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全国交流セミナー

つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!第19回NICe全国交流セミナーin八戸 レポート





2013年11月16日(土)、青森県八戸市の八戸市総合福祉会館で「つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!第19回 NICe全国交流セミナー in 八戸」が開催された。青森県では初開催であり、これまで全17回開催されてきたNICe全国交流会とは異なる新たなプログラムによる4部構成で実施。参加者は八戸市内を中心に、十和田市、南部町、三戸町、三沢市、秋田県、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府から31名が集い、「出会い、学び合い、お互いの価値を見つけ合おう」をテーマに学び合った。

実行委員長を務める上久保瑠美子氏が司会も担当し、参加者へ感謝の意を述べた。続いて、宮下会計事務所の宮下宗久氏よりごあいさついただいた。


▲実行委員長を務める上久保瑠美子氏が開会を宣言


▲有限会社宮下会計事務所 取締役・宮下宗久氏
八戸で全国的なセミナーが開催されることを嬉しく思うと述べ、NICeとの出会い、去年の共同セミナー(中小企業のための生き残り戦略講座「企業不滅の法則」レポート)に個人的にとても満足し、今日も楽しみにしていると語った



宮下氏はあいさつの中で、子どもと一緒に読んでは感動しているという『宇宙兄弟』という漫画について紹介した。兄弟揃って月面に立つことを夢見て、実現へ向けて頑張っているストーリー。中でも特に印象的だった回の話を披露した。

「宇宙飛行士はこういう知識、訓練が必要という話だけでなく、物語の描き方が、むしろ人との出会い、人間力で宇宙飛行士になっていくという点に非常に感動を覚えます。たとえば最終試験の回、最終面接まで残った10人、15人の中から、5名選ぶという場面でした。どのように選抜するのか。すでに宇宙飛行士になっている人たちと会食する、つまり懇親会をするのです。酒を飲みながらの時間で、自分の後輩となる飛行士を選ぶ。何を基準に選ぶかというと、一緒に狭い宇宙船に乗り込み、宇宙へ旅するわけですから、『こいつとだったら一緒に仕事ができる』『こいつになら命を預けられる』そういう人間性があるかどうか、人間として信頼できるかどうか、という基準で選んでいくのです」

宮下氏はかつて東京の監査法人勤務時代に、「社員面接のポイントは試験の点数ではなく、結局はこの人と仕事がしたいかどうか」だと聞いたことを思い出したという。同時に、NICeの活動もまた、人との出会い、人間力がポイントだと述べ、『宇宙兄弟』とシンクロして共感すると語った。

さらに一呼吸置いて、もうひとつ、宮下氏は星についても紹介した。ちょうどこの日と翌日は、獅子座流星群の極大日に当たるという。「流れ星を見たことありますか?」と会場内に問いかけた。宮下氏によると、流れ星は流星群の時だけしか見えないと思われがちだが、そうではなく、普段から平均すると10分に1本くらいは小さい流れ星が見えるのだという。
「今も10分に1度、願い事を唱える、叶えることができるのです。そう考えると、素敵ではないですか? 今日のセミナーは2時間30分、つまり15回、流れ星があるのです。願いごとができる貴重な時間ですから、有意義な時間にしていきましょう」



■第1部 つながりワークショップ


ファシリテーター NICe小林京子理事

小林理事は先の宮下氏の言葉を受け、今回の八戸から導入された新プログラム「つながりワークショップ」についてこう説明した。


「まさに宇宙船に乗り込む者同士、その前にまずは互いのことを知ることからスタートです。互いを知る、共通点を見つける、魅力を見つけ合うことを目的に、考案したのがこの『つながりワークシート』です」

参加者には、A3サイズの1枚の紙が配布されていた。それが『つながりワークシート』だ。紙の中央に氏名欄があり、周囲には「仕事はこれです」「ここに住んでいます」「持っています」「できます」「得意です」「嬉しかったです」「プチ自慢です」「欲しいです」「探しています」「困っています」の10個の空枠がある。それを3分間で記入した後、周囲に見せながら、項目を読み上げていく、つまり自己紹介だ。

