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全国交流セミナー

NICeつながり祭り2016【同時開催】第4回NICeなビジネスプランコンテスト本選 レポート







2016年12月10日(土)日本政策金融公庫 東京中央支店にて、NICe主催、日本政策金融公庫 共催 NICeつながり祭り2016【同時開催】第4回 NICeなビジネスプランコンテストファイナルステージが開催された。プログラムは「つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!」をスローガンに、全国各地のNICe内外のみなさんが出会い、知り合い、“つながる”ための8部構成。参加者は、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、新潟県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、福岡県、熊本県から80名が駆けつけた。また会場を移しての第8部「NAMIHEI supports KUMAMOTO-Night Fever」被災地応援クイズ大会&大宴会も盛り上がり、2016年のNICeの活動集大成ともいえる大イベントは8時間近くにおよんだ。

オープニング


NICe正会員・上久保瑠美子氏が制作したオープニング映像で“開祭”。2016年を振り返り、全国各地で開催してきたセミナーやイベント、来場者のみなさんへ増田紀彦代表理事からのメッセージ、そして8部構成の大充実プログラム紹介など、今から始まるNICeつながり祭り2016への期待を盛り上げるプロローグを演出。来場のみなさんもスクリーンを見入った。




総合司会は、プロのナレーターでNICe協力会員の梶田香織氏
「みなさん、ようこそお越しくださいました! 8部構成のプログラムは分単位で進行しますので、やや早口です。さっそくNICeオリジナルのつながり方を体験していただきましょう」と、プログラム第1部のファシリテーター、小林京子理事へマイクをつなげた。




プログラム 第1部


つながりワークショップ
「わずか数分で“つながり”大前進!名刺交換はもう古い?!」
ファシリテーター NICe理事 小林京子氏




最初のプログラムは、NICeイベント恒例の「つながりワークショップ」。名刺交換だけではわからない、その人の“人となり”、人としての経験や資源や想いを短時間でわかり合おうという、NICeオリジナルの交流ワーク。参加者には、ひとり1枚ずつA3サイズの『つながりQ8(キューハチ)つながり祭り2016』シートとマジックが事前配布されている。



中央に氏名欄があり、周囲には「仕事はこれです」「ここに住んでいます」「持っています」「持っていません」「得意です」「2016年をふりかえって浮かんだ3つの言葉」の8個の空枠がある。
考案者の小林京子理事が来場者へ声をかけた。

「この会に初めてご参加の方は?」と挙手を促すと、半数近くが手を挙げた。
続いて、「この会場での開催は3回目ですが、皆勤賞の方は?」 3割近くも!

「毎回ご参加の方も初めての方も、短時間で知り合って、つながるが、このつながりワークです。今日は長時間のイベントですので、ただ知り合って終わりではなく、もう少し深く、あとで時間を見つけて話そうというきっかけを見つけるためのワークです。時間は3分、では、記入ゴー!」



会場内を見回っていた小林理事は記入時間の終了を告げ、何人かの回答をお披露目して場内を和ませた。「のちほど、このシートを使ってグループ内で自己紹介していただきますが、こうして見ていると、人によって違うなぁ〜とつくづく思います。2016年をふりかえって浮かんだ3つの言葉、PPAPと書いた人はほかにいますか? あ、増田さんも?!(笑) ではシートを見せながら自己紹介を始めてください」」







「言い足りない、もっと聞きたい方、ぜひ休憩時間やこの後もお話ししてください。これでプログラムは終わりますが、その前に、増田代表がどんなこと書いのか知りたいと思いますので紹介していただきましょう」とお披露目し、場内を沸かせて第1部をしめくくった。




プログラム第2部


どう備える? どう受け止める? どう乗り越える?
「災害に負けない起業家力!」NICe復興支援×頭脳交換会

モデレーター NICe増田紀彦代表理事


司会の梶田氏からプログラムの趣旨が語られ、モデレーターのNICe増田紀彦代表理事が壇上へ。

「初参加の方も多いので、『頭脳交換会ってなんだ?』という方もいらっしゃるでしょうが、各グループに慣れている方がいますから大丈夫です。ひとりで100分間考えるより、ひとり1分かける100人で考えたほうがアイデアが出る、という事実をこれから体験していただきます。各グループのリーダーを進行役に、グループ内で、起業家として、ビジネスマンとして、災害にどう備え、どう受け止め、どう乗り越えるか? を話し合っていただきます。




今日は会場に、実際に災害に遭われた方々がいらしています。熊本県から広瀬さん、岡さん。岩手県から森田さん、菅野さん。福島県南相馬の米津さん、同じく福島県の鈴木さん、平子さん、新谷さん、柳沼さん、山内さん。福島第1原発が立地している大熊町から川上さん。第2原発がある富岡から遠藤さん。大変な経験をされた方ばかりです。まずは、各グループで経験談を聞き、その後で起業家としてどう備えるかを話し合い発表してもらいます。ではさっそくどうぞ!」





発表タイム!





Aチーム
3.11の経験談に聞き入ってしまった。昔からの教訓を受け継ぎ、町として備える大切さを実感した。

Bチーム
備えても備えきれないことがある。受け入れて、前向きになること。心の備えが重要だと思う。

Cチーム
現金を持っておくこと。仕事再開時に必要になっても、金融機関がすぐには再開されないので。また、災害後は新規客からの打診があるが、これまでに取引がある顧客を優先にするなど、優先順位を付けておくこと。もうひとつ、顧客管理はPCで行っている企業がほとんどだろうが、電気復旧までPCは使用できないので、紙で見られる顧客データを備えておくこと。

Dチーム
経営者として雇用を続けるか続けないか、判断せねばならない。人を雇っているなら維持できる準備が大事。また補助金の活用も必要。単独企業での申請だけでなくグループ補助金もあるので、活用するためにも起業家のネットワークをつくっておくことが大切。また、個人宅だけではく、事業所や店舗の地震保険加入率が低い点も問題。



