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代表から

増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」188 みんなと違う自分を認め、愛し、誇ろう!


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<最近の発見> みんなと違う自分を認め、愛し、誇ろう!
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正月休みに顔を合わせた弟がクイズを出してきた。

「三文字の苗字で、一番多いのは何だ?」。

即答できなかった。それどころか、思いつくのは見当違いな答えばかり。

与那嶺、渡慶次、仲村渠、瑞慶覧、諸見里……。
いずれも沖縄県ではポピュラーな苗字だが、全国ランキングでは論外だ。

竹之内、山之内、城之内、堀之内、伊集院なども浮かぶが、
これらはほとんど鹿児島県に集中していて、やはり全国的にはダメだろう。

綾小路、姉小路、油小路、北小路、北大路……。
これらは京の都の名門。全国上位に入るはずがない。

相当な時間をかけて考えたが、「これだ」という答えに行き着かない。

しびれを切らした弟が言う。
「じゃあ、ベスト3のどれかひとつでもいいよ」。

それすら当てられない。
「ちなみにオレは1位と2位は、すぐにわかったぜ」と弟。
悔しい。でも、ダメ。恥ずかしながらヒントをおねだりした。

「1位の一文字目は『さ』、2位の一文字目は『は』。3位は『い』だよ」。

ようやくわかった! 1位は佐久間だ! どう?
「違います」。

ついに新年早々、「参りました」と口にする屈辱を味わう羽目になった。

正解は、1位が佐々木、2位が長谷川、3位が五十嵐だそうだ。
なんてこった。どの苗字も、十指に余る知人がいるじゃないか。


なぜ、弟は正解を言い当てることができ、私はできなかったのか?


理由は明白だ。
弟に比して、私の知識が「いたずらに」豊富だからだ。恐らく弟は、
私の頭の中で行列していた沖縄や鹿児島や京都の苗字の大半を知らないだろう。

豊富などという表現は烏滸がましい。私の知識には偏重がある。

そして私の知識の偏重の背景には、「地方尊全国卑」的な志向がある。
地域に限った話ではない。

私はマイナーな存在に対して強い好奇心と共感を持つ傾向があり、
それだけにメジャーな物事に対しては、ほとんど関心を持てずにいる。

大半の人が興味を示すような物事に興味を示さず、
大半の人が関心を持たないような物事に関心を持つ。私はそういう人間だ。
つまり弟は常識人で、私は変人だ。

そう考えると、実用性の高い中国語(標準語)はまるで話せないのに、
中国語方言のひとつである広東語が話せたりするのも、私らしい。

高校時代、世界史や日本史は赤点が当たり前だったのに、
日本の超少数民族(ウィルタやギリヤークや八丈島の白人系民族など)や、
かつて山岳地帯で生活していたサンカの歴史に関心があるのも納得がいく。

絵に描いたような少数派志向丸出しの人間。
そんな人間に、全国的な起業支援ネットワークの代表など務まるのか?

「務まらない」と思った人たちも、これまでにたくさんいただろう。
実際、そういう指摘を受けたことも一度や二度ではなかった。

私が多数派の意見や主張にもっと同調していれば、
あるいは、より多くの人が関心を寄せるテーマで物事を語っていれば、
NICeは、今とはずいぶん違う姿になっていたと思う。
活動規模も資金規模も、今よりずっと大きくなっていたかもしれない。

でも、私にとってそうした指標は、何ら心が動くものではない。
そんな「普通に正しい理想の実現」は、
普通に正しく優秀な人たちの、普通に正しい努力に任せればいいと思う。

私はどう転んでも私だ。
私だからできること、やるべきことを、私はやりたい。

起業家を指して、雇われない生き方を選択した人などと言うが、
その中の少なからぬ人々は、
そもそも、雇ってもらいたくても雇ってもらえないタイプだったりもする。

特定の分野での高い能力を有しているにもかかわらず、
標準的な仕事分野のどこかに、大きな弱点や欠点がある人たちだ。
企業社会とも言うべき現代社会における、こうした少数派の有能な人々に、
光を当てたい! それが私の願いであり、使命だ。

起業支援ネットワークNICeと書いて、
「すごいのに、いい評価をもらえない人たち支援ネットワークNICe」と、
読み替えてほしいくらいの気持ちである。

まっとうな弟のおかげで、変人である兄の今年の抱負、
いや、今年どころか、これからの人生の抱負がはっきりしてきた。

日本が、多様性を認め、多様性を愛し、多様性を誇る国になるために、
私は思いつく限りの方法で力を尽くしていく。これだ。

読者の皆さんも、ぜひ、みんなと違う自分を認め、愛し、誇ってほしい。
命のある限り、私はそんな皆さんのお役に立ちたいと思う。


※追記(1)
1年前の私は、「ああ、とうとう60歳になるのか……」と、
けっこう重い気持ちで新年を迎えたのだが、
いざ、なってしまえば、吹っ切れるものなのだなと思った。

※追記(2)
私の仲間の佐々木さん、長谷川さん、五十嵐さんへ。
私はあなたがた一人一人の生きざまに、強い関心を持っています。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第188号(2020/0107発行)より一部抜粋して掲載しました。
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