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「第2回 NICe全国定例会 in 琵琶湖」レポート

「第2回 NICe全国定例会 in 琵琶湖」

 

2010年6月26日(土)開催 第2回 NICe全国定例会

 

「第2回 NICe全国定例会」は、滋賀県大津市の「株式会社ACCURATE(アキュレット)」のフロアをお借りし、 プレゼンテーターには、Beauty & Healing salon Nana-La代表・川戸真代氏をお迎えして、2010年6月26日(土)に開催されました。

 


プレゼンテーターを務めた、
Beauty & Healing salon Nana-La 代表・川戸真代氏

 

 

 

女性をもっと輝かせたい!

 

思いは強いが、プランは未完成。

 

何が足りない? どう実現する?

 

 


左から、NICe全国定例会in琵琶湖実行委員会 実行委員長・井居義晴氏、実行副委員長・松田尚三氏、司会・池田早苗氏。井居氏作のウエルカムボード

 


堅田商工会 会長・細川源太郎氏

 

「『湖族の郷』繁栄に学ぶ地域経済」と題したオープニングトークで、中世時代に巨大経済圏と自治都市をつくり、全国にそのビジネスモデルを広めた湖族の歴史と、地域資源の活用・共有・循環法についてお話しくださった。また、参加者へのエールをこめ朗々たる美声で、堅田(かたた)出身の俳優・志賀廼家淡海(しがのやたんかい)作の滋賀県民謡 『淡海節』もご披露くださった

 

【プレゼンテーション】

 

「輝きたい!女性層の底上げサポートプロジェクトBright net」事業について
美・心・体のバランスを重視したトータルビューティサロンを運営する川戸真代氏は、サロンでの個人セッション、セミナーやイベントの講師、カメラマンやスタイリストらとの撮影プロジェクトなども展開している。それらの事業を通じ、利用した女性客たちが外見だけでなく気持ちまでも輝き、イキイキと前向きな人生を送るケースを数多く見てきた。その利用者層のほとんどは、自発的に「輝きたい」と思い、行動を起こした人たちだ。しかし、輝くための行動を起こすまでにはいたらない、つまり「一歩手前」の層が多いのではないか、そしてその層に対して、何らかのサポートが必要ではないかとの思いがわいてきたという。それが今回のプレゼンのテーマ「Bright net」だ。

 

 

構想のきっかけは、サロン利用者・セミナー受講者の声だ。自発的に輝きたいとまで気持ちが達しない層は、「きっかけさえあれば、自分もそう思えた」という。特に、結婚、出産など、女性特有の転換期を迎える層のサポートや情報は少なく,育児支援などはあっても、ひとりの女性としての意識を高める場とはいえない状況だ。日々の不満やストレスを抱えたまま、輝くことをあきらめ、負のスパイラルに陥るケースが多いのだという。そこで川戸氏は、その層に自らアプローチし、きっかけを与えることで、輝く一歩を踏み出してもらえるのではと考えた。自身の経験から29歳前後の女性をターゲットに、日々の悩み相談、子育てサロンも兼ねた“輝くためのきっかけの場”を提供し、参加者同士が定期的に集いサポートし合えるネットワークをつくる計画だ。
課題として、1事業そのもののブラッシュアップ、2サービス内容の見直しと強化、3認知広報の方法と手段を挙げ、現状では新事業として展開したいという気 持ちだけが先行しているものの、ひとりでも多くの女性が輝くことにより、本人はもちろん、その家庭が、職場が、しいては社会全体が明るくなると述べ、新事 業実現のためにも知恵やアドバイスを願うとプレゼンテーションをしめくくった。

 


ファシリテーターは、NICeチーフプロデューサーの増田紀彦氏。

 


会場は、実行委員長・井居氏が経営する株式会社ACCURATEの敷地内別棟の2階フロア。
参加者は滋賀県を中心に、東京都、神奈川県、愛知県、岐阜県、京都府、大阪府、和歌
山県、兵庫県からも駆けつけ、事前申し込み45名のひとりの欠席者もなく全員が出席。
増田氏がワイヤレスマイクで場内を歩き回り、参加者の意見を次々と集めた