Eチーム
経営者であれば社員の安否確認が重要だが、いざと言う時に誰がどこに避難するのか、予め情報共有しておくことで安否確認がしやすくなる。そのほか、職場に2週間の食料、車には常にガソリンを入れておくこと。また、目の前で親しい人が津波で流されていく場面に遭遇、というような、精神的なダメージを受けた社員に対し、経営者として会社としてどのような備えができるのか。事前に会社として、心の強さを育めるような取り組みも必要だ。

Fチーム
ものを備えてあっても、津波で全部持ち去られてしまったという経験談をうかがった。大切なのは、諦めない気持ちを保ち続けること。さらにそれを支えてくれるのは人なので、普段からのつながり、人間関係をしっかりつくっておくことが大事。

Gチーム
地震保険に加入していなかったために補修に苦労したと言う経験談をうかがった。また、3.11の地震発生時は外出先で、車での帰宅が困難だったという話も。いつどこで遭うかわからないので、営業先・外出先からの帰宅ルートを想定していくことが大事。そのほか、トイレが使えなくなるので、ペットシートでの代用や、事業主としては顧客の分の備蓄もしておいたほうがいいという意見も。

Hチーム
ライフラインの確保、わき水の場所を確認しておくこと。避難先では横になるのもキツいが、畳を敷いたことで癒された。熊本の岡さんから、ネットワークを活かして8000枚の畳を集めることができたという話をうかがった。いざという時をシュミレーションしておき、ネットワークをつくっておくこと、ほかの地域と支援し合えるルートを持っておくことが重要。また地元の経済がストップするので、他地域で稼げるルートもつくっておくことが大事ではないか。

Iチーム
大熊町で被災し、避難指示が発令され全村避難したため、備えておいても使えなかった経験談をうかがった。個人でものを備えておくには限度があるが、他地域との横つながりで助け合う仕組みが重要との意見。

Jチーム
3.11の経験談と、つい先日11月22日の早朝に福島県沖で発生した地震により、改めて見えてきた課題についてうかがった。津波警報が発令された後に車の交通渋滞が起きたという問題。リアル避難訓練として見直すべき重要課題といえる。また、小さいコミュニティの中のさらに小さい地区ごと、同業者ごとで、意識を高めていくことも必要ではないか。経営者は従業員の人命第一なので、会社としての避難訓練も大事。



増田代表「気持ちの問題、人間関係、ネットワークづくり、お金、保険、そして避難訓練。どれも全部やったほうがいいことばかりですが、実のところ、半分もできていないのではないでしょうか。ぜひみなさんチェックリストにしてください。では次のテーマです。災害が起きたらどうするか。仕事人として、起業家として、どうすれば諦めずにビジネスを続けていけるのかを話し合ってください」




発表タイム!(挙手制で)



Aチーム
資金を分離しておく。ほかの地域とつながっておくことで、相互に不足分を応援しあう関係づくりを。災害後、地域内で経済がまわるよう仕事を出し合うことも大切。

Cチーム
社員が大事なのだと明確にトップの気持ちを話すこと。災害時はトップダウンしかないので、社長である自分の気持ちを整理し、明確に伝えることが重要。また日頃から、地域内の空き家をリサーチしておき、いざという時に使える場所を保全しておくことも大事。

Fチーム
スピード、すぐ動くこと。

Iチーム
公務員など、災害時に住民をケアしてくださる方もまた被災者であることを忘れないように。自分でできることはする、思いやりの気持ちを保とう。

Hチーム
状況を確認し、まずは地域の活性に力を注ぐ。また地域の外からの励ましも必要なので、情報発信をして励ましてくれる人を得る。誰もが何かしらできることがあるので、子どももお年寄りも役割を担ってもらう。

Gチーム
ひとりで仕事している起業家はモチベーションも気持ちも下がるので、未来の姿を整理する機会ととらえ、人とのつながり、ボランティアに参加するなど、人と関わることで気持ちをあげていこう。また、電気機器は使えないので、PCを使わないで済むサブの仕事も考えておくことも必要ではないか。

Dチーム
「がまだせ!熊本」のような、お互いに励まし合えるような共通の言葉で意識をあげる。発生当初はとにかく助け合うことが大事。ものがあるなら無償提供するなど、お互いさまの気持ちで。また経済が3〜6カ月は止まるので、その間の無収入をどう乗り越えるか考えておくこと。熊本では震災後にママさんたちが自分にもできること、と起業して頑張っている。このように立ち上がる力、それを応援することが大切。

Jチーム
社員の安否確認をするために時間も要するし連絡手段も断たれるので大変。予めいくつかの避難場所を決めて情報共有をしておく。また、行政サポートを利用する。事業所を他の地域へ移す判断もあり。





増田代表「時間が来ました、ここまでです! 短時間での話し合いでしたが、たくさんのアイデアが出てきました。頭脳をかけあわせることで、大切なことが見えてきました。まさに今日は、各地から集った頭脳交換会となりましたが、こういう多地域の人間関係を日頃から持っておくことが大切なのです。

自然災害が発生すると、局地的に大打撃を受ける地域がありますが、その一方で、まったく被害のない地域もあります。昔は、遠くの親戚より近くの他人、と言いましたが、自然災害は近くの他人もみな大変な状況に陥ります。だから、他の地域とのつながりが欠かせないのです。このところ日本各地で、地震、台風と、甚大な災害が続いています。ぜひ、みなさん、つながって、支え合ってください。知恵やアイデアをどんどん共有してください。さて、深刻な話ですが、災害発生の頻度が高過ぎて、今後、支援のための国の財政が維持できなくなるかもしれません」

「では、どうするのか?!」増田代表は、ひとりひとりに語りかけるように場内を見渡し、少し間をあけて言葉を続けた。



「私たち民間同士で支えって行くことが大事なのです。今日のような他の地域の人たちと、ぜひこのご縁をきっかけに、つながっていただきたい。もうひとつ、熊本の広瀬さんが大事なことを言ってくださいました。震災後に熊本のママさんたちが起業して頑張っていると。確かに災害はピンチです、がそれをチャンスに転化して起業する、新規事業を起こす人がいます。まさに起業家精神です。ピンチの時には、新しいニーズが生まれるのですから、災害は本当にショックで、辛く、大変です。が、立ち上がっていく起業力がまた大事なことなのだと、熊本の実例をお話ししていただき感動しました。つながり力、そして、ピンチはチャンスという言葉も、起業家仲間の合い言葉にしたいと思います」


プログラム 第3部


日本政策金融公庫にズバリ聞く!
「融資担当者は、実はこんなところを見ている」
&公庫さんへぶっちゃけ公開質問!

