニュースだった。 だが、ある友人がこんなことを言っていた。 「五輪は人質だ」と。 なるほど、うまいことを言う。 おえらいさんたちの仕掛けになど、乗りたくもない。 だが、きっちり開催しなければ、世界に対する日本の恥になる……。
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2013/08/22

「税込み」要求は「相思相愛」で跳ね返せ!

8月の気温と円の対ドルレートが、あと1割下がってくれたらと、 フーフー言っているうちに、今度は消費税率アップに悩みそうだ。 やはり来年4月に引き上げるのか、 それとも、経済がしっかりするのを持って、上げるのか……。 私は、増税後の消費冷え込みが怖い。 この国の個人も企業も、不景気にすっかり慣れてしまっている。 増税すれば、誰もがアッという間に財布の紐を締めてしまうだろう。 ということは、「上げるぞ、上げるぞ」と脅かしておいて、 来年4月増税の見送りを発表したらどうなるだろう?
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2013/07/22

投票率低下と新自由主義

このコラムが皆さんの目にとまる頃には、新たな政治地図が完成している。 参議院の議席の割り振りは、大方、マスコミの予測どおりだと思う。 むしろ私が気になっているのは、投票率の行方だ。 (これを書いているのは、投票日の3日前)
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2013/06/22

規制緩和に屈しない地方中小企業のあり方

秋田県の由利本荘市は、歴史と自然に恵まれた美しい町だ。 ご縁あって、この町の池田薬局から長いこと薬を取り寄せている。 先日、同地で仕事があったため、直接店舗を訪ねて薬を出してもらった。 「東京から来た」という私に、スタッフの方々は親切だった。 池田薬局は由利本荘市を中心に、秋田県内20カ所に店舗を展開する、 地方としては大手の薬局である。大きいだけではない。 創業が明治38年というから、いわゆる「百年企業」だ。
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2013/05/22

ドイツ中小メーカーの海外戦略に学べ!

私事で恐縮。4月に自宅を移したのだが、 転居先にはキッチン設備がほとんど備えつけられていなかったため、 新たにシステムキッチンを購入することにした。 ここで悩ましいのが、自動食器洗浄機の選択だ。 この間まで暮らしていたマンションで使っていたのは国産製品。 その前に使っていたのは、ドイツのバウクネヒト社製品だった。 バウクネヒトの食洗器は優れていたが、 残念ながら同社が日本から撤退してしまい、メンテができなくなった。 それで国産を使ったのだが、性能はドイツ製と比べると、劣る……。 そうやって思案しているうちに思い出したことがある。
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2013/04/22

投資よりも魅力的な商品やサービスを!

AとBという2人の人物がいて、それぞれの財布には150円入っている。 ちょうど2人とも喉が渇いたので、清涼飲料水を買うことにした。 清涼飲料水の価格は1本150円。 AもBも、ピッタリ持っていたので購入。販売側には300円が入った。 1カ月後、投資の得意なAは株式売買で儲け、財布には200円入っている。 一方、非正規雇用のBは賃金が下がり、財布には100円しか入っていない。 またまた2人は喉が渇いた。 先月と同じように、Aは1本150円の清涼飲料水を買って飲んだ。 ところがBの所持金では清涼飲料水を買えないため、Bは我慢した。
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2013/03/21

君よ、負け戦に臨み給うことなかれ

「ふすま」をご存じだろうか。 小麦を製粉する際に取り除かれる皮の部分のことで、 家畜の飼料にするほか、キノコ類の菌床栽培などに用いられている。 これを製造する製粉会社にとっては、 元来「捨てる部分」だったものが商品になるのだから、ありがたい話だ。 20kg袋に詰めて、どんどん出荷していく。 とはいえ「ふすま」は所詮、小麦の皮。非常に軽い。 メーカーは圧縮を重ね、ペレットにして何とか1袋20kgを達成している。 ところが今後はどう頑張ってみても、 1袋に20kgを詰めることは困難になるという。 なぜか?
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2013/02/22

妥協ではなく、協調で未来を切り拓け!

