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代表から

増田通信より「ふ〜ん なるほどねえ」121 顧客がシビれる、0.5×2


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<最近の魅力> 顧客がシビれる、0.5×2
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ミスター・ドーナツの定番、「ポン・デ・リング」は、もちもちの食感がウリ。
一方、サクサク感がウリの「オールド・ファッション」も人気商品。
「どちらも捨てがたいなあ。でも2個は多いなあ」と、お悩み中のアナタ!
今すぐミスドへ。その2つを半分にカットして、チョコとクリームでつないだ、
「夢のドーナツ」が、ただ今、絶賛販売中である。
もっとも私は2つや3つ、普通に食べるから、関係ないけど(笑)。

そんな食い意地の張った私にも悩みはある。パプリカだ。
サラダやパスタ、麴漬けなどで重宝しているが、
彩りを考えると、赤いのも黄色いのも欲しい。
が、パプリカは大きい。鮮度の良いうちに食べ切ろうとすると2個は多い。
と、思っていたら、
赤と黄、それぞれを半分にカットしてパック詰めした商品が出ていた。

複数の選択肢があれば人は悩む。甲乙付け難し、という状況は頻繁に起こる。
結局、あれこれ考えて、ドーナツにせよパプリカにせよ、どちらか1つを買う。
買うには買うが、それは仕方なく選んで買っているのである。
だから、1個と同等のポリュムーないしは1個と同等の価格で、
欲しいものが複数手に入ったときの顧客満足度は桁違いに大きい。

というか、この方法、食品や料理に限った発想ではない。

私の話だが、先日、とあるイベントでマーケティングに関する講演を行った。
持ち時間は1時間。聴かれていた皆さんはおおむね満足げな様子だったが、
私には気になることがあった。
実は、隣の部屋で日本政策金融公庫さんが資金関係の講演をしていたのだ。
つまりイベント参加者は、どちらかの講演を選ばなくてはならないのである。
起業を志す人なら、マーケティングも資金も、両方気になるテーマだ。
まさに参加者は、仕方なく、どちらかを選択したはずである。

この場合、講演時間を2時間にすれば済むことだが、そうはいかないのなら、
私と公庫さんが同じ会場に立ち、私20分、公庫さん20分、
そして残りの20分を、マーケティングと資金の関係というテーマで
2人の対談にするという方法もある(結構、魅力的な気がする)。

要は、顧客に苦しい選択をさせない方法を考えることが、
ヒット商品やヒット企画を生み出すきっかけになる、という提案だ。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第121号(2017/4/7発行)より一部抜粋して掲載しました。
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