第68回 早朝営業

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増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」
第68回 早朝営業
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気付けば「ビジネスチャンス 見~つけた」を書くのも半年ぶり。
つまり11月以来。
その頃は、朝、目を覚ましても外は真っ暗だったが、
5月の今はもう、すっかり……、ということにはならなくて、
日が長くなったらなったで、起床時間も4時頃になり、結局、外は暗いまま(笑)。
さて、そんなに早く起きると何をしていいのやら……。
もちろんルーティンはあるが、そんなものはすぐに終わる。
4時か5時試合開始のメジャーリーグ中継がある日は、それを観る。
前の晩のご飯が腹八分だった場合は、軽めの朝飯を作って食べる。
雨が降っていなければ、草毟りや庭木の剪定をする。
読みかけの小説があれば、キリのいいところまで読み進む。
締め切りが迫っている仕事があれば、野球も飯も庭も本もそっちのけで頑張る。
だが、そういう条件に当てはまらない日もある。けっこう、ある。
そういう時は仕方がないから、風呂を沸かすが、
それって、小原庄助さんみたいで、なんだか悩ましい。
あっ、知らない人もいるか。もしかしたら、知らない人のほうが大半か?
小原庄助さんは民謡「会津磐梯山」のお囃子に登場する架空の人物で、
「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上つぶした」と戒められる放蕩者だ。
そうなってはよろしくない。
なので、早朝の時間帯を有効に使えるアイデアはないかと、常々思っている。
とまあ、忙しい人から見たら、なんと贅沢な悩みかと言われてしまいそうだ。
ところが、起業セミナーの受講生から聞いたところ、
やたらめったら忙しいワーキングママでも、
早朝は比較的自由になる時間帯なのだそうだ。
そこで、その人は考えた。早朝ネイルサロン。
自分のために使える時間を、文字通り自分のために使う喜び。
加えて、朝からしっかり整うことで、その一日への意欲も高まると。
なるほどなあ。
そう考えると、
一般的には日中や夜間に営業する業種を朝の早い時間に移すことで、
それまでキャッチできなかった層をガバッと掴める可能性は出てくる。
すでに、さまざまな業種が朝営業作戦を取り入れている。
おさらいしておくと、まずは「朝ラー」。
それからCoCo壱番屋の中にも、
早い時間からやっている店舗があるから「朝カレー」。
吉野家は昔から早朝営業だった。つまり「朝丼」。
飲食店系は日中以外に勤務する人たちに目を付ければ、
それなりに稼動が見込めるのだろう。
施設狙いもある。
品川駅には朝6時台に開く書店があったし、
空港にも、えらく早い時間から始めるTSUTAYAがあった(気がする)。
あるいは、早朝を含む24時間営業という方法もある。
言ってみれば、コンビニスタイルだ。
これを取り入れているのが「エニタイムフィットネス」。
24時間カラオケボックスもあった。
並べてみると、それなりの朝営業業種があるが、
そうは言っても、早朝ネイルサロンのように、
ニーズがあるのに、まだ、それに気付けていないビジネスもあるはず。
以下、私の要望ベースでアイデアを並べてみた。
第一希望 早朝クリーニング店
第二希望 早朝デンタルクリニック(ケア中心。治療なしでもいい)
第三希望 早朝美容院・理容院
第四希望 早朝靴磨き(簡単なリペアも含む)
第五希望 早朝バス(上記のサービスを実施する店舗が自宅から遠いことを想定)
また、私自身のニーズではないが、
早朝保育園や早朝ペット預かり、早朝外国語教室もイケるような気がする。
課題を挙げるとすれば、人件費だが、
個人事業的に、起業家自身がそのサービスに取り組むのであれば、
そこは問題にはならないはず。
成長を目指すなら、最初に朝ビジネスを始めて、
実績と体力がついてきたところで、日中などの時間帯に進出する、
という順序がいいだろう。
とにかく、早朝に「一仕事」済ませたい人は、決して私一人ではないはずだ。
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「つながり力で起業・新規事業!」
メールマガジンVol.254
(2026.05.11配信)より抜粋して転載しました。
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