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特別号【増田紀彦から 3.11メッセージ 復興のために、私たちができること】


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                        2015.3.11 
   「つながり力で起業・新規事業!」 メールマガジン特別号
     起業支援ネットワークNICe http://www.nice.or.jp/

       【増田紀彦代表から 3.11メッセージ】
        復興のために、私たちができること


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このメルマガはNICeの活動に参加された方々、
またはNICe代表理事・増田紀彦と名刺交換をされた方々、
および全国の起業家、経営者、中小企業支援・創業支援機関の方々へ送信しています。

3月11日特別号として
NICe増田紀彦代表よりメッセージをお届けます。


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     NICe増田紀彦代表から 3.11メッセージ

      復興のために、私たちができること

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【黒々と見えたものは、灯のない住宅街だった】

ちょうど皆既月食が話題になった昨年の秋の晩のこと。
私は福島県の農業団体の方が運転するクルマに同乗し、
福島県の海岸沿いの南相馬市から内陸の福島市へ向かっていた。

幻想的な天体ショーも確かに私の目を奪ったが、
それとは比較にならない衝撃的な光景を、私は同時に目にしていた。

道中、古い街道に沿ってたくさん住宅が連なる町を通過する。
ちょうど夕食の時間帯である。
普通なら、家々の玄関や窓から無数の灯が洩れているはずだ。

ところが、この町の家のどこにも灯は点いていない。一軒たりとも。
朧な月光が映し出したのは、黒々とたたずむ木造構造物の行列だ。
無人……。

それは「寂しい」でも「怖い」でもなく、「悲しい」とも違う。
「あり得ない」としか言いようのない景観だった。

私たちも、私たちの親も、そのまた親も、つまり誰しもが、
死ぬまで生きていく。生きていくということは、暮らすということだ。
暮らすために家族があり、仕事があり、住居があり、食事があり、灯がある。
あまりに当たり前の話だが、
その当り前が消滅してしまった町が、私の目の前に広がっていた。

福島県飯館村の様子である。
2011年3月12日に爆発した福島第一原発は大量の放射能を放出し、
その一部が内陸のこの町にも到達した。

あれから4年。
地域内では懸命の除染作業が行われている。
除染とは、汚染された表土をはぎ取る作業だ。
だから、当然のごとく大量の汚染土がたまっていく。
それらの土は、黒い大きな袋に詰められ、空き地に積み上げられていく。

その袋が、飯舘村のご家庭の庭先に、容赦なく積まれている。
あまりに無遠慮……。
作業員の方々を責める気は毛頭ないが、そう言いたくなる。

真っ暗な家屋と真っ黒の土袋が、見えないはずの放射能の存在を私に告げる。
「あり得ない」現実は、「あってはならない」ことが起きた所産だ。


【経済成長と人の優しさは、決して対立しない】

全国各地の原発の再稼動が取り沙汰されている。
悩ましい問題だと思う。
「原発即時廃止」を訴える人も少なくない。
しかし、人間とエネルギーの係わりは、簡単に決着できる事柄でもない。
ただし、物事には順序があるのではないか。

福島第一原発の廃炉作業はいっこうに進まず、
周辺地域の汚染や危険もいまだぬぐい去れず、
避難先で、苦しみと悲しみを抱える何万人もの日本人がいる中で、
いったいどんな顔をして、原発再稼動などと言い出せるのか……。
物事につまずいたら、
それをクリアしてから、次のことに着手するのが人間の基本姿勢だ。

私はつくづく思う。
この国の「えらい人たち」は、もう少し人に優しくできないのだろうかと。
福島県に対してだけではない。
津波などで深い傷を負った岩手県や宮城県に対しても、
国の態度は冷たいとしか、私には思えない。

成長を牽引するのがリーダーの役目だという考えもあるだろう。
だがそのために、問題を押し隠してしまうことなど許されない。
いや、むしろ成長を目指すのなら、ここは踏ん張るべきだ。
難問に挑戦することこそが、成長への原動力を手に入れる術になる。

あの当時、よく「未曽有の災害」という言葉が使われた。
しかし、誰も経験したことのない災害を現に経験したのだから、
国も私たちも、この災害からの復興の道筋を確立して、
後世に伝えるという使命を負っているのではないだろうか。
それができれば、この国は物心ともに豊かになれる。
時間はかかると思うが、その結果、紛れもなく日本は成長する。

