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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ〜ん なるほどねえ」110 不老の秘策



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<最近の発見> 不老の秘策
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40年ぶりに、高校時代のクラブ活動の仲間たちに会った。
おかげで「昨日のことは思い出せないが、昔のことなら思い出せるさ」、
という、私のささやかな自負は、木端微塵に吹き飛ばされた。

3年生の時の記憶が、ほとんどないことが判明してしまったのだ。
担任が誰だったかわからないし、C組だったかF組だったかもあやふやだ。
「たぶんC組だった」と口にしたら、同窓生たちから唖然とされた。
「おいおい増田、クラス名はアルファベットじゃなくて数字だぞ」。

さすがの私も、この事態には打ちのめされた。
すっかりぼけてしまった、という意味で驚いたのではなく、
自分は、「そこまで学校に興味がなかったのか」という意味において。

記憶していることと言えば、
同級生たちの名言や迷言と、その頃自分が何を悩んでいたか、だけ。
でも、十分だ。
他者の言葉に刺激を受け、自らの至らなさに目を向ける姿勢を、
10代のうちに得られたことは、果報である。

結局のところ過去は、脳の中にある。
脳は、今と明日をよりよく生きるために、記憶をコントロールする。
肝心なことは、脳が「記憶に留めたほうがいい」と判断するような経験を、
若いうちに積んでおくことだ。反対から言えば、
そういう経験を積み続ける限り、人生はいつでも「若いうち」だ。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第110号(2016/10/14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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