最新情報最新レポートNICeとはつながり力NICeとはSNS代表から講演取材依頼ユーザーログイン

スキルアップ

本気のファシリテーション講座<実践編> 開催速報





2013年6月15日(日)、東京・神田のフォーラムミカサ エコ会議室で、NICe主催「本気のファシリテーション講座 実践編」が開催された。これは5月12日に開催された「基礎編」とのセット企画で(開催レポートはこちら)、参加者全員が実際にファシリテーターを担当し、基礎編で学んだファシリテーションスキルを実践によって身に付ける、まさに実践編。

講師は、有限会社ヒューリス代表取締役、NICe理事の小林京子氏。これまでNICe全国定例会や全国各地の勉強会で幾度となくファシリテーターを務めているほか、公的機関や民間企業からの講演・講師依頼も多いファシリテーションの専門家。また、20年以上にわたり多種多様な業態業種で人材育成と研修を担当すると同時に、心理学的根拠をもとにしたモチベーションアップのワークショップも定期開催している。
その小林理事が、本物のファシリテーションのノウハウを本気で伝授する実践編。参加者は関東圏にとどまらず、長野県、和歌山県からも経営者や会社員、講師、団体職員、士業、プロジェクトリーダーら10名が臨んだ。また途中から、NICeの増田紀彦代表もオブザーバーとして加わり、小林理事との対談形式によるスピーチでエンディングを飾った。





今回の実践編の目的は、参加者ひとり一人がファシリテーションスキルを実践によって身に付けること。この開催に先立ち、小林理事から参加者へは、どのようなテーマで実践したいかアンケートが送られていた。その回答を基に、小林理事は、ひとり一人の職業やニーズ、当セミナーへの参加目的を考慮し、個別にシチュエーションとテーマを指定していた。

まずは前回の基礎編を踏まえ、特に前回印象的だったファシリテーションスキルについて一言添えながら自己紹介。次に、参加人数や会合の硬軟にあわせた、さまざまなアイスブレイクを学んだ。そしていよいよ、ひとり一人がファシリテーターを行う実践タイム。ファシリテーター役以外は、ひとりの参加者として発言し、終了後にはファシリテーターを務めた人へ、良かった点・改善点をフィードバックしていく。このフィードバックスキルと、ファシリテーショングラフィックについて学習した後、ブレインストーミング、ミーティング、講座、プロジェクト運営、コンセンサス、改善策など、さまざまな状況でのファシリテーションを実践した。持ち時間はひとり約15分。各実践&全員からのフィードバックが終わるごとに、改めて小林理事からフィードバックが行われ、ファシリテーター役だけでなく全員で、細かな点を共有していった。

  




そして全員の実践終了後、オブザーバーとして参加したNICeの増田代表から、自身の体験を踏まえてのファシリテーション観、そしてファシリテーターに登壇する際に、大事にしていること、留意点について語ってもらった。それは2つ。ひとつは語り合うべき真の課題を見つけ出すこと。そしてもうひとつは、参加者の中から成長株を見つけ出すことだ。




参加者からは、
「2日間とも楽しく、勉強になった。さまざまなシチュエーションを実践したことで、対応力が広がった」
「ファシリテーターはこうでないといけないという縛りがないことに気付き、場が常に変化していくことも体感した。自分なりのファシリテーションを磨いていきたい」
「全員が体験することで、あの人のここがすごい、これは真似できそう、という学びがとても多かった。実践してみること、見てもらうことの威力を感じた」
「体験後のフィードバックで、みなさんの顔の表情がイキイキしていくのがわかった。自分もそんな顔をしていたかもしれない。このような学び合う機会がたくさん欲しい」
「フィードバックの真の意味を実体験した。違う着眼点で見ていただけることで、視点がこんなにも広がるのだと実感した」
「講師をしているが、講座で『わからない時は質問してください』と言うものの、質問がしにくかったのではと今日の実践で学んだ。自分がわからないことを正直に言うことを褒めていただき、嬉しかったし、自分の講座でも受講生にうまく伝えていきたい」
「いろんな講座を受けてきたが、これまでのものと圧倒的に違った。生かさないともったいないと思う。会議の議長をする機会が多いが、今日のフィードバックで、自分が何に固執していたのか、欠点だったのか気付くことができた。ぜひ宿題にして改善していきたい」
「実践には緊張したが、見て見ない振りして進めたほうが楽な場面も、あえて学びの場と思い挑戦してみた。構えずにオープンになれば円滑にいくことを実体験できたので、今後に生かしたい」
「繰り返し実践して、日々の中で意識していきたい。また参加したい」
などの声が寄せられた。

小林理事は、「みなさんひとり一人の仕事で、活動で、ファシリテーションスキルを役立てていただきたいと思い、それぞれの立場・ニーズに合わせてファシリテーションをしていただきました。ファシリテーションが、できる・できない、ではなく、ファシリテーションのアンテナを持つこと磨くことが大切です。2日間とも欲張りな内容でしたが、みなさんの集中力は実に素晴らしかった。ぜひ学んだことを、これからに生かしてください。次回9月は、遠方からも参加しやすいように2日間連続で開催します。さらにバージョンアップしますし、リピートも歓迎です。また一緒に学び合いましょう」と、参加者ひとり一人を讃えて閉会した。




NICe主催・第2回 本気のファシリテーション講座<基礎編・実践編>
9月7日(土)・8日(日)の連続開催 増田代表も参加します!
詳細はこちら

http://www.nice.or.jp/archives/15817

取材・文、撮影/岡部 恵
コンテンツ