増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」336号 生成AIを使うなら、NGワードを指定する

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<最近の要点> 生成AIを使うなら、NGワードを指定する
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最近の起業セミナーで「ネーミング」について講義した。
このテーマは毎年実施しているが、今年は内容を大幅に入れ換えた。
生成AIに頼ってネーミングをする人が増えているからだ。
使うなとは言わない。
ただ、生成AIは、こちらから注文をつけない限り、
「既存の成功例」「業界で頻出する語彙」「わかりやすさ」、
この3要素をベースに案を組み立てる。
だからAIの案をそのまま採用すると、
あれもこれも、同じようなネーミングになってしまう。
小さなビジネスにとって差別化は生命線。
いくら耳触りや見栄えが良くても、他と同じじゃだめでしょ。
そこで「いかに優等生的な回答をさせないか」、
という視点を付加することが要点になる。
そのための方法は、いくつもあるが、
効果的なのは、あらかじめNGワードを指定しておくやり方。
例えば、大阪のミナミで、
うまくて安くてボリュームたっぷりの焼肉屋を開業するので、
店名を考えてほしいとオーダーする。
ただし「肉」「山盛り」「満腹」「激安」「大阪」「ミナミ」は、
類語も含めて使わないこと。あと、英語表記もなしでと追記する。
興味があれば、実際にやってみると面白い。
それでも何とかするのがAIだ。なので、さらに条件を厳しくする。
例えば、仕事帰りの男性グループ狙いの店で、関西感を出したいとか。
で、出てきたネーミングがこれ。
「ぶらっと寄り屋」。
ふーん。なるほどねえ。まあまあなので、この案を採用する。
そのうえで、最初に指定したNGワードを戻し入れる。
この作業は自分でできるはず。
結果、「ドカ盛り焼肉 ぶらっと寄り屋」ってな感じになる。
ミナミは外国人客も多いから、「DOKA-BURA」という略称も付けておく。
ちなみに「どか」の「ど」と、「ぶら」の「ぶ」は、
どちらも有声破裂音といって、男性が好む子音。
ターゲットは確実に「どかぶら」と呼ぶ。はい、大成功!
いずれにしても、ネーミングはAIと自分の共同作業だと心得たい。
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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター
「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第336号(2026/3.16発行)より一部抜粋して掲載しました。
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