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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」63「QMONOS!」




桑畑の地図記号について考えを巡らせているうち、
群馬県富岡の絹産業に思いが飛んで行ったところまでは、前回、書いた。
その後、私の頭は何処へ向かっていったのか?

「蚕糸が資源になるなら、蜘蛛の糸も何か使い途があるかも」であった。

文学作品の題名としては、すでに功なり名を遂げた「蜘蛛の糸」だが、
実際問題、物質そのものに価値はないのだろうか。

調べてみたら、芥川龍之介もびっくり!
『鉄より強いクモの糸 日本の技術で大量生産へ』という記事に遭遇した。
http://web-japan.org/kidsweb/ja/hitech/spider/index.html

何でも山形県のベンチャーが「人工クモの糸」を開発したそうで、
強度は鋼鉄の5倍という。直径1㎝の糸で巣を張れば、
飛んでくるジャンボジェットも蝶の如く捕捉できるのだとか。
ちなみに人工と言っても化学物質ではなく、あくまで生物由来物質だ。

この「人工クモの糸」、すでに商品名も付けられている。
その名も「QMONOS」。蜘蛛の巣の発音を、ラテン語っぽく綴ったのだろう。

商標登録申請中らしいが、ぜひとも登録相成ってほしい。
そして世界中の人たちが、「ク~モノス、ク~モノ~ス」と、
この技術と製品(そして日本の言葉)を讃える姿を見てみたい。

ということで、今、私の頭の中は、
「世界を相手に勝負できる技術や事業は、
あらかじめアルファベットの商標を用意しておくのがいい」である。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第63号(2014/11/7発行)より一部抜粋して掲載しました。
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