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頭脳交換会in横手レポート



2012年2月4日(土曜日)、秋田県横手市交流センター「Y2ぷらざ」で、頭脳交換会in横手が開催された。主催は横手市雇用創出協議会、共催は一般社団法人起業支援ネットワークNICe。学生から主婦、起業予定者、経営者まで、横手市内を中心に秋田県南地域の16名が参加した。

【プログラム】
13:30~15:10
講演会/一般社団法人起業支援ネットワークNICe 増田紀彦代表理事
テーマ「ニッポン復興の年を、地域躍進の年に!」
 〜2012年にチャンスをつかむための9つのキーワードと、
  混迷を増す世界・日本経済の中での生き延び方〜
15:20~16:20 
頭脳交換会/ファシリテーター:増田紀彦代表理事小林京子氏


【所感】

横手駅から徒歩5分程の場所にあるY2プラザ(わいわいプラザ)。その名が示すように最新のバリアフリーが完備され、子どもから年配の方々までがそれぞれの目的に応じて利用している。
市民活動スペース、図書・地域情報コーナー、フリースペースなどが、部屋でわかれずに簡単なパーテーション(衝立風)で分かれている。その中央に位置するのが、今回の会場となったオープンスペース。必要な広さを必要なだけパーテーションを移動して、確保する。正面には最新のマルチスクリーン。
とても明るく開放的な中で、「頭脳交換会in横手」がスタートした。

横手市雇用創出協議会の鈴木尚登さんが、ご挨拶。
数年に渡り開催されたこの会に連続参加している方、チラシを見て初参加の方など、初対面が多く緊張感がみなぎる。

増田紀彦代表理事が登場し、自己紹介も手短に本題の講演が始まる。
講演前半、TPPの概要から日本の立場へと移るにつれて緊張は解けて笑いや会話も出るようになった。地域事例の話では笑いが起こり、自発的に質問があがった。
日本のどこの話を聞くのではなく、地元地域とのつながりを求めて、また利用できるヒントを得ようとする積極的な姿勢が印象的だった。




続く頭脳交換会のテーマは「横手の事業アイデア創出」。
まず、出身地域が均等になるように3グループに分かれてから、簡単な自己紹介をする。
多少戸惑い気味の方を連続参加者がリードしている様子が頼もしくうつった。

第1ラウンドは、模造紙を4区分して、
a「横手に今も昔もあるもの」
b「横手に今は無いが昔はあったもの」
c「横手に今はあるが昔はなかったもの」
d「横手に今も昔の無いもの」
をできるだけ多く出す。

a:生クリーム入りメロンパン、酸っぱいリンゴ、横手焼そば、ホタル、小川、消防団、
朝市、犬っこ祭り、あまい寒天、雪、かまくら、人情、山河、祭り、いぶりがっこ、酒、ババヘラアイス等。
b:農業用牛馬、かやぶき屋根、駄菓子屋、昔語り、イナゴ採り、青年会活動、手植え田圃、田圃を手伝う子ども、映画館、村の診療所、行商等。
c:新幹線、でっかいイオン、統合小中学校、高速道路、新しい横手駅、コンビニ、FM放送局、耕作放棄地、道の駅、雪よせボランティア学生、廃校舎等。
d:ご当地ソング、遊園地、動物園等。

15分程で出ること出ること!
グループごとの発表では、初めて聞く事も多く、横手の今昔が浮かび出た。





第2ラウンドで、a,b,c,dを掛け合わせたビジネスアイデアを考える。
・牛馬によるスーパーの宅配
・かやぶき屋根の横手焼そば
・かやぶき屋根の駄菓子屋
・かやぶき屋根のコンビニ
・3丁目の夕日の秋田版まちづくり
・ジジババFM放送
・昔語りの居る牛丼屋
・注目のお土産の自販機
・道の駅で映画
・ITでホタル予報
・健康の駅で雪ボーリング
・学生の行商
・除雪の全国大会
・駅前農業
・よそもの青年会

一見、荒唐無稽に思えるものも発表を聞くとそこには横手の生活、情報、願望がぎっしりと詰まっていることが垣間見れた。
雪に閉ざされるのでは無く、雪の中で熟成する横手の未来にエールを送る!

取材・文・撮影/小林京子氏
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