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NICe創業・新規事業セミナーin東京 開催速報





2013年4月13日(土)、東京・田町の「女性就業支援センター」でNICe創業・新規事業セミナーが開催され、新規事業を計画する経営者や起業家、起業を予定している会社員など16名が参加。NICe増田紀彦代表理事によるセミナーは、単に話す・聴く一方ではなく、参加者に問いかけながら全員に考えさせる、増田代表ならではの問答スタイル。さまざまな事例も交えながら、起業独立の意味と、事業を継続的に成就させていくための根本、事業計画の基礎を学習した。




第1講 なぜ起業や新規事業を考えるのか? まずは自己の資源と動機を確かめる!
第2講 資金不足はネックではない。むしろそれはプランと経営力とを強化する!
第3講 誰を、どう、幸せにするのか? 狙う相手をしぼり、その相手を理解する!
以上の3段階のプログラムにもとづいて、講義とワークが3時間に渡り行われた。

新宿区から参加した40代の不動産・コンビニ経営者は、「パート従業員の雇用を守るために新規事業を始めたいと考え参加した。自社の経営資源が広がったので、さっそく事業プランに着手したい」。埼玉県の空調会社経営者は、「競合を顧客にしていけることを学んだ。事業を拡大できると確信できた」。葛飾区の介護事業経営者は、「起業しているものの、正直ここまで考えていなかった。もう一度動機の再確認と資源の掘り起こしをしたい。周囲にも起業を望む人が居るので今日学んだことを勧める」と語った。


増田代表は、アントレ編集デスク、独立事典編集デスク、経済産業省委託事業起業支援ネットワークNICeチーフプロデューサーなど、一貫して起業支援に務めてきた経歴を持つ。「起業とは、業を起こし、起こし続けることです。世界経済は厳しい時代ですが、政府や大企業に期待するのではなく、やはり主役は自分たち小規模ビジネスだということをぜひ認識して、みんなの力で日本に希望と生き甲斐を生み出していきたい」と、今後の創業・新規事業セミナーに対する抱負を語った。



取材・文、撮影/岡部 恵

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