株式会社 日本政策金融公庫
国民生活事業本部 創業支援部 創業支援グループリーダー 奥田展久氏

ぶっちゃけ公開質問 進行
アントレManagers事務局 杉山元輝氏




「いつもはお話ししないことも、今日に限ってはお話ししようと思います!」と笑顔で登壇した奥田氏。その前振り通り、「え?!そこまでぶっちゃけていいんですか?」と進行役の杉山氏が驚くほど、事前に参加者から募った9つの質問と、場内からの挙手で飛び込んだ突然質問にも、快く回答いただいた。



「ズバリ、融資担当者は申請者の何を見て、融資をするしないを判断するのですか?」の回答では、「みなさん想像してみてください。50万円貸してほしいと言われたら、どう思いますか?どんなことを考えますか?」と奥田氏から場内へ逆質問も。



ほかにも、「すでに借り入れがあると、融資を受けづらいと聞きました。もともとの借り入れがどのような状況だと引っかかるのでしょう?」「一般的に融資を受けてから2年を経過しないと追加融資が難しいと言われていますが、実際のところはどうなのでしょう?」「融資担当の方を『女性にしてほしい』など、注文することはできますか?」「ソーシャルビジネス支援資金一定の要件を優先順位の高い順にご紹介ください」「融資にかかわること以外の相談も受け付けていますか? 受け付けている場合、どんな内容なら相談に乗ってもらえるのでしょうか?」などの質問に、図解や実例を交えてわかりやすく語っていただいた。



「公庫は、融資利用だけではなく、また創業に限らず、事業相談もしています。全国152支店で対面相談ができますし、全国各地で年間約350件のセミナーも開催しています。創業に関しては、152支店の『創業サポートデスク』のほか、電話で相談できる『創業ホットライン』もあります。部外のオペレーターではなく、創業支援の専門知識を持った公庫スタッフが対応しています(フリーダイヤル 0120-154-505[行こうよ!公庫] )。さらに、全国6カ所のビジネスサポートプラザには専門の資格者を配置し、1時間みっちりサポートが受けられます」

○日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/
○全国152支店の「創業サポートデスク」(予約不要)
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/sougyou07.html
○創業お役立ち情報
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/
○セミナー情報
https://www.jfc.go.jp/n/seminar/index.html

「かなり突っ込んだ内容でお話しくださりありがとうございました! この後のブース交流タイムには公庫さんのブースもあります。個別相談もできますので、どうぞご利用ください」


プログラム 第4部


NICe日記グランプリ2016 発表&表彰式
プレゼンター NICe増田紀彦代表理事


NICe日記グランプリ2016とは、NICeが全国の多様な人々がつながるコミュニケーションの場として提供しているSNSにて、2016年1月1日から10月31日までに投稿されたすべてのNICe日記を対象に、年間グランプリを決定する企画。各月ごとの月間最優秀日記を増田代表が選び、その最優秀日記10作品をファイナリストとして、NICeユーザー(SNS登録者)のWeb投票にて年間グランプリを決定した。その投票結果発表と、表彰式が行われ、発表とともにグランプリ作品が来場者へ配布された。




○準グランプリ 藤原純衛さん(神奈川県)
10月月間最優秀日記「町の小さな本屋がAmazonに対抗するために」

こちらNICeトップページにて公開中 http://www.nice.or.jp/archives/37277

◎初代グランプリ 青木さわ子さん(東京都)
7月月間最優秀日記「寝巻というか・・・」

こちらNICeトップページにて公開中 http://www.nice.or.jp/archives/36550



▼副賞は、刺し子によるNICeネーム入りのオリジナル座布団。しかし、その刺し子制作を担ったのは、なんとグランプリの青木さんご本人! そこで、副賞の座布団は準グランプリの藤原さんへ、準グランプリ副賞のNICeネーム入り手首枕は、次点の寺田勝紀さんへ贈られることに






▼NICeネーム入りのオリジナル座布団は、第8部から参加された藤原さんの手へ。副賞を制作したグランプリの青木さんとの記念撮影


※ファイナリスト最優秀日記10作品は
NICeトップページおすすめ記事「pickup! NICeな仲間の日記」からご覧いただけます
http://www.nice.or.jp/



プログラム 第5部


あなたの一票がグランプリを決める!
「第4回NICeなビジネスプランコンテスト」ファイナルステージ


「つながり力を発揮して、新たなビジネスを起こす!」。NICeの活動目的を推進するため、全国から新たなビジネスプランを募集し、その中から秀逸なプランを選抜して、事業化および事業発展のための様々な応援を行う取り組み「第4回NICeなビジネスプランコンテスト」(共催 日本政策金融公庫/・協賛 ケンテックシステムズ、リクルートキャリア アントレ)。

プログラム第5部では最初に、前回グランプリ「千年ジャケット」の大塚真さん(新潟県)からトロフィーの返還と、今回審査委員長特別賞を授与した鈴木晋平さん(福島県)のスピーチが行われた。






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そして、いよいよ「第4回NICeなビジネスプランコンテスト」ファイナルステージへ。
一次選考(書類選考)・二次選考(審査委員選考)を通過した上位5名のファイナリストたちが、ひとり5分間のプレゼンテーションを行い、その後、オーディエンス全員による投票でグランプリを決定するファイナルステージ(本選)へ!