経済成長と人の優しさは、決して対立しない。私はそう思う。


【2014年、「ふくしま“食” プロジェクト」始動!】

起業支援ネットワークNICeの代表者である私のミッションは、
雇われずに生きる人や、そういう生き方を目指す人を応援することだ。

震災被災地には、雇われることも困難、雇われずに生きることも困難、
そういう方々が大勢暮らしている。
ゆえにNICeの活動が、もっとも求められているのが被災地だ。

昨年の3.11から1年間。
私やNICeの仲間たちは被災地に頻繁にお邪魔し、
被災地の方々が雇われずに生き抜くための応援をさせていただいた。
私ひとりだけでも、1年365日のうちの121日を東北で過ごした。

その中で、とくに力を注いで取り組んだのが、
「NICeプロデュース ふくしま“食” プロジェクト」の推進である。

福島県産の生鮮品や食品は、いまだ苦境に立たされている。
震災の記憶の風化が懸念される一方で、
福島県に対する冷酷な風評だけは、根強く残っているのが現実だ。

残念ながら、私は風評を完全に払拭することは困難だと思っている。
なぜなら、風評とは、根拠のない話が信じられてしまうことであり、
それを信じ込む人たちに対して安全の根拠を示したところで、
聞く耳を持たないだろうと想像されるからだ。
事実、これまでも安全性に関するアピールは十二分に行ってきた。

実際の話、放射能が都道府県境に沿ってキレイに飛んでいくだろうか?
測ったように、福島県内だけに、しかも県内の全域に降り注ぐだろうか?
こんなことは、考えれば誰でもわかることである。

確かに、冒頭で触れたような放射線量の高い地域も福島県内にはある。
一方で、放射能とは無縁の地域もあるのだ。
にもかかわらず、「福島県は……」と忌避されるのなら、
もう、そこに係わっていても埒があかないと私は思った。

ならば、福島県を色眼鏡で見ない人たちに向かって、
高付加価値の食品を提供していけばいいのだと。
それが「ふくしま“食” プロジェクト」の考え方である。

高い付加価値を有する食品であるためには、
一軒の農家の作物だけを応援してもダメだ。
あの農家、その漁師、この加工会社……。
何人ものプロフェッショナルたちの資源と特技とを持ち寄ることで、
かつてない、魅力的な食品が生み出されていくはずである。

まさに「つながり力」が、
福島県の一次産業と食品産業を熱くするのである。
そして、この「ふくしまモデル」は、
福島県に限らず、また、食品業界に限らず、
日本中の小規模事業者の成長メソッドの規範になると私は考えている。
合言葉は、「つながって、価値を高めよ!」である。


【3.14「NICe頭脳交換会in福島」で、何が起こるか?】

すでに輪は広がり始めている。

3日後の3月14日、福島市で開催する『NICe頭脳交換会in福島』では、
合計14組の生産者や食品メーカーがプレゼンテーションを行い、
商品力強化・販売力強化のためのディスカッションを繰り広げるのだが、
プレゼンターは、福島県はもちろん、宮城県や秋田県からも登壇する予定である。
そこに関東はじめ他地域の仲間も加わり、大同団結して智恵を出そうというのだ。

たとえば、
「こんなお店に置いてみたら?」「それを醤油味にしてみたら?」
そんな一言でいいのである。
消費者として、普通に感じることを言葉にしてみるだけでいいのである。

その、ほんのちょっとの応援が、
福島県をはじめとした被災地の産業と暮らしの復興につながっていく。
私はそう断言する。

できもしない大げさな話は、むしろ不要。
誰でもができる、小さな応援。
それをつなげて大きな力に育てるのがNICeの仕事である。

私たちは、被災地復興の役に立てる。
私たちは、日本経済成長の役に立てる。
そして私たちは、
仲間とのつながりによって、自らの力で自らの未来を拓くことができる。


<一般社団法人起業支援ネットワークNICe 代表理事 増田紀彦>



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     3月14日(土)【東北応援スペシャル】 

        NICe頭脳交換会 in 福島
食ビジネス 7組×倍=14連続プレゼンテーション&みんなで大討論!


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【開催日時】
2015年3月14日(土曜日)13時30分スタート
(受付開始は13時~。お開き後に懇親会あり・自由参加)

【開催場所】
福島市男女共同参画センター「ウィズ・もとまち」大会議室
〒960-8035 福島市本町2-6

【アクセス】
JR福島駅 東口より徒歩5分
地図はこちら
※お車でお越しの場合はお近くの民間パーキングをご利用ください

【参加費】
1000円

【プログラム&タイムスケジュール】
※変更しました! 20分延長です
スタート時間&懇親会の開始時間は、当初予定のままです

13:00~ 受付開始
13:30  スタート!
13:30~13:50 
     つながりワークショップ
      ファシリテーター NICe小林京子理事
13:50~15:05
     食ビジネス連続プレゼン&みんなで大討論 NICe頭脳交換会 前半!
      ファシリテーター NICe増田紀彦代表理事
15:05~15:45
     休憩&交流つながりタイム
15:45~16:45
     食ビジネス連続プレゼン&みんなで大討論 NICe頭脳交換会 後半!
      ファシリテーター NICe増田紀彦代表理事
16:45~16:55
     フィナーレ あいさつ
16:55  お開き&写真撮影
     みんなで撤収・お片づけ
17:15  完全撤収
17:30  懇親会(自由参加)