「たかだか10円か15円の円安で、いちゃいちゃ言うのは筋がおかしい」。 先月、麻生太郎副総理兼財務・金融大臣が独特な言い回しで 円安傾向に関する海外からの批判に反発を示した。 リーマン・ショック前後に対ドルで100円付近だった円相場が、 75円付近まで上昇する間、ドルやユーロに対して、 日本は「ひとことも文句を言わなかった」と。 こういう威勢のいいコメントは、巷では大いに歓迎されるかもしれない。 だが、ドルの下落に対して「ひとことも文句を言わない」のは、 日本が寛大だとか、鷹揚だとか、そういった理由からではない。 そういう約束を、米国をはじめとした主要国と取り交わしているからだ。
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2013/01/21

政治は、経済活動の応援団に過ぎない

自公政権の経済政策に関するアピールには、すさまじいものがある。 その可否はさておき、ニュースを見ていると、 自民党と民主党の「経験の違い」が浮き彫りになっている。 とくに、財務省とのやりとりに、その違いがよく表れている。
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2012/12/21

経済統計の矛盾や問題点にこそ、チャンスあり!

一定期間中に一国において作り出された付加価値の合計を、 GDP(Gross Domestic Product:国内総生産)と呼ぶことは周知の通り。 そして、この価値を通貨単位で表すこともご存じの通りだ。 つまり、価格が付される価値がGDPの対象になるのだが、若干の例外もある。 農家が自家消費した生産物の価値が、そのひとつ。 例えば、ある米作農家が、ある年に500kgの米を収穫し、 そのうち400kgを出荷して、残り100kgを家族で消費したとする。
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2012/11/19

トンチンカンな「TPP議論」(議論になっていない)

芸能人と政治家と評論家がいっしょくたになって、 TPPの是非(みたいなこと)をテレビで延々論じ合っていた。 あまりにもいいかげんな論調の応酬に嫌気が差し、チャンネルを変えた。 ◆デフレ下で安価な品物を大量に輸入したら、日本経済はどうなるのか? ◆日本経済にメリットがあるとして、それはどう国民生活に還元されるのか? ◆なぜ、アメリカはこの枠組みに強い執着を示し、日本を強く誘うのか?
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2012/11/17

世界にとっての中国

かつてイギリスはマンチェスターやリバプールに工業地帯を設け、 そこを拠点として世界に製品を送り出してきた。 かつてアメリカはデトロイトやピッツパーグに工業地帯を設け、 そこを拠点として世界に製品を送り出してきた。 かつて日本は京浜、中京、阪神、瀬戸内、北九州に工業地帯を設け、 そこを拠点として世界に製品を送り出してきた。 そして21世紀。
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2012/05/25

変わりゆく環境に適応できる起業家たれ!

「生き残る種というのは、 最も強いものでもなければ、最も知能の高いものでもない。 変わりゆく環境に最も適応できる種が生き残るのである」 進化論で知られるチャールズ・ダーウィンの有名な言葉です。 「変わりゆく環境」……。 21世紀を迎えて十数年。 世界も日本も、この言葉を否が応でも実感する日々です。 むしろ、それを実感できていない人がいるとしたら、 その人はすでに「生き残る種」ではない、ということでしょう。
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2012/05/11

欧州情勢を受けて

緊縮財政を推進してきたフランス・サルコジ政権が敗北。 ギリシャも同様の展開となったことは、ご存じのとおり。 緊縮財政という言葉、儒教的な価値観が残る日本においては 何となく正しいことのようにも受け止められるが、 「我慢をもって徳とする」ことが正義ではない諸国において、 緊縮財政路線とは、政権の無能の証明と判断されるのかもしれない。 ところで、この緊縮財政とは、どういうことか?
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2012/02/14

