一般社団法人起業支援ネットワークNICe

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つながり力を強化せよ/激動の時代の到来に向け、定義を改めました!


去る11月23日に開催された第16回NICe全国定例会in名古屋での
基調講演の最後で発表したように、
「つながり力」の定義をあらためました。

新しい「つながり力」の定義は以下のとおりです。

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つながり力とは?

他者の利益を優先し、計画し、追求することにより、
自己の強みの発見と、自己の成長機会を実現しようとする人々が、
情報や知恵を共有・循環させながら、
また様々な経営資源を交換しながら、
新たな事業を共同で創出し、
経済活動や地域社会に、人間的な喜びを取り戻していく力のこと。

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従来とどこがどう変わったか、おわかりになりますか?

「新たな事業を共同で創出」

ここがまるまる新たに加わった部分です。

また、新規事業を共同で創出していくためには、
従来から提起していた情報や智恵といった無形の資源の共有・循環だけでなく、
カタチのあるものも含めたすべての経営資源を持ち寄るべき、
という一文も付加しました。


【なぜ今、定義をあらためたのか? 理由その1】───────────

1つめの理由は、
そもそもNICeは、平成22年4月の民間活動スタート時点から、
連携事業による新たな経済活動の創出を目指していました。

ですが22年は存在し続けることでせいいっぱい。
23年になって、いくつかの活動を継続して行えるようになり、
そして今年に入って、ようやく仲間同士での事業創出に手がかかり、
あらゆるケーススタディを経て、
「やるべきことをやれるNICeになってきた」
という実感を得るに至ったからです。


【なぜ今、定義をあらためたのか? 理由その2】───────────

2つめの理由は、
私たちが生きていく環境の今後を考えたとき、
「新たな事業を共同で創出」することが、
待ったなしの状況だと判断したからです。

2013年から2014年にかけて、
世界の経済も日本の経済も、その構造とボリュームにおいて、
巨大な変化に見舞われることは間違いないと思います。

今では、普通の言葉になってしまった「リーマン・ショック」。
もう一度思い出してください。
外国の投資銀行の破綻が、私たちの生活をも直撃したのです。
私の会社もたくさんの取引を失いました。
私の給料も大幅に切り詰めました。
そして寿司屋に行く回数も減らしました。

みなさんの中にも同様の経験をされた方が少なくないと思います。

いま、世界経済の不安定さは、
そのリーマン・ショックの前の状況から何ら改善されていません。
むしろ、あらゆる延命措置によって、
潜在的な危機のインパクトはさらに高まっていると思います。

大小様々な揺れが今後私たちを間断なく襲うでしょう。
そこに復興増税が加わり、さらに消費税増税ものしかかってきます。
それゆえ人々の(会社も個人も)財布の紐はますます固くなるでしょう。
私を例にするなら、
ついに寿司屋に行く事をやめてしまうかもしれません。

しかし、人は消費をやめるわけではありません。
今までの支出には厳しい目を向けるのですが、
新たな価値には想像以上に人は寛容であり、好意的です。
寿司屋にすっかり行かなくなった私であっても、
ルンバ(掃除ロボット)を買って大喜びしているのですから(笑)。

これからの時代を生き抜くためには、これからの時代に求められる
新たな価値=新たな商品やサービスが必要ですし、
それらは、厳しい時代を生き抜いていく市場を必ず生み出します。

ただし、NICeの仲間のような小規模の起業家が、
独力で新規事業を起こす事は容易ではありません。

だから、「共同で」なのです。
小規模事業単体でできることは限られています。
ハッキリ言って、独りで頑張っても、
すぐに「下請け」になってしまいます。
下請けの身が、どれだけ危険かは言うまでもないことでしょう。


【どのように新規事業を共同で起こしていくのか?】──────────

ここはドラッカーの考えをベースにしています。
ドラッカーは、新規事業の創出にいたるまでの取り組みとして、
「機会の追求」という考えを示しており、それを3段階に分類しています。

1. 付加的機会
2. 補完的機会
3. 革新的機会

私なりに例示をさせていただくと、
付加的機会とは、花屋さんが花に加えて、
雑貨も販売していくような取り組み。

補完的機会とは、花屋さんが花を市場で仕入れるのではなく、
自ら花畑を持ち、生産段階から事業展開するような取り組み。

革新的機会とは、たとえば鑑賞の時期を過ぎた頃に、
料理の材料となる花を開発して食品市場にまで展開するような取り組み。

いずれにおいても、消費者の新しいニーズを刺激するはずです。
そして、どのレベルの取り組みにおいても、新しい仲間が必要になります。

自らの企業体力と、新規事業成功後の運営に必要なパワーを勘案して、
取り組みのレベルを決していけばいいのです。

そして何より大事なことは、
各レベルでの挑戦を一緒にやってくれる仲間を日頃から持っている事。

ただし一朝一夕で仲間はできません。
だから日頃からリアルやネットを駆使して、
仲間の能力や資源を知り、
同時に自らの能力や資源を知ってもらう事が大切です。

だからNICeなのです。
だから、つながり力の強化なのです。


さあ、のんびりしている暇はありません。
今やるべきことをやりつつも、次の準備に本気で取り組みましょう!

みなさん、ぜひとも新たなつながり力の定義をご理解・ご支持ください。
そして、イケてるビジネスをバンバン創出していきましょう!


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増田紀彦NICe代表理事が、NICeユーザーに向けて
2012年11月27日に配信したNICeメルマガから転載しました。
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