「NICeはいわゆるビジネスマッチングの場ではありません。つながり力で起業・新規事業を目指しています。つまり、宇宙旅行へ一緒に行くならこんな人と行きたいよね!という発想です。互いに信頼して、いい仕事をしていく、コラボレーションしていく仲間。であれば、人として魅力を感じることが始まりです。この人なら!と思わなければ、本物のビジネスなんて生まれないだろうという考えです。人としてつながる、仕事でつながる、そして発展させて新事業へ、というところを目指しています。ではさっそくやってみましょう。1人30秒くらいでグループごとにそのシートを他の人へ示しながら、一番伝えたいことを名前の次に言ってみてください。私を見てよ、聞いてよタイムです!」

参加者は、予め指定されたグループ卓に5名から6名で座っている。そのほとんどが初対面同士だ。グループ名はすべて、八戸にちなんだ名称。「いさばのかっちゃ」「そばかっけ」「うみねこ」「いか」「さば」「せんべいじる」など。






あちこちで拍手、「おお!!」「へーーっ」「わかるー!」などの歓声が上がり、初対面とは思えない和気あいあいとした雰囲気に。グループでの発表がひととおり終わったところで、次に参加者全体の共通点を見つけ合っていこうと小林理事が呼びかけた。住まい、プチ自慢、欲しいもの、嬉しかったことなど、複数人で共通すれば拍手、ひとりだけならオンリーワン!と讃え、また拍手と増々盛り上がっていった。最後に小林理事はこの言葉でプログラムを締めくくった。
「つながりって、最初からビジネスではなく、人と人が先にありきでビジネスは後から付いて来るものだと思います。『それいいね!』と気が合って、その次に、『じゃ、こういう事業で協力し合えるよね』という順番で発展させていく。それがNICeのつながり力です。わずか15分のプログラムでしたが、その一歩を体感していただけたと思います」





■第2部 ミニセミナー


「どの業界でも当てはまる地元密着型の集客営業とは?
 経営者が見つめ直すべき根本要因と即実行できる秘策!」
  講師・株式会社ii(かぶしきがいしゃ いい)代表取締役 上久保瑠美子氏




当会の実行委員長でもある上久保氏が登壇し、第3部のイントロダクションとも言えるミニセミナーを披露した。
上久保氏は、現在、関東圏を中心に、セールストークやノウハウの開発、営業人材マネジメントの専門家として幅広い業界を対象に活躍している集客営業コンサルタントだ。青森県十和田市出身であり、高校時代は八戸市で暮らし、進学のために上京。その後の約10年間の会社員時代には、飲食店やフランチャイズ事業で合計1000人以上の人材育成に携わり、現在の礎を築いたという。そしてコンサルタントとしてキャリアを積み、独立後は、独自のノウハウで集客と売上げを伸ばし、さらに顧客満足度を高めることに尽力している。
ミニセミナーでは、自己紹介からスタートし、集客営業コンサルタントとして自らが実践した成功事例の中から3事例を詳細に紹介した。知名度がまったくない新規参入事業を全国展開へと成長させた事例。駅から遠い悪立地の店舗ながら広告費を大幅に削減させ、業績を立て直した飲食店の事例。シャッター街の商店が多い中で生き残り、さらに売上げを伸ばし続けている小売業の事例だ。その3事例に共通していることは、広告メディアに頼らず、自ら地元密着型の集客営業をしていること。それらの視点、具体策、ノウハウが、他業種でどのように応用できるのかを解説し、20分間に渡るミニセミナーを締めくくった。

また上久保氏は次のプログラム「互いの頭脳を交換しよう!」についても説明。これは、プレゼンターが自身の事業プランや課題を発表し、それをもとに参加者全員が「自分だったら」という当事者意識で建設的なアイデアを出し合い、ブラッシュアップや問題解決を図るNICe流の勉強会だ。課題解決を目指すプレゼンターだけではなく、参加者もまた、知恵を出せる人間なのだと自分自身に対しての発見があり、同時に、互いの経営資源を生かし合い、連携し、やがては共同で新規事業を生み出すことができるというメリットがある。



■第3部 互いの頭脳を交換しよう!


