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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」83「倍々ゲーム」




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<最近の提案> 倍々ゲーム
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まずはクイズ。
1秒ごとに倍増する微生物を箱に1つ入れると、1時間で箱いっぱいになる。
では、微生物が箱の半分の量に到達するのはいつか?

計算するまでもない問い掛けだが、一瞬考えてしまった人もいたのでは?

正解は、開始から59分59秒後。

「1秒ごとに倍増」ということは、「1秒前は半分」だから、
箱いっぱいに達する1秒前が、箱半分に達するタイミングというわけだ。

この倍増という現象、ある段階からとてつもなく数字が飛躍していく。
例えば、わずか0.1㎜の薄い紙を26回折りたたむだけで、
富士山の頂上を眼下に見下ろせるほどの高さになってしまうのである。

もちろんこれらの話は理論上のことだが、
私は常々多くの人が、数字の飛躍に関する可能性を、
理論値より相当低く見積もっているような気がしてならない。

月商1000万円を1100万円に伸ばそうと考えると、現在の事業方針のまま、
長く働くとか、値上げするとか、人手を増やすとかという発想になる。
それらを実行した結果、1100万円になったり、結局ならなかったりする。

ところが1000万円を2000万円に倍増させようとすれば、どうだろう。
10%アップを狙う時のように、従来の方法の延長で方針を立てないはずだ。
自ずと考え方が変わる。この、「考えが変わる」ところがポイントである。
多彩な作戦を発想し、発動できることこそが経営者の生命線だからだ。

倍々ゲームはあり得る!
そういう前提で事業方針を探ることが、経営者の能力を向上させる。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第83号(2015/9/14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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