コンテストの概要および審査方法は以下のとおり
http://www.nice.or.jp/archives/36470

・応募期間 2016年9月15日〜2016年10月31日
・応募総数 78件

・地域別
北海道1件 岩手県1件 秋田県4件 宮城県3件 福島県14件
茨城県2件 栃木県2件 群馬県2件 千葉県3件 埼玉県2件
東京都5件 神奈川県4件 新潟県2件 山梨県2件 富山県2件
愛知県4件 三重県1件 岐阜県1件 滋賀県2件 京都府2件
大阪府4件 兵庫県2件 奈良県1件 和歌山県2件 山口県1件
福岡県3件 佐賀県1件 熊本県3件 宮崎県1件 鹿児島県1件
・男女別 男性56件 女性22件

・審査委員
寺田勝紀氏 株式会社ベンチャーコンサルタント 代表取締役(大阪市)
菅沼之雄氏 株式会社エープランナー代表取締役(名古屋市)
川口佐和子氏 有限会社ワークショップ 代表取締役(東京都)
【審査委員長】
増田紀彦 一般社団法人起業支援ネットワークNICe代表理事

・審査方法
一次選考(書類選考)、二次選考(審査員審査)。
二次選考の審査員審査では、独自性、市場性、実現可能性、連携性の4項目に
対して各項目10点満点、合計40点満点で、4人の審査委員がそれぞれ採点。
上位5名が、ファイナルステージに進出。



・グランプリ決定方法
ファイナルステージにて上位5名が各5分のプレゼンテーションを行い、
オーディエンス全員による投票でグランプリを決定。

ファイナルステージの司会は、二次選考審査委員でもある
ベンチャービジネスカレッジ代表の寺田勝紀氏
寺田氏の呼びかけにより、来場者全員による「NICeプラン!」のかけ声で、
ひとり5分間ずつのプレゼンテーションがスタートした。



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赤穂雄磨さん(東京都)
「ハラル恩典ガイドブックで三方よし
日本の飲食店・特産物の利用拡大へ」





市川ゆきひろさん(滋賀県)
「『ナリワイ』を応援する、
端数ワークの紹介システム」





清水美子さん(大阪府)
「学生による大学での
子ども預かりサービス『OKE』」





長柴美恵さん(埼玉県)
「防災備蓄の社会的普及を目的とした
『防災備蓄のための収納を構築するプランナー』の育成」





萩原涼平さん(群馬県)
「孤独な高齢者を救う!
Zoomを活用した会話型見守りサービス」




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その後、オーディエンス全員による投票が行われた。
結果発表は、プログラム第7部にて。




プログラム 第6部


買って、語って、笑って、つながろう!
「NICeなブース交流祭り」


プログラム第6部「買って、語って、笑って、つながろう! NICeなブース交流祭り」は、50分間、参加者同士が出会い、知り合い、事業や人柄にも触れ合い、互いの価値、連携ビジネスのヒントを見つけ合うことを目的に企画されたプログラム。自社の宣伝や商品販売、地域活動の普及&無料試食、専門家による相談コーナー、地元名産のPRや展示などなど、NICeユーザーに限らず、NICe内外の個人や団体がさまざまな地域から思い思いの19ブースが出展。会場後方がブース祭りのスペースだ。最初に、アントレManagers事務局 杉山元輝さん(東京都)があいさつし、続いてブース盛り上げ隊長の鈴木尚登さん(秋田県)のかけ声により交流祭りがスタート!











ブースNo.1  秋田県由利本庄市 Be linked http://www.be-linked.jp/ 鈴木尚登さん
す~さん(鈴木さんの愛称)が選りすぐった“秋田の日本酒を飲む会 in つながり祭り”と題し、日本酒のカップ販売のほか、稲庭うどん、かりんとう、たまご、蜂蜜、いぶりがっこなどを販売。





ブースNo.2  岩手県下閉伊郡普代村 http://www.vill.fudai.iwate.jp/ 森田安彦さん&菅野伸二さん
岩手県普代村から、すき昆布応援隊の森田さん&菅野さん、さらに助っ人・静岡県の鈴木あやさんの3人で、普代村名産のすき昆布の試食販売を行った。また三陸自慢の海産物加工品は限定数での直送便予約受付も。





ブースNo.3 福島県いわき市 食処くさの根 http://kusano-ne.net/ 新谷尚美さん
食堂で人気の「毎日食べたいお母ちゃんの味!」を商品化した新谷さん。じゅうねんドレッシングと完熟ゆずまるごとのゆずドレッシング、自慢のサンマのじゅうねん干しの販売ほか、無添加&国産原材料のみでつくったサンマのポーポー揚げの試食提供も。パッケージデザインを担当したデザイン会社のみなさんもお手伝い。





ブースNo.4  福島県会津若松市 會空(あいく〜) Facebook 川上美和さん
大熊町から会津へ避難した川上さんのお母さんたちが手づくりしている、会津木綿のテディベア『あいく~』『しまく~』を販売。あいく〜たちの首のスカーフも会津木綿で、購入者が好みの色柄を選べるしくみも好評だった。




ブースNo.5 東京都台東区 谷中Kuu Home http://ameblo.jp/yanaka-kuu-home/ 青木さわ子さん
プログラム第4部でNICe日記グランプリ2016を受賞した青木さんは、東京の下町・谷中で、手づくりの刺し子小物と、職人雑貨のお店「谷中 Kuu Home」(やなか クウ ホメ)を営んでいる。青木さん手づくりの素敵な刺し子の作品、アクセサリーなどのオリジナル商品を展示販売した。





ブースNo.6 福島県須賀川市 柳沼美千子さん
第1回NICeなビジネスプランコンテストでグランプリを受賞した柳沼さん。その時に発表したプラン、希少な山葡萄のつるを組みあげたオリジナル製品の販売を行った。また柳沼さんは料理研究家でパンづくりの名人!つる製品購入者へは人気のアップルパイのおまけ付き。