 ファシリテーター NICe増田紀彦代表理事
 ゲストスピーカー 協栄自動車整備協業組合 竹ヶ原拓美氏





集客上の課題を語ってくれたのは、十和田市で自動車整備業を営む協栄自動車整備協業組合 竹ヶ原拓美氏。NICe増田紀彦代表理事がファシリテーター役を務め、質疑応答により、事業内容と経営課題を参加者全員で共有。そして参加者にアイデアを求めた。

竹ヶ原氏の事業は、車検整備、板金塗装、損害保険、新車・中古車販売など自動車に関連する全般で、商圏は半径5km以内。現在の集客方法は、主にチラシ配布で、リピーターをいかにファンにしていくかを課題に取り組んでいるという。自社の整備工場兼事務所は郊外の住宅内にあり、整備士は5名。繁忙期は春・秋・冬前で、真冬・真夏は逆になる。

増田氏「真冬・真夏の時期に、何かしらの仕込みをしたいところですよね。徒歩圏内に十分な商圏がありますが、まだまだ呼び込めていないという状況です。リピーターを増やしたい、さぁ、もっとお客さんを呼び込むにはどうしたらいいでしょうか。どんなアイデアがあるでしょうか。実現が難しそうなアイデアでもOKです。各グループで進行係を決めていますので、その人を中心にみなさんでアイデアを出し合ってみてください!」




5分後に、各グループから発表されたアイデアは以下


●いさばのかっちゃグループ

・整備時間をテーマに話し合った。
・車検の時間短縮。実作業そのものではなく、「預けている期間」を短く感じさせる工夫がポイントでは。
 車検を頼みたくても受付け時間などに制限があることが多い。そこで、
 夜の仕事になってしまうので大変かもしれないが、夜に車検をして、朝戻す。つまり
 クリーニングとは逆のパターンにする。
 客側からすれば、夜に預けて朝できていたらとても助かる。
・また、集客以前にサービスと笑顔が大事だという意見もあった。


●そばかっけグループ

・消費者目線で話し合った。
・アフターフォローがあるのか、ないのかも大きい。
・ハガキだけで案内されるよりも、2回目もお願いしたいと思うような付加価値を付けることが大切。
・たとえば、きれいさ。目に見えるピカピカさのような差別化が鮮明だとリピート率が高まる。
・次回も行きたいと思うような特別感。お客さんが自身のブログやネットで話題にしたくなるようなことがあると、
 リピートする理由付けになる。


●うみねこグループ

・タイヤ交換が必ず必要な地域なので、冬用のタイヤ保管をサービスに加えてはどうか。
 実際に保管に困っているお客さんはいるので、預かってくれるサービスがあれば、必ず取りに来るのだから囲い込みもできる。
・現状では保管スペースがないのならば、場所が余っている人、協力してくれる人と連携する。


●いかグループ

・車のことはどうしても専門用語で一般にはわかりにくい。保険も同様。またユーザーが日々できるメンテナンス方法など、講習会を開いてはどうか。講師は竹ヶ原さん本人である必要はなく、専門家を招いて開催してもいい。
 初心者向け、車好きなマニア向けなど、内容もそれぞれに合わせて開催できる。
・車検というと、整備会社からの代車は軽自動車というケースが多いが、スポーツカーや外車はどうだろう。「こんな格好いい代車貸してくれる!」「どこで?」と話題になる。


