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代表から

増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」56「快適」



福島県の郡山市から新幹線で東京に戻るべく、郡山駅の券売機の前に立った。
仕事の終了時刻が未定だったので、予め指定席を取っておかなかったのだ。
案の定、2時間先まで指定席は売り切れ。グリーン車も満席。
ところが、数分後に発車する上りの「やまびこ」に、
「▲」(残り僅かだが、空席があるという意味)と表示されている席があった。

『グランクラス』である。

東北新幹線に、そういう高級なクラスが導入されたことは知っていたが、
乗ったこともなければ、車内を見たこともない。
「早く帰りたいなあ。でも、グランクラスって高いだろうなあ……」と、
逡巡すること、せいぜい30秒。
すぐにホームに駆け上がり、ちょうど入線してきた「やまびこ」の、
自由席に乗り込んだ。ありがちなオチだが、自由席はガラガラだった(笑)。

ゆえにグランクラスの素晴らしさもお値段も把握していないが、
たぶん、今後もそれを利用する機会はないだろう。
「どうせお金を使うなら、わたしゃ~飲食に使うもんね~~」と。
そう思ってハッと気付いた。

いまさら新幹線に食堂車を連結しろなどと、野暮なことは言わない。
そのかわり「バー列車」を用意してほしい。むろん、立ち飲みでいい。
と思って、念のため調べたら、すでにJR九州が導入済みだった。

それなら……と、ひねり出したのが「会議室列車」。これはさすがにない。
実際、仕事のために何人かで移動するとき、
「この時間にミーティングができたらなあ」と思うことがしばしばあった。

方向性は変わるが、マットを敷いたキッズルーム列車もいいかもしれない。
考えれば、ほかにもあれこれ出てきそうだ。

シートの広さや立派さだけが、満足度の物差しではないと思う。
乗客の「立場」や乗車の「目的」によって、快適さは千差万別である。
と、東北新幹線を題材にしつつ、サービス業の神髄を説いてみた。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第56号(2014/7/14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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