ブースNo.7 東京都中央区 全国うまいもの交流サロンなみへい http://www.namihei5963.com/ 川野真理子さん&川野元基さん
第8部の「KUMAMOTO-Night Fever」被災地応援クイズ大会&大宴会のライブ会場でもあるなみへいさんは、12月の特産地域『熊本県玉名市』と『岩手県北リアス』の名産品を販売。みかんチップスや龍泉洞の水を使った龍泉洞珈琲など、川野さんお墨付きの品々が勢揃い。ほかのブースと商品がかぶらないようにセレクトしてくださったとのこと。





ブースNo.8 福島県いわき市 いわき遠野らぱん http://www.iwakitohno-lapin.co.jp/ 平子佳廣さん
福島特産野菜の「小豆むすめきたか」「御前人参」「南瓜黄色いハート」を使用した、体に優しい『野菜プリン』セット、コラーゲンを加えて美味しさを実現した『月色プリン』、青取りトマトジュースも販売。これは、青いトマトに完熟ラインが出てからのわずか3日間というトマトの最も美味しい時期、その3日間で瓶詰めした、生産者しか味わえないジュース!





ブースNo.9 新潟県柏崎市 笑足ねっと http://www.warakashi.net/  ばらんすもう協会 http://www.balance-sumo.org/ 白川正志さん
第2回NICeなビジネスプランコンテストで上位入賞した白川さん。その体幹バランスチーム対決ゲーム「ばらんすもうⓇ」実機の展示体験のほか、ロボット工学発想の「からだコミュニケーション型」社内研修プログラムをブースで紹介。体験型社内研修サービスを2016年12月より本格的にスタートしたという嬉しいニュースも。




ブースNo.10 三重県いなべ市 シズカナオニワ https://sizukanaoniwa.jimdo.com/ 萩名子さん
草や木に囲まれたスペースでランチつきワークショップを行っているシズカナオニワの萩さんは、敷地内に昔からある茶畑でつくった無農薬・自然肥料の「ウチのお茶」販売と、茶畑のある風景保全をはかる「ウチのお茶プロジェクト」の紹介を素敵なディスプレイで。




ブースNo.11 熊本県八代市 い草農家 やつしろ菜の花ファーム987 http://www.nanohana987.com/ 岡初義さん
八代平野で200年続く「い草」農家(栽培&畳表加工)7代目の岡さんは、い草の花瓶敷き、香雅美草(い草ドライフラワー)のほか、菜の花ファームのオリジナル商品、葉の花オイル、八代丸ごと酢イーツ ママ酢っぴん、菜の花蜂蜜などを、NICeつながり祭り特別大特価で!




ブースNo.12 千葉県南房総市http://www.city.minamiboso.chiba.jp/ 真田英明さん&小谷隆幸さん
三方を海に囲まれ、昔ながらの穏やかな里山もある自然環境豊かな千葉県南房総市。早春は、花畑と太平洋の青い海原とのコントラストも素晴らしく、イチゴ、ナバナなど食材もいっぱい。そんな南房総の魅力をPRしつつ、美味しいイチゴ『紅ほっぺ』の試食提供と、カスタードクリーム入りスイーツ『びわぱふ』を無料配布!




ブースNo.13 栃木県宇都宮市 デジロウ http://digirow.com/ 池田公也さん
第3回NICeなビジネスプランコンテストで奨励賞を受賞した池田さんは、新サービスのひとつ、協賛を募りたいイベント主催者向けサービス「協賛が集まるデジロウサーベイ」を紹介した。これは、イベント来場者へ10種類以上のグラフを使ってアンケートを実施すると同時に、アンケート参加者へは企業や商品のPRが行えるため、協賛企業にとっては魅力大だ。




ブースNo.14 東京都目黒区 amaguri bears creative http://masaakimaeda.com/ 前田政昭さん
フォトグラファー、グラフィックデザイナーとして活動する前田さんは、2016年の秋に出版されたばかりの写真集・染織作家 茂木蒼城(もてぎ そうじょう)氏の作品集『SOJO』をお披露目した。オールカラー84ページ、LPレコードジャケットサイズで、すべて前田さんが撮影している。購入はAmazonから。




ブースNo.15 東京都港区 中小企業基盤整備機構 http://www.smrj.go.jp/index.html 野木森 修さん
中小企業基盤整備機構の野木森さんをはじめ職員のみなさんが勢揃い。起業相談、経営相談をはじめ、中小企業経営者に嬉しい支援策などをわかりやすく説明。




ブースNo.16 東京都千代田区 防災備蓄収納プランナー協会 http://www.bichiku-shunou.or.jp/  長柴美恵さん
第2回NICeなビジネスプランコンテストで上位入賞し、2016年7月に一般社団法人を設立した長柴さん。今回もビジネスプランコンテストでプレゼンに挑んだ。防災用品は備蓄するだけではなく、万が一の時すぐに活用できる状態に、と、『備蓄と収納の知識』の向上に尽力。ブースではその活動紹介ほか、専門資格「防災備蓄収納1級プランナー」のテキストや、「防災備蓄準備に活かせる備蓄リスト」を紹介。




ブースNo17 日本政策金融公庫 https://www.jfc.go.jp/
プログラム第3部でぶっちゃけ回答をくださった日本政策金融公庫の奥田展久さんと石田雅一さんが、創業&融資の相談や質問に個別対応。




ブースNo18 リクルートキャリア アントレ http://entrenet.jp/
第3部の進行を務めたリクルートキャリア アントレの杉山さんらは、雇われない生き方が探せる独立情報誌『アントレ』の販売のほか、2016年夏よりスタートした、開業者対象の事業継続・成長支援サービス『Managers』https://entrenet.jp/managers/の経営者役立ち情報を紹介。





ブースNo19 NICeみんな http://www.nice.or.jp/
第1回・第2回・第3回NICeなビジネスプランコンテストの紹介、同グランプリ受賞者のその後の活躍報告、2016年のNICe活動報告&笑顔紹介、プログラム第4部で発表&表彰式を行ったNICe日記グランプリ2016のファイナリスト全10作品、そしてNICe誕生から現在までの主催イベント歴などを展示。







プログラム 第7部


栄冠は誰の手に?!
「第4回NICeなビジネスプランコンテスト グランプリ」いよいよ発表!




