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メールマガジン

Vol.9【増田紀彦の視点:「税込み」要求は「相思相愛」で跳ね返せ!】


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                       2013.8.21 
   「つながり力で起業・新規事業!」 メールマガジンVol.9

     
     起業支援ネットワークNICe http://www.nice.or.jp/

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このメルマガはNICeの活動に参加された方々、
またはNICe代表理事・増田紀彦と名刺交換をされた方々、
および全国の中小企業支援・創業支援機関の方々に送信しています



  ┃目┃次┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 
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【1】「事例に学ぶ! 新事業実現法」

 新たなつながりで誕生した新たなビジネス事例、
 その起点となる発想と実現へのポイントを紹介

【2】「増田紀彦の視点 どうする?日本経済」

 厳しさを増す経済・経営環境に立ち向かうために、
 増田代表が送る、視点・分析・メッセージ

 第9回 
 「税込み」要求は、「相思相愛」で跳ね返せ!

【3】「pickup! NICeな仲間の日記から」

 全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い
 学び合うNICeのSNSの中から、投稿記事を転載

【4】最新情報
 You Tubeにアップ!増田紀彦代表のスピーチ@新宿スマイル、他6本

【5】活動予定
 NICeの主な勉強会




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    「事例に学ぶ! 新事業実現法」

     第9回
     異業種の専門家ネットワークを生かし、
     医業に特化した開業・経営コンサルタント会社を設立
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 大阪市中央区/NICeユーザー・榎崎 洋(えのさき・ひろし)さん
 榎崎洋税理士事務所 所長
 ドクター経営(株) 代表取締役
 NICeプロフィールはこちら
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◆学ぶ姿勢が思わぬきっかけとなり、技術職から税理士へ方向転換

本人の意志とは関係なく、置かれた状況下で予期せぬ課題に直面した時、
真摯にゼロから取り組むか、あきらめるか、避けて通るかで
人生の方向が大きく変わることがある。

自称「機械バカ」だった榎崎さんは、高専卒業後、大手メーカーに就職。
設計開発一筋だったが、上司から労組活動をするよう命じられた。
組合室に足を踏み入れた途端、目に入ったのは、
賞与や給与のベースアップ、統計などが記されていたホワイトボード。

だが「機械バカ」には、それらの数字がいいのか悪いのかさえわからない。
これは基本を勉強せねば……と、簿記の参考書を求めて書店へ。
その時に目にした『税理士になるための本』が、転機をもたらした。

好奇心から手に取ると、まずは簿記1級の資格が必要と記してあった。
どうせ簿記を学ぶつもりだ。ならば、その上の税理士を目指そう。
同時に「税理士なら、パソコンと携帯電話があれば独立できるのでは」
との思いが頭をよぎった。
漠然ながら、将来は雇われずに生きたいと考えていた榎崎さんは、
この本との出合いから3年後に会社を辞め、本気で試験勉強を開始した、


◆開業医を独立準備からサポートしたい。そのためのネットワークづくり

会社を辞めたからには後戻りはできない。
平日は専門学校へ、土日はアルバイトをしつつ猛勉強。
その後、会計事務所や医療コンサルティング系会計事務所に就職し、
最後の1年間は休職して試験勉強に没頭した。
そして2004年、税理士試験に合格、2006年に税理士事務所を開業。

その3年後の2009年、榎崎さんは、税理士事務所とは別に、
医師の独立支援から開業後のサポートまでをワンストップで支える、
ドクター経営株式会社を設立した。
さらに、情報サイト「医院クリニック開業.com」も立ち上げた。

前職で開業医の苦労を目の当たりにしていた榎崎さんは、
早くから医業を応援したいと考えていたそうだ。

医院を開業するには、不動産取得や物件工事、
医療設備の購入だけで数千万円から億単位の開業資金が必要になる。
その資金調達だけでも大変だが、もちろん開業がゴールではない。
医師は医療の専門家ではあっても、経営者としてのノウハウがない。
診療圏調査、不動産、財務、人事、経営・会計、増患、資産運用、
税金対策などのサポートが必要であり、
そのためにも、独立準備からきめ細やかなサポートを行いたいと。