●さばグループ

・取り引き業者とのギブ&テイクという発想で話し合った。
 取引先の業者さん関係に、まずは車検してもらうよう働きかける。
 その業者さんからの紹介等もあると思う。
・時間についての意見もあった。車のオイル交換がしたくても、近所の工場は朝の営業時間が遅く、遠くの工場を利用している。当日の受け入れは難しいかもしれないが、事前予約で早朝対応可、深夜対応可などとお知らせするだけでも集客が広がると思う。
・朝の通勤に間に合わせたいニーズは多いと思うので、受付け開始時間の見直しをしては?
・また整備してもらっている間の待ち時間の有効活用も望みたい。喫茶店みたいなスペースを設けてはどうか。


●せんべいじるグループ

・DMやチラシだけではなく、電話での直接アプローチしたほうがいい。
・業者を選ぶ際に、優しくて丁寧なところを選ぶので、アフターフォローを充実させて、リピート100%を目指してみては。


増田氏「わずか5分でこれだけのアイデア。すごいですね!
集客以前にサービスの充実をはかるという意見が多かったようです。
また、お客さんの都合のいい時間帯を狙う。これは他の業種でも言えますね。
それと、付加価値、勉強会など、お客さんと接する機会を増やすことですね。

NICeは、全国の起業家が集まっています。実は事前に、SNSの中で地域密着型集客のアイデアを募ってみました。自動車整備業に限定はしていませんが、ヒントになると思いますので紹介します」



施設の活用を提供するウエディング企画の例。社屋を利用した季節イベントで来訪理由を付ける住宅設備会社の例。効率が悪いチラシ配布を止めて紹介者に図書券をプレゼントしている学習塾の例。SNSの中でも支持が高かったのが、無言の営業パフォーマンスでもある店舗前の朝掃除。同じく掃除が効果的という墓石販売業者の実例など、東京都、神奈川県、愛知県、熊本県などのメンバーから寄せられたアイデアを紹介した。そしてこれらをヒントにもう一度、さらにアイデア出し合おうと、5分間のグループディスカッションを行った。



第2ラウンド発表




●せんべいじるグループ
・お客さんごとの整備カルテを作成する。
女性のお客さんの中には整備士の話が理解できない人もいるし、本当に直さなくてはいけないのか線引きがわかならい。なので不信感も残る。一方で整備士も、お客さんがどこまで理解し納得しているのかわからない。そこで、お客さんの車に乗る頻度やスタンスに合わせたカルテを作成する。相互理解のカルテがあれば、定期的な整備サイルクも提案しやすくなる。
・紹介サービスも新設する。ほかの方を紹介してくれたら、紹介料かオイル交換無料等のサービスを付ける。

●さばグループ
・頻繁に会うと親しくなり、気軽に頼めるし、友達も紹介してもらえる。
頻度を高めるにはタイヤ交換が一番だと思うので、その時期にシフトしたサービスを付加する。

●いかグループ
・情報発信をすること。ワークショップへ来た人へ、家族ぐるみでシェアできるようなツールがあるといい。
若い人ならWebだろうが、年配の人には印刷物を配布する。
・中古車も販売しているということなので乗り換え層を狙う。短い時間の試乗会ではなく、いっそお泊まりはどうか。キャンピングカー等も思い切って貸し出す。楽しかったら買ってくれるし、買ってくれたら整備も依頼するはず。話題にもなる。

●うみねこグループ
・車検をアミューズメント化する。車に興味があれば、どんな風に車検整備するのか見てみたい。自分の車がどのように大切に扱われるのか、またどうしてその整備が大切か、どのようなパーツやツールが使われているのか、そのやり取りで整備士との信頼関係が生まれてまた頼みたくなるのではないか。気軽に相談もしやすくなる、人にも勧めたくなる。
・ただし冬は寒いので暖房も必要。

●そばかっけグループ
・家計を預かる主婦目線として、車検はお金がかかるので敵扱い(笑)。嫌なものとしてママ会話に登場する。
 逆に言えば、この層を味方にすれば強いのではないか。
・おしゃれなレストランやカフェと協力して、ここで車検すると半額などのサービス。
 『じゃ一緒に行かない?』とママ同士で誘い合うようになれば、メリットは大きいと思う。

