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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」328号 「偶然が発生する頻度」を上げる



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<最近の発見> 「偶然が発生する頻度」を上げる
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11月初旬のとある日。
その日は午後からオンライン起業相談の予定が入っていた。
1組目はキッチンカーでのカレー販売を計画している女性だ。

あらかじめプランの概要を聞いていたが、やや採算が合わない印象。
キッチンカーとは別の販路を開拓できるといいのだが……。

その日の午前、
都内に用事がある名古屋市の賛助会員の伊藤麻美さんと目黒で会って、
1時間ほど互いの近況や今後の活動についてやりとりした。

麻美さんは起業支援や女性支援の第一人者だが、
ここ2年ほどは飲食店経営に注力していたそうだ。

そのあたりの話題の途中で彼女がポロッとこんなことを口にした。

「そうそう、ウチの店、カレーも出してるのよ。
キッチンカーでカレーをやっている女性がいて、
美味しいから、毎日、卸してもらっているわけ」と。

あっ、そうか! その手があったか!

言うまでなく、午後のオンライン面談で、
卸売に可能性があることを相談者に伝え、喜んでもらった。

ありがたや、ありがたや。麻美さん、よくぞ私を誘ってくれた。

もっとも私が「午後の起業相談の準備で忙しいから」と、
彼女との面談をパスしていたら、こんな奇貨に巡り合うことはなかった。

もちろん、偶然の産物である。
だが、偶然を「単なる偶然」と切り捨ててしまっていいものか。

むしろ必然こそ、放っておけばいいもので、意識して取り組むべきは、
「偶然に遭遇する頻度」を上げることではないだろうか。

志を同じくする人とは、目に見えない知恵の糸で結ばれている。
その相手を思い、大切にし、会って、語って、共に考え、共に働く。
この積み重ねが、予想し得なかった「ラッキー!」を運んできてくれる。
と、私は信じている。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第328号(2025/11.14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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2025-12-14 04:43:59Mr.NICe
 増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」328号 「偶然が発生する頻度」を上げる

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