【たかが】200万円【されど】

「2.11 NICe大宴会in福島」に関連して、 福島県内で使われた金額の話です。 宴会に参加し、ホテルに泊まり、二次会に参加し、 さらに三次会、四次会と繰り出し、 宴会に出店された方々の品物や、市内のお店でお土産を買い、 それらを宅配便で送り、 翌12日、日帰り温泉を利用し(そこでタオルも買い)、 お昼ごはんなどを食べた金額を推定で足していったら、 おおよそ200万円くらいになっていました。 もちろん、NICeが支給する福島までの交通費は含まず、 純粋に福島県内で使われたお金の総額です。 この金額だけを見ると、小さい数字に見えると思います。 たかだかクルマ1台分の金額です。 でも!
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2011/12/30

空気と利益

サラダコスモの中田社長にお会いしたのは、13年前のことだ。 その頃の私は、まだ、バブル崩壊の後遺症に苦しめられていた。 くる日もくる日もお金の心配ばかり……。 幹部社員たちに詳細な財務データや営業データを配布して、 がんばれ、売れ、稼げ、コストを下げろと、叱咤激励の毎日だった。 楽しかろう、はずもない日々である。 そういう中で、聞かされた中田社長の言葉は衝撃的だった。
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2011/12/29

儲けの秘密~模倣困難性~(下)

前半では、 儲けの秘密とは、競合他社が「真似をしたくてもできない」、 事業の模倣困難性にあずかるところが大きいことを示し、 その事例として、私自身が手がけた『リクルート発刊『独立事典』を取り上げた。
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2011/12/28

儲けの秘密~模倣困難性~(上)

同業他社が羨むほどの強力な商品・サービス、 ないしは事業というものがある。 「そういうものを作ると、そんなに売れるのか。ではウチもやろう」 と、同業他社は考える。 だが、本当にやろうとしてみると、早晩、頓挫する羽目になる。 「ダメだ。我が社ではできない……」と。 そして、首をかしげる。 「あの儲かっている会社は、なぜ、そんなことができたのか?」と。
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2011/11/01

各国の食糧自給率を知った上で議論しよう

TPPをめぐり、ようやく最近になって、、 「農業だけの問題ではない」という情報が出回るようになった。 ちなみにTPPとは何かについては、 私の.10月18日の日記、「TPP議論を主体的な日本づくりの機会に!」 に、端的にまとめているので、 そちらをぜひ、ごらんいただきたい。 そのうえで、もう一度、農業問題。
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2011/10/30

TPPで国会議員が真っ二つ。だが!

かっこよくいえば、国論二分である。 私が知る限り、党派を超えて、ここまで賛否がわかれた議論はないし、 紹介議員が356人もいる請願は、実際かつてない。 とはいえ、普通に考えれば、この状況はおかしい。
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2011/10/24

なぜ韓国はTPPに参加しないのか?

本日10月24日、経団連の米倉会長と会談した玄葉外務大臣は、 「交渉に入らないと得られない情報もたくさんある」と述べ、 TPPに前向きな姿勢を示したことがニュースで報じられた。 いよいよ、TPP議論が本格化してくる様相である。
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2011/10/15

TPP議論を主体的な日本づくりの機会に!

TPPに関心を持つ人が増えてきた 9月19日開催の「NICeチャリティーセミナーin鹿児島」や、 9月23日開催の「NICe全国定例会in名古屋」での基調講演において、 その3分の1ほどの時間を、「TPPの本当の狙いは何か」に割いた。 端的にいえば、いま、起きているTPP問題とは……、
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2011/08/24

当事者意識はいらない。当事者なのだから

東海テレビの破廉恥な番組スタッフへの怒りが渦巻いたのは最近のこと。 同社の情報番組のプレゼント発表コーナーで、 岩手県産米の当選者を「セシウムさん」などとボードに書いて放送した事件だ。 それにしても、あの心ない「おふざけ」を発案した人は、 いったいどんな気持ちからだったのだろう……。 悪く取れば、放射能汚染など、他人事だと思っている。 ないしは、仕事柄、「事件ボケ」を起こしてしまっている。 あえて好意的に取れば、異常事態に過剰反応してしまっている……。 真実など知るよしもないし、またそれがどのような理由だろうと赦免される話でもない。 それはさておき、私がこの事件を知ったとき、最初に感じたのは、
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