●いさばのかっちゃグループ
・自動車の自慢大会。カスタマイズしている方は車好きなので、集まること自体が集客につながる。
・整備工場見学、子ども向けにすれば、必ず小間も同伴する。
・車のオイル交換はその場で対応してくれると思うが、その時間が意外と手持ち無沙汰。ネイルやマッサージなど、30分とか1時間とか、ほかのサービスと組むことで、ついでにやってくれるなら、という層も狙えるのではないか。

増田氏総評
「さらにわずか5分でこれだけの素晴らしいアイデアが出ました!みなさんに拍手です!
今出たように、ほかの業者さんと連携する方法はいいですね。そうすると連携したお店のほうからも紹介をいただけます。
他者と組むことで集客も広がるのです。こちら側からすれば一見関係のない業者でも、お客さまの側からすれば、共通点があります。
どうしても自分の事業のことを考えると、自分でできる範囲でと考えてしまいますが、ほかと連携していくことで集客を広げるという発想は、どの業種にとっても共通のテーマになります。
さあ、みなさん、いかがでしたか? 別のチームのアイデアを聞いて、さらに発想が広がることも実感できたでしょう。どうぞ、異業種、異地域で話し合うことの効果を今後も意識していただければと思います。このあとのプログラムでも、私から、いろいろな“まさか!”の組み合わせで事業を始めている連携ビジネスの実例を紹介します」


■第4部 基調講演 

「実例! 連携ビジネス、成功の秘訣!」


一般社団法人起業支援ネットワークNICe 増田紀彦代表理事




増田氏は前置きどおり、“まさか!”の組み合わせで成功している連携ビジネスの実例を5つ紹介した。そして、連携ビジネスで大切なことは、会の冒頭で宮下氏があいさつで語ったことだと改めて強調した。

「『あなたとなら組めるよね』ということです。
ビジネスマッチングは巷によくありますが、実際に継続していくことはそんなに簡単なことではありません。お金が理由で組むと、金の切れ目が縁の切れ目ということが多々あります。本当に一緒に頑張れるのか、急に組んでも無理です。『ぶっちゃけ、自分ってこうです!』とさらけ出すこと。『これはできない、これはできる。それじゃ、一緒に組み合わせてやろう』となります。連携事業は、一夕一朝にでききるものではありません。まずは人間関係をつくることです。

さらには、『同業種のほうが話が早い、できる・できないもわかりやすい』と、思ってはいけません。同業者では愚痴の連鎖になります。お互いの苦しさがわかるから、生き残ろうと負のスパイラルに陥りがちです。
ですが、異業種なら、わからないので負のスパイラルに陥りません。「こうすれば?」と事情を知らないからこそ言えるのです。さきほどの頭脳交換会を思い出してください。もし、みなさんが、竹ヶ原さんと同じ自動車業者だったら、はなからアイデアは出ませんよね? 『無理だよね』『うちだけ抜け駆けはできないよね』となってしまいます。しかし、異業種なら、傍目八目です。

異業種で、異地域で、異世代で話していくと、わからないからこそ、同族では見えないものが見えてくる、アイデアが出てきます。アイデアを出し合って話していくうち、自分の能力や資源も発見できるのです。互いの強み、弱みがわかれば、補完し合えます。そのためにも、しっかり気心の知れた仲間をつくっていくことがまずは大切なのです」



最後に増田氏は、今秋にサービスを開始した「経営者のためのお悩み相談センター」事業を紹介した。これは、この会の実行委員長でもある上久保氏が立ち上げた新事業で、全国の仲間の強みを活かしてつないだ、まさに連携ビジネスだ。事業内容は名称のとおり、経営者の悩みに対応するサービス。特徴のひとつは、経営に関する相談のみならず、オフィシャルからプライベートまで、あらゆるお悩みを相談できること。さらに、その相談方法も大きな特徴で、ネット全盛の現代に電話での対応を奨励している。相談に対応するのは、NICeメンバーによる専門家アドバイザーチームで、20以上の相談カテゴリーに42名が登録し、経営者の悩みや相談に応えている。また、ひとつの相談ごとに対して、複数のアドバイザーから回答が得られる点も魅力で、相談者は複数の回答から取捨選択することができるうえ、改めて個別に相談して、解決を深めることもできる(公式サイトhttp://www.iikeiei.com/)。


