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第7回 NICe関西@滋賀 頭脳交換会レポート

第7回 NICe関西@滋賀 頭脳交換会レポート


2011年8月6日(土)、「NICe関西」主催の第7回勉強会(頭脳交換会)が滋賀県大津市の旧大津公会堂で開催された。参加者は地元滋賀県を中心に、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県から15名が結集した。

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■プレゼンテーション
テーマ「心と体の幸癒(コーチ) 私だけのオリジナルセラピー」


オリジナルセラピーで癒しと元気を提供したい!

関心が薄い男性客、それはなぜ?

どうすれば身近に感じ、利用が増える?



▲プレゼンテーターを務めた中村恵子氏

プレゼンターの中村恵子氏は、癒しにより幸せを提供する“幸癒(コーチ)”セラピストを目指して現在勉強中。そもそもなぜ、プロのセラピストを目指すようになったのか、3つのきっかけについて自己紹介を兼ねた説明からプレゼンテーションをスタートさせた。

1つ目のきっかけが、数カ月前まで勤務していたディスカウントストアで、手書きポップの効果を実感したこと。ディスカウントストアの利用客は、家計を預かる主婦層が多く、少しでも安くしかも家族のためにいいものを買い求める。多種多品目の中から、いかに店のお勧め商品を選んでもらえるか、中村氏はアピール方法を試行錯誤してきた。そこで思いついたのが、手書きのポップだったという。女性目線、主婦目線を意識してポップを自作したことで、売り上げが上昇。パソコンで作成した画一的なポップと比較すると、その効果は歴然だったという。そのような実体験から、色や視覚によるアプローチに興味が湧いたのだという。



2つ目のきっかけは、疲労時に自身が体験したマッサージだ。疲れを取り除くだけでなく、明日も頑張ろうと気力まで回復した、このわくわく感を自分も提供できたらいいと思うようになり、もっとセラピーを知りたいと思うようになったという。そして、3つ目は、NICeで出会ったさまざまな“輝いている人たち”。紆余曲折を経験しながらも、人のために誰かのために頑張っている姿に、また、夢を持って挑戦する姿に刺激された中村氏は、「自分は何のために生きているのか。どう生きたいか」と考えるようになり、人を癒す仕事に就きたいと、心と身体にアプローチできるセラピストを目指す決意をしたという。

心と身体にどのようなアプローチをするか、中村氏は以下の4つの手法を組み合わせて提供することを計画している。

  

1 東洋医学(身体へのアプローチ:つぼ、足裏マッサージ、漢方など。
気持ち良さと新陳代謝による自然治癒能力を引き出す)
2 TCカラーセラピー(目からアプローチ:潜在意識を引き出し、方向性をサポート)
3 ハンドリフレクソロジー(手からのアプローチ:疲労回復)
4 アロマセラピー(嗅覚へのアプローチ:芳香療法)

これら4つのアプローチを組み合わせることで、オリジナルのセラピーとし、癒しだけでなく、明日をわくわくして迎えられるようなサポートを提供していきたいと語った。

そのために、これまで心理カウンセラー2級、ハンドリフレクソロジー、TCカラーマスターセラピスト、アロマメンタルアドバイザー、整体などの資格を取得し、さらにより専門性を高めるために、心理カウンセラー1級、TCトレーナー、アロマ検定1級、養生法習得を目指して勉強中であり、いずれはセラピストとして独立し、カウンセリングルームを持つことが夢だと述べた。

そんな近い将来の夢実現のためにも、クリアにしたい課題として挙げたのが、セラピー利用者の男女比格差だ。現状では、男性3割、女性7割だという。なぜ男性は利用しないのか。「疲れを癒すなら、飲みにいけばいい」との考えもあるだろうが、セラピーに頼れば、もっと癒しを得られ、もっと元気にもなれるのではないかと中村氏は感じている。そこで、男性の利用率を上げるには、どうしたらいいのか。セラピーを男性に身近に感じてもらうにはどのようなアプローチが効果的かについて、自由な意見を求めたいと述べ、プレゼンテーションを締めくくった。




■頭脳交換会

2チームに分かれて40分間の頭脳交換がスタート。ファシリテーターは北出佳和氏と永山仁氏。自身の視点や経験から、さまざまな意見やアドバイスが飛び出した。

 