【定員】50名

【参加申込み】
専用フォームからお申し込みをお願いします
 http://ws.formzu.net/fgen/S54862366/

【懇親会】
参加費 4500円
産直カフェ「 かーちゃんふるさと農園わいわい」
福島県福島市栄町10-3 キッチンガーデンビル1階
(会場から徒歩約2分、福島駅から徒歩3分)
http://fuku-kachan-net.com/
※駐車場はありませんが、
隣のSK21パーキング利用の場合、1時間までの無料券をお店で提供。


【14連続プレゼンテーション&みんなで大討論!
 プレゼンターのみなさん&テーマ】

1  福島県須賀川市 柳沼美千子さん
2  福島県棚倉町 小田八州雄さん
 「砂糖不使用の安心パンの開発と販売状況」

3  宮城県栗原市 伊藤康平さん
 「キノコ専門レストランを仙台にオープンしたい!
  まずは、素敵な店名を考えてください」

4  福島県いわき市 平子義廣さん
 「フィトブロス(野菜栄養スープ)の利用促進と
  販路拡大のためのアドバイスを!」

5  福島県南相馬市 山本めぐみさん
 「田舎にこそ商店街を。
  そこでは、どんなサービスが必要か?」

6  秋田県横手市 鈴木尚登さん
 「秋田のす~さんが持ってくる日本酒の会
  どう盛り上げる? どう儲ける?」

7  福島県伊達市 引地理江さん
 「福島県の名産あんぽ柿を、
  農家が直販するためのアイデアお願いします!」

8  福島県福島市 横田知幸さん
 「希少部位入りの絶品・福島ホルモン!
  いかに知名度を上げていくか?」

9  福島県本宮市 後藤 勇さん
 「食味抜群のブレンド米を開発!
  誰に、どう売るか?」
 
10 福島県西郷町 猪越吉則さん
 「清流で栽培したクレソンと葉わさび。
  多くの人に味わっていただく方法とは?」

11 福島県喜多方市 大竹律子さん
 「夫婦で育てたアスパラを、
  おいしい加工品にするための智恵をください」
 
12 福島県会津若松市 成田健一郎さん
 「自慢のブルーベリージャム!
  ラベルのデザインに厳しいご意見を」

13 秋田県横手市 佐々木博紀さん
 「とにかくカラダにいいんです。
  ホーリーバジル茶の広め方とは?」

14 福島県南相馬市 大内聡洋さん
 「JAそうまの新商品
  開発の進捗状況について」


【福島県外からの“車での”参加者には交通費の一部を補助】
・2名以上の乗車でクルマ1台につき、ガソリン代の一部を補助
 (NICeユーザーに限定せず、セミナー参加者ならどなたでも対象です)
・申込み先着順とします。
 参加フォームでの申込み後に、
 NICe事務局へメールで申請 jimukyoku@nice.or.jp
・補助額は以下の通り(2名以上1台につき)
  関東・甲信越からの参加 1万円
  福島県以外の東北・北陸・東海からの参加 1万5000円
  北海道・近畿以西からの参加 2万円
・お支払い方法
当日現地にて、会の終了後に清算します。
総額は10万円です。
以上の条件で総額に達した段階で受け付けを締め切ります。

【運営】
東北応援スペシャル 食ビジネス 7組あらため14組連続プレゼン&
みんなで大討論! NICe頭脳交換会 in 福島 実行委員会
 実行委員長:荒川周介さん(福島県いわき市)
 http://www.nice.or.jp/category/members/members-tohoku 

【主催】
一般社団法人起業支援ネットワークNICe

○詳細はこちら
http://www.nice.or.jp/archives/26062
○参加申し込みはこちらから
http://ws.formzu.net/fgen/S54862366/
※参加お申し込み受け付けています。


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■ 発行: 一般社団法人起業支援ネットワークNICe
■ 〒152-0001 東京都目黒区中央町2-6-8-1F
■ URL:http://www.nice.or.jp/
■ Facebook:https://www.facebook.com/nice.or.jp
■ TEL&FAX (03) 6316-9029
■ Email: jimukyoku@nice.or.jp
■ 代表理事 増田紀彦

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           Copyright(C) NICe
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