ドラムロールとともに、5名のファイナリストの氏名がプロジェクターに映し出され、優秀賞、準グランプリ、グランプリの順に発表!
また、二次選考で確定していた奨励賞と審査委員長特別賞もあわせて表彰式が行われた。

○奨励賞 6名

青木元太さん(東京都)
「Perfect Simple Guide」

岡崎大輔さん(和歌山県)
「日本初! 眠れるカフェ(カフェニードラ) 4時間の睡眠を、20分の瞑想で」

笠井康平さん(宮城県)
「農家と農家、農家と消費者をつなぐプラットフォームサイト」

志賀晶文さん(福島県)
「【戸建劣化診断事業】  ~停滞する日本の中古市場の活性化に渇!~」

津村和弘さん(神奈川県)
「助っ人バッグの製造・販売」

松井裕樹さん(奈良県)
「宅配型ロードバイクのレース用高級ホイール貸し出し事業(レンタル業)」





○審査委員長特別賞 2名

小山昭則さん(熊本県)
「熊本地震から学ぶまちづくり
~ICT技術を用いた決め細やかな物資支援~」

鈴木晋平さん(福島県)
「地方活性 人材アーカイブサービス」




◎ファイナリスト


表彰式のプレゼンターには、共催の日本政策金融公庫 奥田展久氏、協賛のリクルートキャリア アントレ 三田村淳氏、前回2015年の第3回NICeなビジネスプランコンテストグランプリの大塚真さん、準グランプリの鈴木尚登さん、そして審査委員のみなさんが登壇。さらにファイナリスト5名には賞金のほか、優秀賞受賞者へは、熊本県八代市の岡初義さんから『八代丸ごと酢イーツ ママ酢っぴんセット』が、準グランプリ受賞者へは、福島県会津若松市の會空(あいく〜)の川上美和さんから『あいく〜』が、グランプリ受賞者へは、岩手県普代村の森田安彦さんから、アワビと水タコ・いくらセットが目録で贈られた。

○優秀賞
赤穂雄磨さん(東京都)
「ハラル恩典ガイドブックで三方よし
日本の飲食店・特産物の利用拡大へ」

市川ゆきひろさん(滋賀県)
「『ナリワイ』を応援する、
端数ワークの紹介システム」

長柴美恵さん(埼玉県)
「防災備蓄の社会的普及を目的とした
『防災備蓄のための収納を構築するプランナー』の育成」









○準グランプリ
清水美子さん(大阪府)
「学生による大学での子ども預かりサービス『OKE』」







○グランプリ
萩原涼平さん(群馬県)
「孤独な高齢者を救う! Zoomを活用した会話型見守りサービス」










表彰式後、2次選考の審査委員を務めたおふたりからひとこと。



川口佐和子氏 有限会社ワークショップ 代表取締役(東京都)
「ファイナルの5名のみなさん、どれも素晴らしいプランで2次審査では甲乙付け難かったです。ですので、どうぞ優秀賞の方も自信を持って進んでいただきたいです。事業を起こし法人となるということは、法律によってそぎ事業に人格が与えられるということです。法人にすることは、新しい命が生まれることです。新しい命を育てる、人を育てるには、食費も給食費も学費も要りますよね。同じです。しっかりと儲けられるビジネスにして、20年30年と続く事業にしていただきたいと思います」



菅沼之雄氏 株式会社エープランナー代表取締役(愛知県)
「本当に順位をつけるのが厳しいほど、素晴らしいプランばかりでした。これまでNICeなビジネスプランコンテストのファイナルステージは全回参加していますが、今回は特に濃い。今日この日、この場に立てたことを自信にしていただき、大いに自慢していただきたいです。ご承知のこととは思いますが、事業プランですから、今回の受賞はゴールではありません。実現し、続けていくことで、地域へ還元する、社会に貢献できると思います。ぜひ頑張ってください」


○増田紀彦審査委員長から総評



「応募プラン全体の総評をしたいと思います。総数は78名。決して驚くほど多い数ではありませんが、すでに事業を営まれている方、若い人からの応募も多く、非常にレベルが高く、激戦中の激戦でした。この78件のプランがすべて実現したら、世の中が良くなるだろうと思いました。あらためて、NICeが募集したことで、これだけの知恵を引っ張り出すことができ、その実現を応援することの意義を痛感させていただきました。

今回顕著だったのは、若い世代の応募が多かったことです。78名中の13名が20代、大学生も多かったです。私は、自分でビジススを起こすために大学で学ぶ、という考え方を提案していますが、実際、今回の準グランプリの清水さんも大学生、奨励賞の青木さんと笠井さんもそうです。入賞の3名が大学生。非常に若い人たちに期待できると思いました。

もうひとつ顕著だったこととして、14件が福島県からの応募でした。NICeと福島のご縁は深いものありますが、NICeが応援するだけではなく、震災後にこれだけのプランが寄せられるほどになりました。福島県勢では志賀さんが奨励賞に入賞してくれて嬉しく思います。

また、今回初めての傾向として、過去3回は東日本からの応募が多かったのですが、今回は関西からの応募も増えました。優秀賞の市川さんは滋賀県、奨励賞で和歌山県の岡崎さん、奈良県の松井さんと、関西勢も頑張り、第4回にして日本の東西から、まんべんなく素晴らしいプランが出てきました。

内容面では、社会問題をビジネスで解決しようというプランが多く寄せられました。地方活性、農業改革、弱者・女性支援、外国人対応、防災、災害復旧など、ひと昔前は公が取り組むようなことを、もう待っていられないという民間の気概を感じました。ほかにも中古住宅の流通、空き家問題解決のプランが3件と、世の中の変化を反映したプランが出てきました。一方、オートバイに関連したプランが3件、スマホを活用するプランも複数ありました。