▲両チームを行き来し、熱心にうなずき聞きながらメモを取る中村氏






■各チームの主なアイデア  

北出チーム
・チームの全員が男性だったので、セラピーってなにかな?からファシリテーションをスタート。
・男性にとってはセラピーの実態がわかりにくいのではないか。その名称が変わらないのか。
・カウンセリングというと、男性の場合は弱みを他者に見せたくないというマイナスイメージが伴うのではないか。
・癒されたらどうなるのか。身体が癒されると、疲れがとれる、スッキリして仕事に頑張れる、集中力が高まるなど、効能を明確にアピールしたほうがいいのではないか。
・自分が知っている人、信頼できる尊敬できる人がセラピストならば、一回やってみようかなと思うのでは。
・癒しというキーワードよりも、仕事がはかどる、集中力が高まる、など言われたらやってみようかと思うのでは。

永山チーム
・行ったことがない、どうして行かないのか、からファシリテーションをスタート。
・男性はセラピーをよく知らないので、知らしめることが必要。
・どうしたら体験してもらえるか。男性には論理的なアプローチが必要であり、セラピーって何? 対価を支払って何が得られるのかというきっちりした答えが事前に必要ではないか。
・敷居を低くする必要がある。元気になる。仕事がはかどる。集中力が高まるというように、癒しという表現ではなく、男性が好きそうなネーミングにする。「男性のための〜〜」と題した講演や講座から参加を促しては。経営者向けに、「あなたの会社が100倍元気になるマネージメントセラピー」とか「職場がうまくいくセラピー」など。
・DV対策セミナーでは集客が難しかったが、「友人がDVを受けた時のために」と題したら参加者が増えた。
自分のためだとためらうが、仲間のため、職場のためだと利用しやすいのでは。
・職場改善、コストダウンなど、職場改善セラピストなどを名乗れば、その道の第一人者になれるのでは







■両チームからの発表後、中村恵子氏から一言
「自分ひとりで考えているだけでは出てこなかったご意見、アイデアがいっぱいありました。いろんな方が集まったら、こんなにもアイデアが出るのだと。夢みたいで嬉しいです。感謝の言葉がいっぱい過ぎて、皆さんの支えがあって今日ここに立たせてもらいました。本当にどうもありがとうございました」




■NICe関西、これからどんなことがしたい?

頭脳交換後、今後のNICe関西でどんなことがしたいのか?という聞き取りタイムが急遽設定された。実現可能なアイデアからユニークな提案まで、約40分間ディスカッションが繰り広げられた。









▲NICe関西@滋賀の会場となったのは、滋賀県近代化遺産でもある昭和9年建造の旧大津公会堂。市民から保存運動が起き、平成22年に修復を終えてグランドオープン。景観重要建造物にも指定されている。建造当時の面影を残す洋館の中には、ホール、会議室、飲食店もあり、公会堂にまつわる大津の歴史も紹介されている。人気の公共施設なだけに、実行委員長の松田氏はNICe関西の開催地が滋賀に決まった数カ月前、まっさきにこの会場の予約をしたという。感謝!


▲翌8月7日、「NICe関西@滋賀・番外編(湖族船競漕)」と題し、第28回堅田湖族まつりの湖族船競争にNICe有志(勇姿)が出場。そのために選手お揃いのNICeTシャツを制作販売した。開催後に販売した売り上げは全額、震災復興支援活動資金に寄付


■NICe関西@滋賀 実行委員長 松田尚三氏から一言
「今回の頭脳交換会の開催にあたって、5月連休に日程・場所を決定したまでは良かったのですが、内容についてはまったく決められないでいました。スケジュールを決めたのは2週間前。すみませんでした。気持ち的に救われたのは、プレゼンテーターの中村恵子さんの話が驚くほど上手で聞きやすかったこと、そしてホワイトボード・ミーティングでは活発な意見が飛び交ったことです。その後、急遽予定を変更してNICe関西でやりたいことを参加者の皆さんからお聞きできたこともよかったです。ありがとうございました」







撮影/永山 仁氏岡部 恵
取材・文/岡部 恵
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