その思いを実現するために榎崎さんは、税理士以外の人と交流を広げ
医業に関係のあるあらゆる業種のネットワークづくりに励んできた。

たとえば榎崎さんが参加するネットワークのひとつに、
税理士や公認会計士の全国組織・TKC全国会が主宰する、
「医業・会計システム研究会」がある。
この研究会には開業物件を扱う不動産業、設計・施工業、
医薬品メーカー、医療機器卸業、各種医療検査機関、HP制作業など、
医業に関連するあらゆる業種の人が登録しているという。


◆開業コンサル料は無料。顧問契約で末永いパートナーに

一般的に、医師が開業する際、コンサル企業にサポートを依頼すると、
100万~150万円のコンサル料が相場だ。
だが、榎崎さんはそれを、何と無料で行っているという。なぜ?

「医院の開業にはただでさえ莫大な資金が必要です。
その段階で支払っていただくよりも、
末永くおつきあいいただくほうがいいと判断しました」

現在の顧問契約数は、医院・介護施設、中小企業など40社に及ぶ。

もしこれらの顧客との間で、予期せぬ課題に直面したら、
榎崎さんは、どうするのだろう。
メーカー勤務時代のように、きっとまたその課題と真摯に向き合うはずだ。
その真摯さと異業種ネットワークが結びついている強みは、計り知れない。




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    「増田紀彦の視点 どうする?日本経済」

     第9回 
     「税込み」要求は、「相思相愛」で跳ね返せ!
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【上げるフリして、上げない効果】

8月の気温と円の対ドルレートが、あと1割下がってくれたらと、
フーフー言っているうちに、今度は消費税率アップに悩みそうだ。
やはり来年4月に引き上げるのか、
それとも、経済がしっかりするのを持って、上げるのか……。

私は、増税後の消費冷え込みが怖い。
この国の個人も企業も、不景気にすっかり慣れてしまっている。
増税すれば、誰もがアッという間に財布の紐を締めてしまうだろう。

ということは、「上げるぞ、上げるぞ」と脅かしておいて、
来年4月増税の見送りを発表したらどうなるだろう?
「やった!」とばかりに、消費活動が活発化するはずだ。
今はそういう展開が望ましいと思う。ちょっとクサイやり方だが。


【消費税を転嫁できない小さな企業】

いずれにせよ、無期限に現行税率を維持するという話はない。
いつかは上がる。そこで、もうひとつの問題が出てくる。
立場の弱い事業者が、顧客に新税率を転嫁できるのか、という問題だ。

一昨年、全国商工会連合会などの中小企業団体が
消費税に関する大規模なアンケート調査を実施した。
それによると回答した企業の半数以上が、
今の段階でも、消費税を顧客に転嫁できてないというのだ。
実感としてはわかるが、実態としては、とんでもないことである。
さらに転嫁できない傾向は、小さな会社ほど高くなるから辛い。

以下が調査結果である。左側の数字が年間売上高、
右側の数字が消費税を顧客に転嫁できていない会社の割合。

●10億円超…32%
●2億~10億円…38%
●1億~2億円…46%
●5000万~1億円…50%
●3000万~5000万円…54%
●2000万~3000万円…58%
●1500万~2000万円…59%
●1000万~1500万円…64%

加えて、「増税によってどうなるか」と尋ねたところ、
いずれの規模でも、「転嫁できない」という回答が1割ほど増えた。
転嫁できないということは、価格を下げるということである。
念のため、「消費税を転嫁できない」ケースを以下に書いてみた。


【5%でも8%でも、請求額は100万円?】

消費税納税義務のあるデザイナーのKさんは、
広告代理店から、広告制作料金として100万円を提示され、
了承したKさんは、請求書に
制作料1,000,000円+税50,000円 計1,050,000円と書いて送った。
だが、代理店の担当者から「100万円は消費税込みの金額」と言われ、
やむなくKさんは請求書を、
制作料952,380円+税47,620円 計1,000,000円と訂正して再送した。

消費税を転嫁できなかった一つの例である。
言わずもがなだが、Kさんは、47,620円を値引きされたことになる。

ちなみに税率が8%になれば、Kさんの値引き額は74,074円に膨らむ。
もし、顧客であるこの代理店の経営が厳しい状況なら、
今後も「税込み方式」を要求するだろうし、断れば、
発注そのものを取りやめるという態度に出るかもしれない。
こうなればKさんは、「税込み=値下げ」を受け入れるしかない。
(この繰り返しが、デフレーションをさらに進行させる)


