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代表から

増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」10「フェア方式」

伊豆七島のひとつ、利島(としま)に暮らす協力会員の毛塚里美さんが、
夏休みを利用してNICe事務局に立ち寄り、
島の暮らしぶりなどについていろいろと話してくれた。

「うわっ、不便!」

申し訳ないが、この言葉しか浮かばなかった。
とくに驚いたのが、島内ではほとんど魚を買うことができないという話。
島民は、仲のいい漁師から分けてもらうか、自分で釣るしかないそうだ。
毛塚さんは保育士だが、彼女が面倒を見ている子どものお母さんも、
頻繁に釣りに出かけ、子どもに魚を食べさせようと努力しているという。

利島と言えば、漁業の島である。
水揚げされた魚が、築地などの大きな市場に向かうのは理解できる。
が、漁協があるのだから、直売所のひとつも出店できないものか……。

「そんな小さな商売のために割ける人手がない」とか、
「売れるか売れないか、わからない売り方がイヤ」とかなら、
例えば1カ月か2カ月に1回、「漁協フェア」を開いてはどうか。
そのときにあるものを販売できれば十分だ。
島民にとってはそれでもありがたいだろうし、
漁協は消費者の声を直に聞き取る機会を得る事ができる。

そう考えてみたら、この「1カ月か2カ月に1回程度」のフェア方式は、
いろいろな事業で導入できそうだ。
クルマの鈑金塗装屋さんでも、行政書士さんでも、できると思う。

ただし、やる以上は継続が肝要。
人を喜ばせておいて、「やっぱりやめた」は最悪である。
継続するためには、継続することで獲得できるメリットを明確にし、
加えて、継続するための無理のない方法を考案しておくことだ。

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増田紀彦NICe代表理事が、
毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)にお送りしている
【NICe会員限定レター/「ふ〜ん なるほどねえ」スモールマガジン!】
増田通信・第10号(2012/08/14発行)より、抜粋してお届けしました。
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