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全国各地の異なる業種・地域・世代の人たちが集う NICe の SNS の中から、毎月選ばれる「月間最優秀日記」を紹介しています。起業家や経営者、支援者、起業副業準備中の人たちの実体験や発想、日常のひとこまから、学びと刺激をもらえます。
pickup! NICe日記 第50回 長柴美恵さんの『「立ち上げの3年」を4つ目の事業で実感』



全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合う
NICeのSNSの中から、ご本人の承諾を得て投稿記事を転載。
今回は、増田代表が選んだ2017年4月 月間最優秀日記をご紹介。
なお、毎月の最優秀日記を候補にした年間グランプリを年末に決定します。
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22歳のとき、父の後継者として新事業の運営者になった。

けれど、所詮生意気な小娘。
経営など何もわからず、勉強もせず、受けたは良いが、
ショッピングモールという自由のきかない営業時間のため、
寝る暇のない毎日。

その中で結婚、出産。
結局、お家騒動もあり(笑)、親の協力を得ていて成り立つ。


35歳のとき、それとは別の商材でネットショップをオープン。

先の事業も同時進行。
しかし、父が倒れ、それを機に先の事業は13年で閉店した。

この時代にはじめて「商売の基本」を学んだ。と思う。
しかし、パソコンの使い方がわからず、
運営云々よりも、IT用語に悩まされる。


38歳のとき、ようやく軌道にのった頃、家庭の事情でネットショップを閉店。

はじめて本気で仕事をした3年半だった。
そして、整理・収納・お片付けコンサルタントの道を選んだ。

しかし、なにもない。
ネットショップ運営時代は追いつくのに必死だったが、
これしか財産がない私は、事業内容は異なっても、
そのときに教わったことしかできなかった。

なぜ当時に出来なかったんだろ?
と思いながら、当時教わってきたことがやっと理解できた。

けれど、事業自体が世の中で認められていなかった時代。
自分の事業計画よりも、業界自体が必死。
「立ち上げの3年計画」など何もない。
手さぐりで行動するしかなかった。

けれど、商売人生まれの商売人育ち。
ネットを通して、タイミングというか、ニオイというか、
「やること」を察することができていたように思う。

気付けば11年、どうにか生き残っていた。


昨年、一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会を設立。

4つ目の事業にして、
はじめて「立ち上げの3年」を体験しているように思う。
まさに今がその最中。来月から2期目に入る。
厳しいことばかりだけど、狙いに向かっているところもある。

あと2年は「立ち上げの3年」。

1歩1歩確実に。

これまでの経験もあるだろうけど、
この歳になったから、やっと、
「立ち上げの3年」が実感できるようになったのかもしれない。

はじめの3年がいかに大切なのかと
今さらながら、やっとわかった。


こういう話しはやっぱりココでしか書けない。

焦って先走ったり、人をせかしたりして、
目先だけをみて失敗しないように、
自分のために、ココに記録しておきます。
 
※2017年4月21日投稿
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 埼玉県さいたま市/NICe正会員・長柴美恵(ながしば・みえ)さん
 コンフォータブル 代表
 一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会 代表理事 
 NICe会員情報はこちら
 http://www.nice.or.jp/category/category/members/members-kanto

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