 

 

【参加者からの質問、意見、提案、アドバイス】

 

ディスカッションでは、まず男女を問わず、輝いている人・いない人とはどのような人か、そのイメージを共有することから始まり、設定年齢層とニーズの確認、サービス内容、適正対価、手法などについて意見交換が行なわれた。

 

◆輝いている人のイメージについて

 

・輝いている人とは、○○さんの奥さん、○○ちゃんのママ、ではなく、個人で動いている人。自己責任で活動している人(長沼実侑紀氏)
・何ごとにも可能性を開いている人(山本美保氏)
・妥協しない人(前田和幸氏)
・生活感を感じさせない人(永山仁氏)
・女性に限らず目標に向かって行動を尽くす人(安藤克之氏)
・人に喜ばれていることを実感できている人(北出佳和氏)
・好きなことをイキイキとやっている人。社会に出ているかどうかは関係なく、専業主婦でも家事見習いであってもイキイキしている人は素敵だし、輝いていると思う(岡野宏紀氏)
・自分で言えば、子どもと真剣に遊んでいる時(加藤理恵子氏)
・環境により輝き方は異なると思う。社会人でも、学生でも、日々の生活が充実しているかどうか(野崎ジョン全也氏)
・才能が輝くこと。他人と比べて技能・技術・センスなどが高いこと。他人より優れていることが鮮明なら、自信が持て、意欲的になるのではないか(相澤松吾氏)

 

◆ターゲットの年齢層について

 

・迷える年齢層はあると思う。自分も29歳で人生を賭けようと起業した。27歳の時には余裕があったが、29歳は特別な気がした(池田早苗氏
・20代半ばまでは職場で年長の人に大目に見てもらうことが多く、30歳を超えると、そんなに甘やかさないでほしいという悩みが出てくる(田村康子氏)
・まさに自分は設定通りのターゲットの年齢層であり、将来を迷っているのでニーズがあると思う(島本香織氏)
・妻は仕事も子育てもしているの で、自分を見つめ直す時間が必要だと感じているようだ。だから川戸氏の新事業はニーズがあると思う(黒江政博氏)

 

◆サービス内容について

 

・自身がこの世から必要とされている人は輝いていると思う。仕事でも子育てでも家事でも、誰かの役に立っていると思えたら、輝けるのではないか。そう実感できるサービスが必要(永山仁氏)
・仕事や育児、家事とは別に、非日常を提供することが大事(黒江政博氏)
・どこでサービスを提供するのかがポイントに(市川幸弘氏)
・輝いていない人は、触れる世界が狭いと思うので、視野が広がるような情報を提供するといい(内野学氏)
・カリスマ的な人ではなく、参加者と身近な環境にいて輝いている人の情報を提供する(黒江政博氏)
・ひとり一人が求めている輝きが異なるので、プロジェクトに参加したことで自身がどう輝いてきたのかを確認できるようなしくみが必要だと思う(山本美保氏)
・参加者が入り口で支払うのではなく、利用後の実感値で、成功報酬で支払うようなしくみはどうだろう(三好達也氏)

 


 

◆競合や対価などについて

 

・競合するのは文化教室など。そこに投じられているお金を狙いたい(寺田勝紀氏)
・競合になるものと組み合わせると対価を支払いやすくなるのでは。例えば、ランチと組み合わせて、ランチでおしゃれになるようなプログラム。ステップアップして、ナイトドレスでパーティなど。「ながら」で提供できるプログラムになるよう、プラスしてはどうか(長沼実侑紀氏)
・自分も子どもが2歳の時に子どもを連れてスイミング教室へ通った。そこで誰かと話すことで随分と発散できたし、プラスにもなった。子どもと一緒に参加できるようなプログラムだと自身も参加しやすいし、ご主人からの理解も費用捻出も得やすくなるのでは(石崎由華利氏)
・少しでも自身のために投資できるような、正当性のあるテーマを出してあげると参加しやすい(山中由美子氏)
・ターゲットの才能を発掘すること。やはり好きな事でのスキルアップ。ハードルを越えるためのメンタルケアなどはどうか(相澤松吾氏)