「経営者は自分自身の努力がまず大事です、そして、一緒に業を起こせるいい仲間を見つけて、組み、世の中が求めているものを一緒に創っていければ、厳しい時代でも絶対に生き伸びていける、成長できると思います。今日のキーワードは、『自分だけではない。異なるものと組むことでチャンスを見つけよう!』です、他人ごとだと思わないで、ぜひ取り組んでみてください。たくさんやり取りを重ねて、仲間と新規事業の創出を目指していきましょう。ここ八戸でもNICeの勉強会を継続的に開催していきますので、傍目八目で勉強し合って、一緒に新規事業に取り組める仲間を見つけてください。今日をスタートに、仲間と一緒に素晴らしい未来を拓いていただければ何よりです」








●つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!
 第19回 NICe全国交流セミナー in 八戸
 実行委員長 上久保瑠美子氏から一言


「最初にNICe全国交流セミナーin八戸の実行委員長のお話を頂いた時、正直、とまどいました。というのも、私は過去に青森でイベントを開催した経験があり、集客がいかに大変かを知っていたからです。心身ともにパワーを使うのは目に見えていました。
しかし、『期待には必ず応える!』という私のビジネス精神がこれを承諾しました。

やると決めたらやる!と、満を持して取り組んだものの、困難は尽きませんでした。。
『セミナーや経営者の会はたくさんあるから、もう他の会に出席するつもりはない』
『実際に参加したこともない会を人に紹介することはできない』
『セミナーはだいたいつまらないものが多い』等々。
なぜ私がこんな事を言われなくてはけないのか、そもそもなぜ私がひとりでやっているのか、悲しいやら、悔しいやら…。

そんな時、全国のNICeの仲間が『大丈夫?』と心配してくれたり、
『こうしたらどう?』とアドバイスをくれたり、『手伝うよ』と支援してくれたり、
八戸とは縁もゆかりもない人たちが、本当に心から、応援してくださいました。
その時、私は、これまで素晴らしい仲間と出会い、応援したり、協力したり、事業を起こしたりと、まさに『つながりを力に』してきたことを思い出しました。

この全国の仲間と故郷の人々とをつなげたい!
そう思った時、私が八戸で実行委員長をやる意義が腹に落ちました。
すると、この機会は、自分にとってとても有益な機会だと思えるようになり、
自発的に広報・集客活動が出来るようになり、八戸で協力してくれる応援者も増えて行きました。

結果、当日はたくさんの方に参加頂き、
『是非また八戸でやってください』
『勉強になりました! NICeのSNSに登録します!』
『是非またお会いしたいです! ご縁に感謝!』
『楽しかったです!お誘い頂きありがとうございます!』
等々、嬉しい言葉を頂きました。

そして、なによりも一番の収穫は、私自身、互いの知識や情報や人脈を活用する‘仕方’を学んだことです。このノウハウは、これからの未来、事業を発展、進化させるうえで、最強の武器となるはずです。だからこそ、これからは、さらにつながりを深め、さらにつながりを広めていきます。
互いの未来を切り拓くビジネスパートナーになるために。

心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします」


●次回、八戸での勉強会は2014年2月8日開催予定。
また、「つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!NICe全国交流セミナー」は、
2013年12月14日に東京で、2014年2月11日に福島県須賀川市で、
さらに3月15日に和歌山市で、5月24日には名古屋市で開催予定。
活動予定一覧はこちら



取材・文・撮影/岡部 恵


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