最新情報最新レポートNICeとはつながり力NICeとはSNS代表から講演取材依頼ユーザーログイン

NICe創業・新規事業セミナー

第5回コミュニケーション勉強会 レポート

2012年5月19日(土)、第5回コミュニケーション勉強会が、東京都豊島区で行われた。3カ月ごとに開催しているこの勉強会も5回目。昨年の5月22日に1回目を開催して、ちょうど1年経ったことになる。今回の参加者は8名。その内、NICe会員以外の参加者は4名。初対面の方々も交流を深められるのが、この勉強会の特徴のひとつだ。

■勉強会のテーマ
今回のテーマは、「人の力を活かす達人になろう!」。人にはみんな、本来持っている強みがある。その強みに焦点を当てていくことで、最も効率よく、またモチベーションも上げながら力を生かしていくことができる。ここで大切なのは、「強み」を「長所」と最初から捉えない事だ。勉強会では、強みとは何か、どのように見つけていくのか、そしてそれをどう生かし合っていくのかを、様々なワークを通じて学び合った。

■講師


(財)生涯学習開発財団認定コーチ 金井聖子氏
Y2研究所代表/(財)生涯学習開発財団認定コーチ 吉田裕美子氏

■勉強会の内容
勉強会は、参加者の自己紹介からスタートした。全員の自己紹介後、その人の話し方や声などから伝わって来たことを、お互いに伝え合った。実は、これが、人の強み発見の第一歩目で、ほんのわずかな時間でも、強みにアンテナを立てさえすれば、それをキャッチすることが可能だということを体験した。

■現状の確認
人の力を生かしたいと考えているシーンを、今一度思い出し、上手くいっていると思うこと、やろうとしているができないことを、各自、書き出した。その後、参加者が、人の力を生かすために意識していることについて共有した。

■強みとは何か
最初に、人の力を生かすために長所や得意な事に着目する事が大事だ、ということで、参加者の意見はおおよそ一致した。ここでは、「強み」を「その人に顕著に現れる特徴のひとつ」と定義した。そう考えて見てみると、今まで見えていなかった強みが発見できる。本人にとっては、あまりにも簡単に自然にできてしまうので、人から指摘されるまで気づかなかった例や、逆に「短所」だと感じていたが、見る方角を変えると、それこそが強みだったという例が、講師から体験を交えて紹介された。

■成功体験にアクセスしてみる
過去の成功体験には、その人の強みが多く隠れている。具体的に成功体験を思い起こすために、用意された5つの質問を使って、ふたり1組で3分間のコーチングを行った。コーチ役はコーチングの後に相手に強みを伝えた。会場からは、「自分ではまったく強みだと認識していなかったことだったが、言われてみると、自分は確かにそういう部分がある。新たな発見だった」との声が聞かれた。


▲成功体験はその人の強みの宝庫。3分間コーチングで、
本人が気づいていなかった強みが導き出された


■突発的な行動から強みを見つける
非常時などに、人が突発的にとる行動には、その人の強みが現れやすい。セミナーでは「研修会場のビルで火災が発生した」というストーリーに基づき、参加者それぞれが、最初に取る行動について語った。誰ひとりとして同じ行動をとる人はおらず、その人ならではの強みが浮き彫りになった。

■チーム内で強みを生かし合う
休憩をはさんで、『マシュマロ・チャレンジ』というゲームを行った。これはスパゲッティで組み立てたタワーの上にマシュマロを乗せる、というゲームで、2人組のペア4組で時間内に高さを競い合った。初めて行う作業に加え、マシュマロは意外な重さがあり、難易度も高い。それぞれのペアは、相手の強みに光をあてながら作業を進め、見事1チームが成功した。

 
▲ひとりでは成し遂げられない難しい課題こそ、強みの生かし甲斐がある時。
戦略を立てる人、まずは手を動かす人、丁寧な人、スピードのある人……。
それぞれのチームでそれぞれの強みが見て取れる


▲「これならいける!」と確信を持つ、自信を持つというのもひとつの強み


▲優勝はこちらのおふたり



■主宰者からの一言

「毎回、参加者の方々が、この場を楽しみながら学んでくださる事にとても感謝しています。今回も、『自分ができるから他の人もできるに違いないと思ってはいけないと感じた』、『強みを引き出すというと、特別なことのように聞こえるけれど、こんなにシンプルなことなんだとわかった』などの意見が聞かれ、参加者同士の気づきが、何よりの学びにつながったと感じています」

■次回予定
2012年9月1日(土曜日)

取材・文・撮影/吉田裕美子氏


コンテンツ

過去記事一覧はこちらから