今日プレゼンができなかった奨励賞の方々のうち、会場にいらしている4名の方のプランを簡単にご紹介します。

「Perfect Simple Guide」の青木元太さん。東京のショッピングビルへ入ったものの、どこに何があるのかわからない。そこで、QRを読み込むとストリートビューのように矢印が表示され、案内してくれるというサービスです。建物内ではGPSがとれないという弱点を解決するものです。青木さんは広島ご出身で、上京した時に東京の複雑さにびっくりしたと。なぜこのプランを思いついたのか、自分の中から生まれてきた説明があり、その動機にも説得力ありました。

「農家と農家、農家と消費者をつなぐプラットフォームサイト」の笠井康平さん。ご実家が農家ということで、これもまた動機にぴんときました。農機具のシェアを進めようというプランです。1台何十万円もするような農機具を各農家さんが持っている、これはもったいない。確かに共同利用もあるのですが、うまくシェアする方法がない。それをWEBで解決しようという素晴らしいプランです。



「【戸建劣化診断事業】  ~停滞する日本の中古市場の活性化に渇!~」の志賀晶文さん。福島県いわき市小名浜で塗装業を営んでいるだけに、劣化問題に着目されています。海外の場合、住宅の流通に新築はほとんどなく、8割は中古です。しかし日本は逆で、中古流通は10%。空き家の話もありましたが、使える家を放っておいて、新築する、なぜか。それは中古住宅を購入した後で、たとえばシロアリがいた、実は壊れていた、など、後からトラブルが出てくるからです。ならば劣化診断して、きちんと大丈夫だと証明して、中古住宅の活性化をしようというプランです。非常に期待したいと思います。

「助っ人バッグの製造・販売」の津村和弘さん。これはウケました! 傾斜地域での暮らしは坂道が大変です。そこで津村さんは、坂道生活を楽にする、折りたたみ式のキックボードを考案されました。軽量で持ち歩けるので、上り坂では荷物を運んだり自分の歩行を補助したりするものです。応募には図面も添付いただきました。素晴らしいご提案、ありがとうございました。

どうですか、みなさん。ファイナリストに負けていない、いやいや、こちらのほうがグランプリなのではと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。奨励賞のレベルも非常に高いです。さきほど審査委員が『審査に悩んだ』と言っていたことも納得いただけたと思います。

さまざまな課題に対して、これほどのアプローチをする起業家がこんなにいるのだと感激しました。もちろん事業化はアイデアだけでは実現しません。実現させるための課題がたくさんあると思いますので、今日いらっしゃるみなさん、どうぞ互いに応援して助け合って、素晴らしいプランの実行に向けて頑張っていただきたいと思います。

審査委員長特別賞のおふたりの紹介もします。「地方活性 人材アーカイブサービス」の鈴木晋平さん。鈴木さんがいなかったら、NICeと福島県のつながりはこれほどなかったでしょう。3.11以降、NICeメンバーは個別にいろいろな地域へ応援に行っていましたが、震災の翌月に、『今のうちに、復興する前に、見に来ないとチャンスを失うよ』と、面白い誘い方をしてくださったのが鈴木さんです。『見に来てください』と。当時、自分たちに何ができるのかと悶々としていた時に、鈴木さんの案内で初めてお邪魔したのが福島県新地町です。自分たちにできること。行くだけでも力になることを実感させてくれた恩人でもあります。ご自身もご苦労されながら、今回のようなご提案をくださったことに感激し、委員長特別賞を贈らせていただきました。鈴木さん、ありがとう。



審査委員長特別賞はもうおひとり、今日はご出席がかないませんでしたが、熊本県の小山昭則さん。小山さんは、第1回から熊本の資源を使ったアイデアを毎回出していらっしゃいます。さすがに今年は地震もあって応募は無理かなと思いました。しかし、震災の経験を糧にして、復興の取り組み方のプランを出してくれました! 災害は辛いことですが、でもそこから小山さんのような、鈴木さんのような人が出てきて、こうして一緒に頑張れる。災害が多い日本列島は大変ですが、だからこそ、支え合ったり一緒に頑張っていけるんだという思いを込めて、委員長特別賞をおふたりへ贈りました。



そしてファイナリスト5名の入賞者のみなさん、よく頑張りました。みなさん、もう一度、頑張った5人へ、そして思いを込めて投票してくだったみなさん自身へも、大きな拍手をお願いします。どうもありがとうございました」



フィナーレ


最後に小林京子理事から。

「こういうイベントの場合、普通は最初に偉い人が出て来てごあいさつ、最後も主催者が終了のごあいさつ、なのでしょうが、NICeではそれがありません(笑)。今日は参加するために来たのに、あれ?なぜか手伝っている、という方もいらっしゃったと思います。NICe祭りはみんなでつくり上げる場です。今朝もツリーを運ぶためだけに来た仲間、配布のチラシを送ってくれた方、クリスマスデコレーションをつくって送ってくれたNICeメンバーもいます。誰かが誰かに偉そうに感謝をする場ではない、みんなでつくったこの場です。ですので最後のしめのエールは、自分へ、ここにいる人全員へ送り合うエールをしましょう!」

審査委員も務めたNICe理事の菅沼之雄氏の1本締めで、NICeつながり祭り2016 第1部〜7部は幕を閉じた。





通常のNICeイベントでは、この後、懇親会へとなるのが常だが、今回のつながり祭り2016は違う。
記念撮影後、参加者全員の協力により、わずか15分で会場内を片付け、現状復帰!
そして、次のプログラムへ。

小林理事のかけ声で、移動チームが急遽結成され、タクシーに分乗し(地下鉄を利用するよりもワリカンで割安)日本政策金融公庫 東京中央支店のある中央区新川から、同区日本橋本石町にある全国うまいもの交流サロンNAMIHEI(なみへい)さんへ大移動。第8部「KUMAMOTO-Night Fever」がスタート!