 


最前列席に座っていて、急遽、記録係を務めてくれたのは、
和歌山県から参加の黒江政博氏(左)

 

 

【プレゼンテーター川戸真代氏の感想と今後の抱負】
プレゼンテーションもパワーポイントでの資料作成も初めての経験で、不安でしたが、“不安を乗り越えた先には違う世界が広がる”と自分に言い聞かせて臨みました。プレゼンした事案は、まだ計画中であり、始めたいとの思いだけが強い状況なので、内容も未熟で未定な部分も多く、皆さんから「甘い」との指摘や、事業そのものを否定をされるかと覚悟していましたが、前向きで適切なアドバイスばかりだったことに感激しました。これまでは、自分か接している業界やお客さまからのご意見しか聞いたことがありませんでしたが、今日は、男性からのご意見や、今まさに輝いている女性起業家からのご意見をいただき、とても新鮮で、今までどんなに自分の世界が狭かったと反省すると同時に、視野を広げるきっかけになったと感謝しています。この経験と皆さんからのアドバイスをぜひ生かし、実現に向けて頑張ります。

 

【第2回 NICe全国定例会 in 琵琶湖 実行委員長・井居義晴氏から一言】
自社内での開催に向け準備を進めてきましたが、地元滋賀と関西のNICeメンバーがつながったからこそ実現できたと、実行委員メンバー、懇親会のバーベキューチームに心から感謝しています。琵琶湖周辺は数多くの企業がありながら、琵琶湖が地理的な隔たりとなり、起業家・経営者が集う機会はほとんどありませんでした。しかし今日は、他地域とつながることでこうも広がるのだということを実感できましたし、地元参加者にも多いに刺激になったと思います。今後も、参加者同士のつながりが芽生え、盛り上がってくれたら嬉しいですし、琵琶湖周辺の経営者がそれぞれの会社施設を順次提供し、いつか琵琶湖を一周するような定期開催ができればと夢見ています。また県外からも家族連れで参加したくなる内容にし、NICeの勉強会と家族同士のつながりまで育みたいと考えています。

 

【ファシリテー ター増田紀彦氏から一言】
民間NICeとなって東京以外での定例会開催は初であり、また、“日本のへそ”と呼ばれる滋賀県では初となるNICe イベントが行なわれたことに喜びを感じています。産業・経済ともに長い歴史を誇る琵琶湖畔の町で、しかもNICeメンバーが会社スペースを提供してくれ、懇親会ではNICeメンバーの(株)日鐘の皆さんがチームでバーベキューをしてくれるなど、多くの協力により実現できたことに、改めてつながりの力を実感しています。そして、約1年前のNICe神戸交流会に初参加し、その後NICeメンバーとなった川戸さんが、この1年間、NICeを活用し、力を付け、今回のプレゼンに至りました。つながりの中で起業家は鍛えられるのだということを証明してくれたと思います。今後もNICeのメンバーが、NICeのつながりでより“輝いていく”ことを目指していきます。

 


懇親会の前に、金屏風の前で“イキイキ輝く”笑顔の集合写真。
NICe全国定例会 in 琵琶湖では、実行委員(井居義晴氏、松
田尚三氏、永山仁氏、中園耕太氏、岡野宏紀氏、津田耕作氏、
惣司哲史氏、濱本雅晴氏)と日鐘バーベキューチーム(永山
仁氏、前田和幸氏、三好達也氏、田野正和氏、金城泰幸氏、
石崎由華利氏、山中由美子氏)が大活躍。
また、懇親会には、NICeメンバー澤曉史氏から、代理参加
者(?)として大量のトマトが贈られ振る舞われた

 

 

取材・文・撮影/NICe編集委員 岡部 恵
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