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代表から

増田通信より「ふ〜ん なるほどねえ」139 二者択二 


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<最近の発見> 二者択二
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テレビドラマで市長役を演じている篠原涼子さんを見て、思い出した。
20年前、『アントレ』の表紙を彼女に飾ってもらったことがあったのだ。

その頃の『アントレ』は月刊誌で、
毎月、スーツ姿できめた若手女優が、表紙を彩っていた。
篠原さんのほか、永作博美さんや内田有紀さんも登場していたし、
デビューしたばかりの藤原紀香さんも、その中の一人だった。

それにしても、20年という歳月を経て、
彼女たちがなお一線で活躍していることは、驚嘆に値する事実だ。
20年もあれば、本人も世の中も大きく変貌するのだから。
実際、『アントレ』の表紙を飾った人たちの中には、
すでにタレント活動を辞めている人もいる。

もっとも、タレントを続けていることが幸せとは限らないし、
反対に、辞めて幸せをつかんだ人もいるはずだ。
今歩いている道をさらに進むのか、それとも別の道を進むのか。
「どうやって食っていくか」は、誰にとっても難しい選択だ。

だが近年、その選択方法がジワジワと変わり始めている。
必ずしも二者択一である必要はなくなっているのだ。
実際、女優を続けながら、別の活動に取り組む有名人もいる。

たとえば伊藤麻衣子(現在は、いとうまい子)さん。
主演を務めた「不良少女と呼ばれて」の放送から30年以上を経たが、
彼女は、現在も女優業を続けている。
一方、彼女は人材派遣会社を経営する起業家でもあるし、
さらに、早稲田大学大学院の博士課程で、
介護ロボットの開発に取り組む研究者でもある。
いわば「三足のわらじ」を履いている、いとうさんだ。

これはすごいことだが、
では、私たちが彼女のように生きることは、不可能なのだろうか?

そんなことはないと思う。
大半の人間は、複数の事柄に関心があり、複数の才能と複数の経験を有している。
その気にさえなれば、パラレルな働き方をできる人は、いくらでもいるはずだ。

昨年、政府は雇用されて働く人たちの兼業や副業を奨励する方針を打ち出し、
経団連など財界も、その方向に舵を切ることを表明した。
「今の仕事のほかに、あなたがやりたい仕事、やるべき仕事は何か?」。
そう問われて、即答できることが求められる時代が到来したと言える。

換言すれば、起業・独立と並んで、復業(副業)の開始も、
自分らしい生き方を実現するための重要な選択になったということだ。
NICeも、その分野での支援活動を今後強化していこうと思う。

余談だが、女優さんたちは、作品の中でいろいろな職業を演じる。
その体験から「今の仕事のほか」の仕事に関心が持てるなら、羨ましい限りだ。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第139号(2018/1/9発行)より一部抜粋して掲載しました。
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