プログラム 第8部


NAMIHEI(なみへい)supports
KUMAMOTO-Night Fever


NICe賛助会員の川野真理子さんが営む全国うまいもの交流サロンNAMIHEI(なみへい)は、月ごとに特産地域を定め、メニューを提供し、各地の食財や郷土料理のPR、ご当地自慢のイベント協力など、 地域交流のコミュニティサロン、地域活性の情報交換の場として著名な飲食店。3.11以降、被災地応援にも尽力している。
今回はNICeつながり祭り2016 第8部「KUMAMOTO-Night Fever」と題し、熊本県から参加したNICeメンバーのトーク&トーク、増田代表プロデュースによる「ハズレなし&もれなく豪華景品つき! 被災地応援 大クイズ大会」が行われた。


▲▼熊本の起業家トーク&トークの司会進行は猪瀬記利さん。岡 初義さん(熊本県八代市)と広瀬美貴子さん(熊本市中央区)に、「熊本地震発生のあの日どうされていましたか?」「現在の熊本はどんな状況ですか?」「得たことはありますか?」「ここにいる仲間たちへアドバイスを」の4項目について率直に語っていただいた



「助け合う、つながるということの大切さを究極の場面では身につまされます。日頃からネットワークが大切だと実感しました。いろんなネットワークがあると思います、たとえばNICeのような起業家の会、法人会、同友会、また地域でも同様です。助け合えるネットワークづくりをしておくことが、災害に際しては強いのではないかと思いました(広瀬さん)」



「災害は必ず来るということです。他人事ではありません。助け合える、支え合う、日本人の心の中の強さ、おもてなし、ねぎらい、日本人の素晴らしさをまじまじ感じました(岡さん)」


▲▼福島県富岡町で被災した遠藤さんの音頭で乾杯!この後、お料理とアルコールが程よく入ったところで、増田代表プロデュースによる「ハズレなし&もれなく豪華景品つき! 被災地応援 大クイズ大会」が、12チームに分かれた対抗戦でスタート!







▲▼クイズ大会の結果、好順位のチームから好きな景品を選んでいった。景品は、東北&熊本からの選りすぐりの品々。
岩手県普代村の上神田精肉店オリジナル昆布だれ、JAふくしま未来そうまのライスプリン、いわき遠野らぱんのポタージュ、福島の日本酒、熊本スーパーウーマンプロジェクトのクッキー&ハーブティセット や陶器アクセサリー、新潟県からも応援のお餅など、参加者全員が嬉しそうにお土産を持ち帰った


▼なみへい店長の川野元基さんのあいさつ、愛知県のNICe協力会員・永田宗士さんの3本締めで8部おひらきに


▼引き続き同会場で行った第9部に、2016年5月開催のNICe頭脳交換会in会津に参加した笹屋 皆川製菓(ささや みなかわせいか)の渡部美佐さん姉妹が登場!再会を祝して



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【出演者】

○参加されたみなさん全員

○第2部 頭脳交換会 グループリーダー&サブリーダー
A 石田恵海&森田安彦(岩手県普代村)
B 野田哲也&米津友市(福島県南相馬市)、鈴木晋平(福島県福島市)
C 小谷野幸夫&志賀晶文(福島県いわき市)
D 澤 曉史&広瀬美貴子(熊本県熊本市)
E 白川正志&平子佳廣(福島県いわき市)
F 菅沼之雄&新谷尚美(福島県いわき市)
G 山内憲司&柳沼美千子(福島県須賀川市)
H 千葉陽子&岡 初義(熊本県八代市)
I 西尾 望&川上美和(福島県大熊町)
J 古沢 繁&遠藤義之(福島県富岡町)


【スタッフ】

○進行隊
・隊長および現場総監督/小林京子
・補佐 副隊長/上西和信
・隊員/村上利幸
・総合司会/梶田香織
・タイムキーパー:西尾 望、船越 愛

○設営隊(&撤収)
・隊長/澤 曉史
・隊員/その時に居た人 全員

○搬入・配布物スムーズ隊
・隊長/長柴美恵
・隊員/その時に居た人 全員

○おもてなし隊
・隊長/古沢 繁
・副隊長/桑原 陵
・受付/古沢 繁 、長柴美恵
・会計・精算隊長/安藤愛子
・会計補佐/千葉陽子

○NICeなビジネスプランコンテスト隊
・隊長/増田紀彦
・副隊長/菅沼之雄
・ビジネスプランコンテスト司会進行/寺田勝紀
・投票箱隊/菅沼之雄、安藤愛子、千葉陽子

○NICeな表彰式隊
・隊長/増田紀彦
・副隊長/石原道隆
・表彰レディ/千葉陽子
・誘導/進行隊

○ブース隊
・隊長/鈴木尚登
・隊員/19ブース出展のみなさん

○8部 先発準備隊
・隊長/石田恵海
・副隊長/桑原 陵
・受付/安藤愛子
・仕込み/猪瀬記利

○8部 フィーバー隊
・企画・進行/増田紀彦、猪瀬記利

○特殊任務 搬入出&運搬
・前田政昭

○特殊任務 NICeツリー
・隊長/滝上耕太郎
・ツリー本体提供/長谷川文彦
・美術装飾
 スペシャルデコレーション制作提供/田村康子
 美術監督/青木さわ子

○特殊任務 オープニング映像製作&音響画像演出
・監督・製作/上久保瑠美子
・監督補佐/小谷野幸夫
・監督応援/小倉大樹、上久保静江

○特殊任務 記録隊/森田安彦、岡部 恵

【協賛】
全国うまいもの交流サロン NAMIHEIなみへい
有限会社 ケンテックシステムズ
株式会社リクルートキャリア アントレ

【共催】
株式会社日本政策金融公庫

【主催】一般社団法人起業支援ネットワークNICe

【運営】
NICeつながり祭り2016実行&応援委員会
委員長:増田紀彦代表理事




撮影/森田安彦、岡部 恵
取材・文/岡部 恵

今後の予定
2017年3月18日(土)
福島のチャレンジに続け! 東北発!全国の起業家応援スペシャル NICe頭脳交換会

詳細&参加申込みはこちら http://www.nice.or.jp/archives/37390

そのほかの活動予定一覧はこちら
http://www.nice.or.jp/real_schedule

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