一般社団法人起業支援ネットワークNICe

ユーザーログイン
最新イベント


お役立ちコラム



Column
NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」274・275合併号 『Ombra mai fu』 ~人が最後に求めるもの~



──▼────────────────────────────────
<最近の保養>  『Ombra mai fu』 ~人が最後に求めるもの~
──▼────────────────────────────────

………………………………………………………
こんな木陰は今までになかった
どれよりも愛しく、愛らしく そして優しい
………………………………………………………

他愛のない詩だ。
しかし、この短文を二度、三度、目で追うと、
清涼な空気が胸の端々にまで広がるような感慨を覚える。

この詩、原語はイタリア語で書かれている。

Ombra mai fu
di vegetabile,
cara ed amabile,
soave piu

もともとは、ヘンデルのオペラ『セルセ』中のアリア(独唱)の歌詞だが、
今ではオペラから離れ、単独曲として歌われることがほとんどだ。

この曲を耳にしたことのない日本人は、まずいないだろう。
40年近く前、ニッカ・ウィスキーのCMに使用されたのを機に、
以降、映画やドラマをはじめ、あらゆるシーンで使われる名曲である。

どんな曲だっけ? と思った人は、
ネットで『オンブラ・マイ・フ』と検索してほしい。それが曲名だ。

それにしても、すごい詩である。

木陰、愛、優しさ。

それだけ。

人が心の底から求めるものを掬い取ったら、
こんな言葉が手のひらに残るのかもしれない。

この詩文を反芻しつつ、できれば楽曲に耳を傾けてみてほしい。

灼熱の夏に喘ぐ身と心が、静かに、静かに、癒されていく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第274・275合併号(2023/8.7発行)より一部抜粋して掲載しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 
 前の記事
次の記事 



最新のお知らせ NEWS
2024-04-25 05:02:10Mr.NICe
 増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」第59回 

プライバシーポリシー
お問い合わせ