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代表から

増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」17 些細なこと



「メルマガは古い」と感じている人も少なくないだろう。
確かに、かつての粗製乱発ブームは終焉して久しいが、
現在は現在で、読者(ターゲット)のログインを待たず、
こちらから相手の懐に飛び込めるプッシュ型ツールというポジションで、
しっかりその存在価値をキープしている。

それゆえ、「広告を差し込むので無料配信」というモデルは影を潜め、
反対に、「かゆい所に手が届く機能を付加するので有料配信」という、
BtoBタイプのモデルが目につくようになってきた。

実際、私の所に届くメルマガの中にも
「かゆい所に手が届く機能」を付けた(と思われる)ものが増えている。

そのひとつに、NICe和歌山メンバー、葉山芽依さんのメルマガ、
【幸せな結婚生活の扉を開く鍵】がある。
「なぜ増田がそんなタイトルのメルマガを読んでいるのか?」
という詮索はされないだろうという前提で話を進める。

彼女のメルマガの書き出しに、「アッ」と思う箇所があった。

「増田紀彦さま、おはようございます。
私は先日京都で紅葉を楽しみました。東京はいかがですか?」

氏名の自動差し込み機能は以前からよく見かけたが、
私の登録住所である「東京」まで差し込んでくることに驚いた。

だが、すぐに「これは危ない機能だ」とも思った。
たとえば京都在住のNICe協力会員・住田正則さんが
このメルマガを講読しているとすると、冒頭の文章はこうなる。

「住田正則さま、おはようございます。
私は先日京都で紅葉を楽しみました。京都はいかがですか?」

はあ??? である。

過日、葉山さんと話す機会があったので、そのことを尋ねてみた。
「読者に京都の方はいらっしゃらないのですか?」
「おられます。でも私、些細なことは構わないタチなので(笑)」

素晴らしい!(ある意味)。
そもそもビジネスに百発百中などないのだから、
このくらいの心持ちで物事に取り組むほうが正しいのかもしれない。

とはいえ、配信各社はこの問題を放置するべきではない。
「些細なことに構わないタチ」の人物。
かゆい所に手が届くサービスは、こういうセグメントにこそ有効だから。


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増田紀彦NICe代表理事が、
毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)にお送りしている
【NICe会員限定レター/「ふ〜ん なるほどねえ」スモールマガジン!】
増田通信・第17号(2012/12/07発行)より、抜粋してお届けしました。
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