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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」183 ザクロは何色? 



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<最近の色気> ザクロは何色?
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立ち寄ったバーで、ザクロのカクテルを目にした。秋が少し深まってきた。
ザクロの赤は、わずかに青みがかっている。
だから、正しく言えば、ザクロは赤色ではなく、紅色である。
その「わずかに青みがかった赤」が、ザクロに気品と色香を添える。

ちなみに男性陣の中に一人だけ女性が混じる様を「紅一点」という。
中国の詩人、王安石が、
緑濃い山中に、ザクロの花が一輪咲く姿に見立ててそう表したそうだ。
やはり、ザクロは赤ではなく、紅なのだ。

「似てはいるが、違う」。

最近、この概念がないがしろにされているように感じる。

かつて、人は言葉で、物や事を端的に伝える必要があったが、
今は誰でも即座に画像を見ることができるから、
言葉の厳密さの価値が薄れてしまったのかもしれない。

むろん私とて、「それは赤じゃなくて紅だ」などと口を尖らせる気はない。
「うるさいオヤジだ」と、煙たがられるのは目に見えているから。

ただ、さりげなく、色を美しい言葉で語れる人はやはり素敵だと思う。

「そのネクタイの浅葱色、とてもいい色ですね」なんて、
バーで隣り合った女性から言われたら、私は確実にメロメロだ。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第183号(2019/1015発行)より一部抜粋して掲載しました。
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