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vol.84【増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」第8回:空き家が増えれば、みんなが儲かる? 】



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                        2019.3.11 
   「つながり力で起業・新規事業!」 メールマガジンVol.84

     起業支援ネットワークNICe /

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このメルマガは、NICeの活動に参加された方々、
またはNICe代表理事・増田紀彦と名刺交換をされた方々、
および全国の起業家、経営者、農林水産事業者、起業・創業希望者、
地域振興関係者、中小企業支援・創業支援機関、
一次産業支援機関の方々へ送信しています。

  ┃目┃次┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 
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【1】 シリーズ
    増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」

    第8回 空き家が増えれば、みんなが儲かる?

【2】 「pickup! NICeな仲間の日記から」

    1月最優秀日記 くまたくさん(埼玉県)
    「目利きの母とメルカリで儲ける」

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   増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」
 
     第8回 
     空き家が増えれば、みんなが儲かる?
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今さら言うまでもないが、我が国の空き家問題は深刻だ。
2013年調査では、全国の空き家数は820万戸、率にして13.5%だった。
この数字自体、とんでもないが、
野村総研の予測によれば、住宅の除却・減築が進まない場合、
2033年の空き家数はおよそ2150万戸までに増加するという。
率に換算すると、実に30.2%!
およそ3件に1件が空き家……。全国ゴーストタウン化への道である。

なぜ、こんなことになってしまったのか?
むろん要因は複数ある。

何と言っても新築物件供給の勢いが止まらないことだ。
それ比して、中古物件の信頼性が低いことも大きい。
また、地方在住者の大都市圏移住も大きな要因だ。

一方、空き家処分に関する意思決定ができない人の増加も見逃せない。
高齢になり判断ができない、その高齢者が亡くなっても相続関係者が多く、
あるいは相続関係者の一部の所在が不明などの理由で判断が下せない。
こういう状況も拡大している。

だが、要因はまだある。空き家を取り壊して更地にすると、
固定資産税は最大6倍、都市計画税は最大3倍に跳ね上がってしまう。
「こりゃたまらん」と誰だって思う。
古屋を解体して新しい建物を建てて誰かに貸したら……なんて話は、
大都市周辺でしか成り立たない。

そこで国も動いた。
明らかにひどい状態で放置されている空き家を「特定空き家」に指定し、
一般の空き家より高い税率を課すように制度を変更したのである。
そうなると、空き家のある場所から遠く離れて生活している人は大変だ。
飛行機や新幹線を使って、草むしりに行かなければならない。
だから、空き家管理ビジネスが伸びる。

所有者は、それら代行業者に管理を依頼して高額課税を回避。
だが、結局、税率は下がっても管理費が発生するわけで、
それなら、「お願いついで」に、
その建物を民泊施設として使ってもらおうと考える。

かくして、民泊市場は成長する一方。

ここに多くの業種のチャンスが広がっている。
民泊代行や申請代行、案内・斡旋サービスはもちろん、
リフォーム、看板、保険、通信、宅配、荷物預かり、
リネン、清掃、宿泊雑貨、翻訳・通訳、交通案内、
移動サービス、レストラン案内・予約、観光ガイド……。
たぶん、まだあるだろう。まさに、枚挙にいとまがない状況だ。

空き家が空き家として残り続ける限り、
ビジネスチャンスは拡大の一途。そう考えていいと思う。


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   「pickup! NICeな仲間の日記から」第71回
   
   1月最優秀日記 くまたくさんの
   「目利きの母とメルカリで儲ける」   
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全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合う
NICeのSNSの投稿から、今回は、増田代表が選んだ
2019年1月 月間最優秀日記をご紹介。
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どうも最近、メルカリにはまっている。

ヒアリングマラソンという、
そこそこする英語教材が毎月送られてくるのだが、
その教材はテキストのみならず、
アプリでも学習できちゃうので、
届いたらすぐにテキストをメルカリで
売却すると、半額くらいは回収できるのだ。

こんな感じで、日本はモノが売れずに、
デフレになっていく上手い仕組みなわけだ。
いや、仕組みなのか、ワナなのか。

でも、なんか売れると嬉しいというのが味噌で、
それに味をしめると、家にならぶ
不用品たちを処分するのにも使いたくなってきて、
なぜかタンスの奥に眠っている、貰い物の
アントニオ猪木 闘魂タオルなる、紅のタオルも
やっぱいらねぇよな的に、サクサク現金化。

そんななか、先日、実家に帰ったところ、
母が「この財布、近所のバザーで500円で出てて、
タグ付きの新古品で絶対いいものだから
買ったんだけど、お父さん使わないって
いうから、あんた使いなさい」
という。

おかん、すまん、セカンドポーチ型の財布は
集金のプロの方々が使いなさるもんで、
バンドマンは使ったらあかんもんやと思うも、
いや待てよ、
伊勢丹のタグがついとるから、もしかすると
これはバケらったするかもしれんと思い、
そのセカンドポーチ財布を受け取り、
販売してみると、1日足らずで、
1万2000円ゲットしてしまった。

ビットコインに金を突っ込む息子よりも
母のほうが全然目利きなのだが、
それをメルカリに突っ込む息子は
やっぱ凄いよねと自分に満足。

この高齢化社会ニッポンにおいて、
IT使えないから損してることが
まだまだあるんだろーな、
それを拝借できるとおいしいのかもなぁ
という本日のメモ。

2019年01月26日 投稿
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 埼玉県/NICeユーザー くまたくさん
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 New「増田代表の日記講評」とあわせてこちらに公開
 /archives/45187
 
 これまでの月間最優秀日記はこちらで一般公開中
 /nicediary 

 
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 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃編┃集┃後┃記┃ ┃  
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早咲きの河津桜が見頃ですが、みなさんの地域ではいかがですか?
まもなくソメイヨシノの開花も話題になる季節ですね。
桜は私の一番好きな植物ですが、かつて数年間
亡き父とリンクして、直視できませんでした。
見られるようになってからも、モノクロにしか見えない。
それが徐々に色を帯びるようになり、花吹雪に心が安らぐまで、
かなりの年数を要した憶えがあります。
今日は3月11日。あの日から8年。
春を告げる花々が、みなさんの目にどうぞ優しく映りますように。

次号の「つながり力で起業・新規事業!」NICeメルマガは、
3月22日頃に配信予定です。
(NICe広報・岡部)

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 http://ws.formzu.net/fgen/S41692880/
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