【価格ではなく、価値で顧客とつながれ!】

上記のような展開は、あってはならないことである。
では、どうすればいいのか?
税込みという名の値下げを拒否する……のではなく、
そもそも、そんなことが話題にならない取引関係を、
つまり、相思相愛の関係を、顧客との間に築くしかない。

Kさんには、Kさんだからこそ提供できる強みがあるはずだ。
それを見つけ、信じ、伸ばし、
並行して、その強みを欲しがる顧客を是が非でも探し出すべきである。

「価格」ではなく、「価値」を評価してくれる相手と結ばれること。
それが消費税増税に耐え、業績を伸ばすための抜本策である。

<一般社団法人起業支援ネットワークNICe 代表理事 増田紀彦>




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    「pickup! NICeな仲間の日記から」

     第9回
     長柴美恵 さんの『たった一人の受講生』
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全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合う
NICeのSNSの中から、ご本人の承諾を得て投稿記事を転載。
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さっきテレビを見ていて、過去を思い出した。

いまは年に30~40回の主催講座を行うけど、
はじめのころは何度も中止にしたし、
会場をあちこち変更したりで
まともに開催できるまでそれなりに苦労した。

んで、はじめて「ファイリング講座」にチャレンジしたとき、
申込み者は2名だった。

なのに、前の晩になって1名キャンセル。(ウへーーーーーーーッ!?)

自分がたった1名の受講生なら「儲けもん」と思って喜ぶけど
受けてもらう側としてはその人に申し訳なくて、
友人に電話しまくって声をかけて。

でも無理・・。そりゃそうだ。前日の22時過ぎに言われても困るよね。
この時点で23時。
こんな時間じゃ、もう一人に中止の電話かけれないしーぃ(泣)


結局、1名でも講座を行うことにしたが、
その受講生が到着するなり、深々と頭を下げてお詫びした。

すると、

「えーーーーーッ!同じ受講料で良いんですか?
 一人なんてラッキーすぎます!

 私、○○先生にながしばセンセイのこの講座を教えてもらって来たので
 すごく楽しみにしていたんです。
 中止にしないでくれてありがとうございました♪」


こっちが驚いた@@;

でも、その言葉で勇気をもらった。

1名でも10名でも、講座を楽しみに来てくれたことには変わりない。
だからそのときは、はじめての新講座ということもあり、
10名分のエネルギーを一人にすべて注いだ。

その受講生は最後まで夢中になって聞いてくれて、
その受講を機に自分のファンになってくれた。

それ以降、1名の受講ということはないが、
1名でも申込みが入ったら、たとえ赤字になってもいいから、
必ず開催することに決めた。

これって、ん十円の商品でも配達していた親の血なのかな~。と
最近思うようにもなってきた。

講師としては、何十人の前で話とか、何百人の前で講演とかのほうが
実績的には”ハク”がつくけど、
いまとなっては、少人数の方が楽しくて、
ついつい弾丸トークになってしまう自分がいる^^;

講師としての役目と楽しさは
あのときの「たった一人の受講生」に教えてもらった。

あのときの瞬間はずっと忘れないだろうな~。


※2013年7月2日投稿
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 さいたま市大宮区/NICe正会員・長柴美恵 (ながしば・みえ)さん
 コンフォータブル 代表
 NICe会員情報はこちら
 http://www.nice.or.jp/category/members/members-kanto

●NICeのSNSの中に投稿されている、フレンドからの紹介文
「初めて会ったのは2010年3月、
 NICeが民間非営利活動として再スタートを切る「卒業祭り」の時でした。
 その直後に、アントレnet『先輩たちの独立事例集』で取材させていただき、
 http://entre.yahoo.co.jp/casebook/0139/

 それから幾度となくNICeの集まりで顔を合わせ、
 ぐんぐんと近付いて、会うたびに大大大好きになっていく。
 素直でチャーミングで気持ちが良くて、アクティブで前向きで男前!(笑)
 気っぷが良くて、優しい、大人の女性って言葉がぴったりです。
 モノの収納だけではく、時間や仕事への考え方、人としての生き方までも
 自らの行動で示してくれる「収納ドクター」。
 皆さんにぜひぜひつながってほしい、自慢の仲間です」



