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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」312号 成功体験の恐ろしさ 



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<最近の大統領> 成功体験の恐ろしさ
──▼─────────────────────────────────

普通に考えれば、時間が逆戻りすることなどあり得ない。

なのに、トランプ大統領もプーチン大統領も、
かつての「偉大なるアメリカ」や、いにしえの「世界に冠たるソ連」を、
取り戻そうとしている。本気でそう考えて躍起になっている。

そんなことは無理だ。
と、私のような一般人は思うが、そう思わないところが、
大国のリーダー特有の思考なのだろうか。

無理を通そうとすれば歪みが生じ、反動を招き、混乱を撒き散らすだけ。
それすらも彼らは「必要なこと」と開き直るのだろうか。

現実を直視せず、未来を想像せず、駄々っ子のように変化に抗い、
妄想に取り憑かれ、幻想に駆り立てられる姿は、正直、見苦しい。

だが、彼らの過ちは、決して他人事ではない。

「我が社のトップはミニトランプかミニプーチンだな」。
そんなふうに揶揄されている経営者がこの国にもいるはずだ。
成功体験という名の亡霊に縛りつけられている経営者たちのことだ。

今は今。昔は昔。

規範や目標を過去に見出す考え方は、必ず問題を引き起こす。
不正に手を染め、不祥事を連発する企業は、
だいたい、過去にそれなりの成功を収めてきた企業ばかり。

私たち起業家や経営者は、米露トップの思考と行動を反面教師とし、
時代の変化を見据えて、現在のあり方を設計することに力を尽くしたい。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第312号(2025/3.14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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