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NICe創業・新規事業セミナー

AMDA(アムダ)大槌 健康サポートセンター「女性のための起業セミナー」開催報告






2014年9月2日(火)、岩手県大槌町の大槌町中央公民館で、医療系国際NGO AMDA(アムダ)大槌 健康サポートセンター主催、女性就業支援全国展開事業(厚生労働省委託:一般財団法人女性労働協会)による「女性のための起業セミナー」が開催された。この事業は、女性の就業促進・健康保持増進を目的に、全国各地の開催地域からの要望に応じて、女性労働協会が情報や課題解決の機会を提供しているもので、特に岩手・宮城・福島の3県は復興支援事業と位置づけ、女性が自分に自信をもち、前向きな一歩を踏み出すきっかけをつくり、地域の復興、コミュニティの再生、女性の活力ある未来の創造へつなげていくために実地されている。今回は、女性の働き方として、「起業」「雇われない働き方」を考える機会とすべく、「好き!をお仕事に」をテーマに企画された。



プログラムは4部構成で、午前中は、NICe増田紀彦代表理事による「起業セミナー前半・入門編」。続いてNICe小林京子理事が第2部を担当し、「女性起業家の先輩として必要だった3つのこと」と題して自らの体験談を語った。お昼休憩をはさんだ第3部では、一般財団法人女性労働協会の女性就業支援専門員である菅原幸子氏が、仕事と生活を調和させる「ワーク・ライフ・バランス」について、基本的な考え方と起業する上での大切な意識付けを解説。そして第4部は、「起業セミナー後半・基礎編」として、再びNICe増田紀彦代表理事が登壇。話す・聞く一方の講義ではなく、受講者に質問しながらの問答形式で、笑いを交えながら夕方まで熱い講義を繰り広げた。





▲▼「起業セミナー前半・入門編」では最初に、テーマである「好き!をお仕事に」の“好き”とは何か、それをどう見つけ、どのように事業に生かすか、ワークをまじえて受講者各自の適性を徹底解明した。さらに起業動機、起業・独立の本気度チェック、自他の資源の洗い出し、資源の組み合わせにより他者が真似できない事業アイデアの発想法などを実践形式で学んだ
 


▲好き!をどのように生かし、起業し、今に至るのか。人材育成・研修業で20年以上のキャリアを持つ起業家であり、NICe理事でもある小林京子氏が、当時の状況や起業動機、その後の経験を振り返り、「女性起業家の先輩として必要だったと感じる3つのこと」を紹介。受講者への質問もまじえて和やかな雰囲気ながらも、前向きに生きるための大切な心構えを説いた


▲出産・子育て・家事・介護・趣味・健康など、女性のライフステージに応じた生活と、仕事のバランスを調和させる「ワーク・ライフ・バランス」について、女性就業支援専門員の菅原幸子氏が登壇。多様な生き方の選択・経済的自立だけでなく、豊かな生き方を実現するための基本的な考え方、実践スキル、時代背景や今後の予測、起業後に意識すべき4つのポイントなどわかりやすく解説


▲▼第4部の「起業セミナー後半・基礎編」。増田氏は、子育てママやベテラン女性起業家の起業事例などを紹介しながら、少ない開業資金で資源をフル活用し、小さくても強いビジネスを生み出すための視点、事業計画の基本プランと実施プラン、事業アイデアの基本プラン立案、個人事業主・営利法人・非営利法人などの事業スタイルの特徴、応援者の力とそれを得るための心構えと取り組み事例、起業準備の内容・順序・重要度など起業前後の重要ポイントを指導。また、岩手県沿岸12市町村を対象にした起業補助金についても紹介した



受講者からは
「自分でできることは限られていると思ったが、まわりの人も地域も資源だと学んだ。棚卸しをして事業アイデアを考えていきたい」
「自分が好きなこと、得意なことは何かという原点をもう一度見直せた。仕事にむすびつけていきたい。
自分を元気にするのは自分だという心構え、仕事と生活のバランスを意識することも学んだので、大切にしていきたい」
「働く意欲はあるのに、育児や家事、仮設住宅から職場が遠くなったなどの理由で難しく感じている。起業という選択肢は遠いことのように思っていたが、考えていきたい。思い切って受講して良かった」
「ボランティア活動をしているが、継続可能な事業にしたいと思い受講した。今日学んだこと、いただいた資料を復習して、仲間とも共有していきたい」
「昨年、増田先生の創業セミナーに参加して2度目の受講となる。あれから一歩進めたので、今日を機会にまた一歩、進んでいきたい」
「今、自分は夢のような事業プランを描いているが、自分の代だけでなく、次の世代にもつながるように頑張りたい。夢は叶うようにできている!と思います」




撮影/藤枝 宏氏(岩手県釜石市)
 心象舎 http://www15.plala.or.jp/HF-photo/

取材・文・撮影/岡部 恵



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