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    NICe最新情報→ http://www.nice.or.jp/info


《news》  8月19日更新
  You Tubeにアップ!増田紀彦代表のスピーチ@新宿スマイル
  http://youtu.be/kkmsc6AvKo4
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《report》 8月19日更新
  東北応援NICeブース@新宿スマイル(・∀・) 御礼&報告
  http://www.nice.or.jp/archives/16866
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《Mr.NICe》 8月14日更新
  増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」28
  「五感に訴えよう!」
  http://www.nice.or.jp/archives/16896
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《news》 8月8日更新
  8/11新宿スマイル(・∀・) 東北応援NICeブースの全商品確定!
  http://www.nice.or.jp/archives/16510
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《Mr.NICe》 8月7日更新
  増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」27
  「お家芸」
  http://www.nice.or.jp/archives/16814
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《news》 7月30日更新
  掲載:増田代表理事の取材記事『アントレ』2013夏号 
  http://www.nice.or.jp/archives/16658
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     NICeのリアル活動、イベントや勉強会等のお知らせ


8月21日開催 第15回 たまビジネス元気塾(会員主催)
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8月22日開催 第16回 「講師の講師による講師のための勉強会」(会員主催)
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8月27日開催 第4回 広報勉強会(会員主催)
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8月27日開催 第20回 NICe@田町(会員主催)
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8月28日開催 NICe後援【経営者勉強会】in 大宮
  お金をかけずに地元顧客をがっちりつかむ!ファン客を増やす方法
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9月07日開催 コミュニケーション勉強会2013 第3回(会員主催)
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9月07日開催 NICe関西勉強会(会員主催)
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9月07日開催 <NICe主催>本気のファシリテーション講座・基礎編
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9月08日開催 <NICe主催>本気のファシリテーション講座・実践編
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9月14日開催 NICe東海勉強会(会員主催)
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9月21日開催 NICe起業・新規事業セミナー in 久留米
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9月22日開催 NICe起業・新規事業セミナー受講者限定相談会 in 久留米
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上記はNICeのSNSユーザー(SNS登録者)を問わずどなたでも参加できます。
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 活動予定はこちら→ http://www.nice.or.jp/real_schedule
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 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃編┃集┃後┃記┃ ┃  
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8月11日、最低気温31度・最高気温38度という記録的な暑さの中、
東北応援NICeブース@新宿スマイルに、
たくさんの方のご来場とご声援をいただきました。
どうもありがとうございました。

10日前にブースの設置場所が変更になったり、
当日の朝、やきそばの麺が届かなかったり、
突然の雷雨に商品を避難させたり、
アルタ前でのNICe増田紀彦代表のスピーチが30分早まったりと、
いろいろなアクシデントもありましたが、
けが人もなく、ともかく無事にやり遂げることできました。

NICeメンバーも、岩手県、福島県、千葉県、埼玉県、東京都、
神奈川県、新潟県、大阪府、兵庫県、和歌山県から、
たくさんの仲間がかけつけ、
共に励まし合い、讃え合いながら、笑顔で大汗を流しました。

NICeブースで販売した商品紹介と、購入先はこちらNICeサイトに掲載しています。
http://www.nice.or.jp/archives/16510
それぞれのサイトから今後も購入が可能ですので、
引き続き、東北へのご声援・ご協力をよろしくお願いします。

「つながり力で起業・新規事業!」メールマガジンVol.9
いかがでしたでしょうか?
次号は2013年9月24日に配信予定です、どうぞお楽しみに。
(NICe広報・岡部)


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 NICeのSNSは登録も利用も無料です。登録希望の方はこちら
 http://www.nice.or.jp/login
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     つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!

■ 発行: 一般社団法人起業支援ネットワークNICe
■ 〒152-0001 東京都目黒区中央町2-6-8-1F
■ URL:http://www.nice.or.jp/
■ TEL&FAX (03) 6316-9029
■ Email: jimukyoku@nice.or.jp
■ 代表理事 増田紀彦

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           Copyright(C) NICe
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